宝くじで1等が当たる確率はどれぐらい?高額当選した際の賢い使い方とは
宝くじが発売される時期は、一夜にして億万長者になった自分の姿を想像して、何にお金を使おうかと想像が膨らみますね。しかしその宝くじの当選確率をご存じですか? そしてもし高額当選した場合のオススメの使い方とは? すでに高額な資産を持つ生活コスト削減コンサルタントの生方正さんに伺いました。
1等の宝くじが当たる確率とは?
毎年高額当選することを夢見ながら宝くじを買い続けている方もいらっしゃると思いますが、宝くじが当たる確率をご存じでしょうか? 小額の当選金まで含めた宝くじの当選確率は約45%。意外に高いと思って期待が高まるかもしれませんが、その中で1等が当たる確率はおよそ0.0001%です。競馬やパチンコ、競輪、競艇などの公営ギャンブルの還元率が70~80%なのを考えると、宝くじで購入した金額を上回る当たりを引ける確率は低いということです。
高額当選したら、翌年は高額な税金を支払うの?
よく、高額当選したら翌年に高額な所得税を支払わないといけないのでは、と思われる方もいると思いますが、それは必要ありません。宝くじの当選金は非課税所得と定められているため、宝くじで1億円が当たっても、所得税や住民税を払う必要はないのです。宝くじが当選しても確定申告をする必要もないということです。
しかし実は、宝くじを購入した人は全員税金を払っています。それも買った時点で地方税として40%も。宝くじ1000円を買ったとしたら400円を税金として支払っていることになります。高額当選した人から所得税を取るよりも、宝くじを買う人から広く税金を徴収したほうが、結果的に税金を取ることができるわけです。
当選金を人にあげたら、受け取った側に贈与税がかかる
「宝くじが当たったら1割あげるね」という人もいますが、1年間に110万円以上お金を人にあげたら、受け取った側に贈与税がかかります。たとえそれが家族だとしても贈与税が発生するので注意が必要です。
当選金の賢い使い方は?
高額当選した場合、その使い道としてローンの返済や住宅の購入などを真っ先に考える方も多いと思いますが、私が最もお勧めする使い道は自己投資、次に資産運用、そして住宅ローンの返済です。ローンの金利が低い場合は、ローンを返済するより、高額当選で得たお金を3~5%程度の手堅い投資で運用した方が効率が良いのです。1億円の5%は500万になりますので、高額なお金をさらに増やすことができます。ただ知識なく投資することは大変に危険なことです。最初に時間とお金をかけて投資について学ぶことから始めてみるのがいいでしょう。
宝くじで高額当選したとしても、本当にやりたいことのためにお金を使う人は一部で、大半の人は目の前にあるほしいものに使って終わりです。宝くじで夢を買い続けるくらいなら、やりたいことを達成するためにはいくら必要なのかを逆算して、月々確実にお金を貯めるほうが確実かもしれません。
取材、文・山内ウェンディ 編集・横内みか