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本当に?お義母さん「うちの子は反抗期なんてなかったのに」 わが子と私の育児を否定する発言、どうさばく?

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多かれ少なかれやってくるであろう、わが子の反抗期。かわいかったわが子が親に暴言を吐いたり反抗したりするのは、親として悲しく、また対応に苦慮するところでもあります。さらにもし義母から横やりを入れられていて事態がややこしくなっていたら……あなたならどうしますか?

こんなご相談がありました。

『娘中1、昔から義母に懐かず、顔も私似。要領が悪く口下手。息子小4は旦那似。要領がよく義母は溺愛。
娘が反抗期で義母とうまくいきません。毎日毎日、「うちの子達は反抗期なかった」と言われます。娘も目に余ることが多々あるので、うるさがってもその度に注意しますが、横から義母が入ってくるのがストレスです。旦那から言ってもらってもおさまらず。自分の育児を否定されているみたいで悲しくなります。同じような体験した方いませんか?』

「うちの子は反抗期がなかった」、すなわち、「孫に反抗期があるのは親の躾のせい」と暗に息子の嫁を批判されているわけですね。ご自分のひいき目で孫が悲しい思いを持ち続けているからだとはきっと微塵も思っておられないのでしょう。

これはわが子が思春期を迎えたときの義母あるあるなのでしょうか? 同じような状況のママさんたちが体験談を寄せてくれました。

よく言われる!自分の育児を否定されているみたい

義母が言う「うちの子は反抗期なかったのよ~」「こんなことしなかったわ~」。その言葉にいったい何の意味があるのでしょう? 息子の嫁や孫が聞いたら傷つくに決まっているのに……。

『うちも隣に住んでるのでよく言われますよー。「私はこんなことさせなかった!」とか親の躾を大批判(笑)。でもお世話になってるので聞き流しです』

『義母っていちいち自分の子育てと比べてくるよね』

『毎日ってことは同居っぽいね。贔屓する義母の存在も娘さんにとってはキツい話じゃない? それに娘さんの反抗期はただのキッカケでお義母さんはあなたに嫌味を言いたいだけじゃない?』

『そんなばあさんだから反抗するんだよ』

いやいやお義母さん、あなたの息子をよく見てください……

そんな「反抗期がなかった」と主張するお義母さま方が育てた息子である、われらが旦那さまたち。「いや? 反抗期あったよ?」と仰っていますけど……?

『言う言う! あんたの息子、すごい道を外れた青春時代だったんですけど…? 見てなかったの?』

『言う! けど義母はフルタイム正社員で家計を支えてて、実際に3人の子どもを子育てしたのは死んだ婆ちゃんだからね。旦那も、俺は婆ちゃんに育てられたと言ってるから「ハイハイ」と聞き流してる』

『おたくの息子も好き嫌い多いし炊事できないし、40後半まで独身でギリギリもらってあげたのに何言ってんだーぐらいに思ってますけどね』

『「反抗期なかったの?」と聞くと旦那は「普通にあったよ!」って言ってる』

『うちの旦那は「思ってることはたくさんあるけど、親が聞く耳持たなくて面倒臭いから言わないだけ」と私にはいつも言ってます』

反抗期の程度はそれぞれ、年を取ると思い出は美化されていく

結局のところ、「親へ反抗したかどうか」なんて、受け取る側の意識によるものです。子どもが意を決して行った「自己主張」でも親は「反抗」と思う時もありますし、逆に子どもが「親への反抗」をしたと思っていても親は「かわいい自己主張」と思っているかもしれません。
そしてその親の思い出も年月が経つにつれて、徐々に美化されていくか、もしくは忘れていくもののようです。「反抗期なんてなかった」というその言葉、美化もしくは風化された記憶から来ているかも。

『反抗期なかったってよく言われたけど、ふーんって感じであまり気にしなかったな。「気付いてないだけで普通にあったと思う」って旦那も言ってるし気にしないでおこう!』

『うちの義母も「イタズラしたりとか、反抗期とかなかったわ~誰に似たのかしら?」イタズラばかりするうちの子見ながら言うよ。でも、旦那と義妹に聞いたら「そんなわけあるかーい(笑)。イタズラして布団叩き持っておっかけられたり、正座させられたりしたし!」って言ってた。年を取ると都合悪いことは忘れて美化されるんだなと思ったよ』

『大丈夫。反抗期があったの忘れてるか、反抗期だって気づかないくらい鈍感だっただけだから。そんなお姑さんは長い目で見れば楽だよ。悪いことあっても良いことがあれば記憶を良い方へ書き換えてくれるから。今は面倒かもしれないけどね』

『うちも言われたから「反抗期が無いのは逆に問題ある場合が多いって本に書いてありました~」って言ったら「全く無かったわけじゃないのよ!」と言い出した(笑)』

ママさんたちの、お見事なスルー&切り返しでした。投稿者さんの娘さんの反抗期に対しては、

『反抗期は親のせいではないから大丈夫』

『お母さんだけは娘さんの味方でいてあげてね』

との温かいアドバイスが寄せられていました。

義母とわが子の板挟み状態からの脱却には、ともかく義母の横やりをうまく回避する方向へ持っていくのがひとつ、わが子の為になる方法となりそうですね。「反抗期がなかった」とは自分が傷つかないように義母が勝手に言っているだけと思って、敢えて気にしないという、大人のスルー力を発揮してみるのはいかがでしょうか。

文・しらたまよ 編集・しのむ

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参考トピ (by ママスタコミュニティ
義母『うちの子達は反抗期なかった』