狭い上に物置になりがち?持ち家住みの”ママの部屋”事情
あこがれのマイホーム! 自宅をイチから作っていく場合の大きな利点は、自分たちの意向に合わせて間取りを好きなようにできることですよね。「大きなウォークインクローゼットがほしい」「将来は子ども部屋をふたつに仕切れるように」など、希望に合わせた間取りを作ることができるわけです。最初から決まっている間取りに生活スタイルを合わせていかなければならない賃貸住まいからすれば、なんともうらやましいところかも?
では、もしこれからマイホームをイチから作るとしたら。自分の部屋はほしいですか? それとも不要ですか?
「私のお城」とはとても呼べそうにない、ママの部屋
ママスタコミュニティに上がっていたのは、マイホームを持つママたちの「自分の部屋事情」。ひと昔前なら「自室のあるママ」はあまりイメージできなかったかもしれませんが、このトピックに声を寄せてくれたママたちがたまたまだったのか「自室あり」派が約7割と多数でした。
『自分の部屋がどうしてほしかったから、小さいけど作ったよ。ハンドメイドが趣味だから、完全に作業部屋になっています』
『4畳で作ったけど、何もない。パソコンデスクとゲームのモニター、ゲーム機が置いてあるだけ。完全にゲーム部屋』
『狭いけど、ある。ペットのトリミング室にしている。トリミング用のテーブルもあるし、ドッグ用の浴槽とかドライヤーとか』
『あるよ。でも今のところは、物置。私も「部屋でミシンとかを使いたいな」って思ってたけど、リビングでやるほうがラクだから。結局実現していない』
「あり」派のママたちの意見をまとめると、自分の部屋というよりは作業部屋……。「何も置いていないし、使ってもいない」というママもいました。
自室に置きがちなものとしては、場所を取りやすいミシン。「5畳しかないから、ミシンを2台置いたらもう場所がなくなった」という人も。共通しているのは、けっして広くないことです。マイホームを作るときの設計図に最初から入っていたわけではなく、「作れるのなら」とオマケ的に生まれたパターンが多いのかも?
家中すべてが自分好みだから、自室がなくてもOK!
「自室なし」派のママも、もちろんいます。とはいえ「ほしかったけれど、ない」のではなく、みずからすすんで「なくてもいい」というママもいるようです。
『部屋はあまっているけど、とくに自分の部屋ということにはしていない。専業主婦でずっと家にいるから、家具や家電も私の好み優先で揃えさせてもらった。だから家全体が、自分の趣味。ミシンがけはリビングでします』
『ないよ。パソコンはキッチンの背面収納にしたし、作業台はリビングの一角に。洋服や小物類は、ウォークインクローゼットに収納している。あとはリビングの壁にスピーカーを取りつけて、いつでも好きな音楽が聴けるようになってる。全体的に自分の希望どおりに配置できたから、部屋はいらなかった』
『ない。私のものは夫婦の主寝室と、ウォークインクローゼットに固めてある。ダンナの私物は、自分の趣味部屋にある』
自室がなくても不満がないのは、家全体を自分のもののように感じられるからなんですね。それはそれでうらやましいことです!
自分の部屋がほしくなるのは、やはり「ひとりの時間がほしいとき」。パパがほんの20〜30分でも子どもを見ていてくれるあいだに、ひとりきりの部屋にこもってのんびりカフェオレでも飲む時間があれば……。ママのストレスもかなり減りそうな気がしませんか? 自分の部屋を持たないママたちは、時々でも”ひとりで過ごす時間”を作ってリラックスしてくださいね。
文・鈴木麻子 編集・しのむ
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