「過去形」で書くことが大事!ママでも夢を実現させる方法とは
世の中には、ママであっても主婦であっても着実に目標に向かって突き進み、夢を実現させる人がいらっしゃいますよね。育児や家事に日々追われながら過ごしていると、そんなことは自分にはできないと思いがちですが、「目標を見えるところに書いて1日1回確認することで夢は叶います」とおっしゃるのは、生活コスト削減コンサルタントの生方正さんです。目標を持つことの大切さ、それを実現させる方法を伺いました。
常に目標を確認すればモチベーションが上がっていく
あなたは年間目標を決めていますか? 決めている人はどこに目標を書いていますか? 前回、手帳に自分の行動などを記録する大切さをお伝えしましたが、もう一つ大切なことは、「手帳に目標を書き、毎日1回はその目標を目にすることで、ご自身が思い描く夢が叶う」ということです。
『成功の9ステップ』の著者、ジェームス・スキナー氏によると、「明確な目標を立てる人はわずか3%」で、「その中で目標を書いた紙を持ち歩いている人はわずか1%だけ。この1%の人たちが社会の行方を決めている」のだそうです。社会の行方を決めるといった壮大なことを言っているのではありませんが、小さなことでもいいので目標を持って、毎日それを確認することでモチベーションが上がっていきます。そうすると自然と行動が促されて、その結果手帳に書いた夢が実現するのです。
目標達成を高めるには「過去形」で書く
私が2018年の年始に示した目標をご紹介すると、「私は本を出版した」「私は語学留学をした」「私は講演を実施した」と書かれています。お気づきと思いますが、目標はすべて過去形で書いています。これはなぜかというと、過去形で書いた方が目標の達成率が高くなると聞いたことがあるからです。
目標は、「語学留学」といった長期的なものもあれば、そう言った目標を達成するには健康でいなければならないため、菓子パンを週1つしか食べない、炭酸飲料を週に1度しか飲まないといった短期的な目標も立てています。このように、長期的な目標をまず決めて、それを達成するには日々何をしていくといいのかという短期的な目標を決めていくことが大切です。
すでに目標を考えている方もいると思いますので、すでに目標がある人は具体的に掘り下げて、また目標を書く際には過去形で書くことを心がけてみてはいかがでしょうか。
消極的な目標になってしまうときはいろんな経験をしよう
目標を考えるとき、年齢を重ねてくと実現可能かどうかを考えて、消極的な目標になってしまうことがあります。また、長いこと家事や育児に専念して目標など考えてこなかったという場合は、目標を決めることさえも難しいかもしれません。
そんなときは、いろんな本を読む、本を読んで感銘を受けた人のセミナーに参加する、そしてセミナーに参加したら志の近い人達と話しをするなど、新しいことにトライして、自分の経験値を増やしながら、自分が本当にやりたいことを探すことが大切なのです。
やりたいことが見つかったら、今度はそれをやるために時間をつくる、時間をつくるためには不必要な時間や行動を減らして目標に向かって行動するといいでしょう。自分や社会がプラスになる目標なら何でもいいと思います。いろんなやりたいことを模索していき、目標ができたらそれを書き出し、毎日目にすることで目標はきっと達成できるでしょう。
取材、文・山内ウェンディ 編集・しのむ