「おにぎりアクション2018」11月20日まで開催中!おにぎりの写真を投稿してアフリカ・アジアの子どもたちに給食を届けよう
おにぎりの写真をSNSに投稿するだけでできる支援があることをご存じでしょうか? おにぎりに関する写真を撮ってSNSに投稿すると1枚につき5食分の給食を、貧困や飢餓に苦しむアフリカやアジアの子どもたちにプレゼントすることができます。それが「おにぎりアクション」です。
みんなで「おにぎりアクション」に参加してみませんか?
手軽に簡単にできる支援、それが「おにぎりアクション」です。筆者も昨年この活動を知り、中学生の子どものお弁当におにぎりを入れたり、自分の昼食をおにぎりにしてみたりと積極的に参加しています。SNSにおにぎりの写真が沢山投稿されていて、まるでお祭りに参加しているような気分になります。その「おにぎりアクション」への参加方法はとてもシンプルで明快です。
2.おにぎりの写真を撮る
3.ハッシュタグ「#OnigiriAction」をつけてSNSに投稿する
この3つのアクションを行うだけで、日本から遥か遠いアフリカの子どもたちや、アジアの子どもたちに5食分の給食をプレゼントすることができます。参加するための登録手続きや、対象商品を購入するなどの制約は一切ありません。ただ、おにぎりの写真を投稿するだけというシンプルさが「おにぎりアクション」の魅力です。おにぎり写真の投稿は1人1枚のようなルールもありませんので、期間中であれば何度でも投稿をすることが可能です。
「おにぎりアクション2018」の開催期間
2018年のおにぎりアクションは10月10日(水)にスタートし、11月20日(火)まで開催されています。おにぎりアクションの取り組みを行っているのは、世界の食料問題の解決に取り組む特定非営利活動法人「TABLE FOR TWO International」です。日本の食で世界を変えたいという願いのもと「おにぎりアクション」は始まりました。給食が世界の子どもたちへプレゼントされる仕組みは、おにぎり写真の投稿1枚につき、給食5食分相当になる寄付(100円)を協賛企業が行います。集まった寄付金は「TABLE FOR TWO International」が世界の子どもたちに給食をプレゼントするという流れです。
おにぎりは買っても、作ってもOK
朝ごはんに、子どものお弁当に、おやつに。ママの手作りでも、コンビニやスーパーで買っても、おにぎりであれば全く問題はありません。写真も、おにぎり単体を写したものでも、食べている人物やその場の風景が写り込んでいても大丈夫です。
投稿するときはハッシュタグをお忘れなく!
おにぎりに関する写真であれば何でもOKですが、SNSに投稿するときは合言葉となる「ハッシュタグ」を忘れずにつけてください。基本は「#OnigiriAction」ですが、他にも「おにぎりアクション」や「おにぎりアクション2018」なども見かけます。おにぎりアクションを実施している公式では「”#OnigiriAction”のハッシュタグをつけて投稿してください」とアナウンスしていますので、「#OnigiriAction」は忘れずにつけてから投稿してください。全部大文字でも小文字でも、大文字・小文字交じりでもカウントされるそうです。
例)#OnigiriAction、#ONIGIRIACTION, #onigiriaction
対応しているSNSは4つ
おにぎりアクションの公式サイトからおにぎり写真を投稿することも可能ですが、ソーシャルメディアを通じて個人でも気軽に社会貢献に参加できることが魅力の「おにぎりアクション」ですので、SNSを利用されている方はぜひ投稿してみてくださいね。対応しているSNSは「Facebook」「Instagram」「X(旧Twitter)」「FiNC」となります。
目標は100万食の給食をアフリカ・アジアの子どもたちへ届けること
2015年から始まった「おにぎりアクション」は、国連が定めた10月16日の「世界食料デー」を記念し毎年1か月半開催しています。これまで投稿された写真の累計枚数は27万枚を超え、のべ100万人が参加し、200万食の給食を届けています。昨年(2017年)は42日間の開催で16万枚の写真が投稿され、97.5万食分の給食を届けたそうです。2018年は昨年をさらに上回る100万食を目指して「おにぎりアクション」について広く呼びかけています。
目標達成にむけ業種の垣根を超えた40の企業・団体が参加
世界の子どもたちへ給食を届けたいという「おにぎりアクション」に賛同した企業・団体は40にも上りました。今回初参加でありトップスポンサーとなるのは「日産自動車」です。冷凍の具材で手軽におにぎりが作れる「おにぎり丸」を販売している「味の素冷凍食品」も初参加です。他にも「イオン」や「オイシックス」「西友」などの企業が参加しています。飲食・食品以外では「旭化成ホームプロダクツ」や「日本航空」「福井県」などもあり、業種を問わず、世界の子どもたちを少しでも笑顔にしたいと集まっています。
楽しい企画やイベントも盛りだくさん
参加している企業・団体は協賛団体として寄付金を提供するだけではありません。「おにぎり」を中心としたさまざまな企画が用意されていますので、おにぎり写真を投稿する以外にも楽しく参加することができます。投稿したおにぎり写真の中からグランプリを決めるスペシャル企画「おにぎりフォトグランプリ」や、SNSを飛び出したリアルなイベントとして「おにぎりアクション全国キャラバン」、参加企業ごとに決められたアクションが用意された「コラボActions」などにもぜひ参加してみてください。
おにぎりが世界を変える。世界の子どもたちに笑顔を
日本のソウルフードともいえる「おにぎり」が、遠く離れた場所にいる子どもたちを救えるかもしれない。普段何気なく食べているおにぎりが、誰かのために役立つなんて、とても素敵なことですね。この機会に親子で、おにぎりを通じて世界の子どもたちへ「給食」を届ける取り組みに参加してみてはいかがでしょうか。
文・櫻宮ヨウ 編集・横内みか