”ママ友ランチは事前許可制”。専業主婦なら仕方がないの?
気心が知れたママ友とのランチ、楽しいですよね。たまには有名店のスペシャルランチ! とフンパツする日もあるかもしれませんが、毎回1,000円以内と決めているなどお手頃価格に収めるママが多いのではないでしょうか? それが専業主婦、つまりダンナさんの稼ぎのみで生活しているママなら、なおのこと。ごく一般的な専業主婦というあるママから、ママスタコミュニティに上がったのがひとつの質問です。
『専業主婦の人! ランチするとき旦那さんに言う?』
なぜそんなことを知りたいのかといえば、ダンナさんが何かにつけて「俺が稼いだ、俺の金だ」と主張するタイプだからだそう。
「俺の金だから、相談するのは当たり前」と言うダンナさん
『園ママや子どものお友達と遊びに行くとき、公園などお金のかからない場所なら別ですが、お金がかかる場所は事前相談と事後報告をしないと怒ります。「俺の金で生活しているんだから、”ランチに行くので◯◯円くらいかかるんだけど、いいかな?”と行く前に相談するのが当たり前だろ!」とのこと。月に1〜2度のランチ、安価なファミレスに行く程度なのですが』
夫婦二人三脚で生活しているのだから「俺の金」ではなく「家族のお金」ではないのかな? と思うのですが、ダンナさんの考えは違うようですね。
ママたちから集まった答えは「相談はしない」が、圧倒的多数! 「日常会話の中でランチをした報告はなんとなくするけれど、事前に了解は取らない」というのが、平均的な回答でした。
『うちは事後報告でも怒られないし、事前に言っても「いいね! 楽しんでおいで」って感じ。むしろしばらくそういうのがないと、「たまには友達とランチでもしてきたら?」って言ってくれる』
『たまに何も言わないときもある。3,000円超えのランチはちょっと言いにくいけど、SNSに載せることでダンナは間接的に知る(笑)。でも「いいな〜」くらいの反応だよ』
『ふだんの会話の中で言う程度。ホテルランチだと、「お土産、よろしくね」って言われる。文句もイヤミも、言われたことないよ。とはいえダンナが毎日遅くまで働いてくれていることには、感謝している。給料日に明細を受け取るときは、ちゃんと言葉にしてお礼を言うようにしているよ』
『うちは「いいなー、遊んでばっかりで(笑)」って言われるから、「ありがとう。◯◯が稼いできてくれるおかげだよ」って言ってる(笑)」
自分が稼いだお金ではないので「気が引ける」というママも
ごく少数ながら、やはり自分自身が直接稼いできたお金ではないということで、気にするママもいました。
『専業だったときも働いている今も、ランチや遊ぶお金は自分の貯金や収入から工面していますよ。ダンナから受け取るお金は、家庭を回すためのもの。私が遊ぶための小遣いではないからです』
『私が専業主婦だったら、ランチはしない。ダンナががんばって働いているときに、無職がランチとかありえないわ。どうしてもランチがしたいなら、余り物で弁当でも作って持っていけば?』
『うちも似たような感じ。イヤミを言われるのがわかっているから、5年以上友達とランチはしていない』
それぞれの家庭で、価値観は違うものですよね。ランチに行くことをいちいち報告するのが面倒なら、「働きに出てみたら?」というアドバイスも。
『なぜそんなに下手に出て「使わせていただきます」と言わなきゃいけないのか、わからない。独身時代の貯金もないのかな? ないならパートに出て、お小遣いを稼いだほうがストレスがたまらないよ』
『子どもの前で細かいお金の話をするのは、よくないよ。子どもが寝たあととかにしたほうがいい。うちも「俺が稼いだ金」って言いたがるダンナだけど、普段から子どもと私で「パパが朝早くから夜遅くまで働いてくれるから、遊びに行けるよ。ありがとう」っておだてている。おかげでランチくらいでグチグチ言われないよ。面倒だけど私は身体が弱くて働けないので、割り切ってる。もし働けるのなら、自分で稼いだお小遣いで堂々と遊んだほうがよいと思う』
心を苦しめてまで、急がなくてはいけない貯金とは?
また意見を寄せてくれた多くのママが言っていたのが、「それって金銭的なモラハラじゃないの?」という意見。家計の管理は投稿主ママさんが一応しているそうですが、ダンナさんは少しでもお金に不透明な部分があることを嫌うそう。「心が苦しくなります」という、つぶやきも。
『専業主婦の仕事だって、外に頼んだら月何万円もかかるんだよ? あなたが育児や家事をしているから、ダンナさんだって仕事ができいているのに。「俺の金」って思うことがおかしい』
『それなら「私が作ったごはん」とか「私が洗濯したパンツ」「私が掃除したリビング」とか、いちいち言ってやればいいんじゃない?』
『子連れママ友ランチや園のランチ会は、遊ぶためというより子どもの毎日を円滑に進めるための必要経費だと思うけど』
家事や育児には協力的なよいダンナさんなのだそうですが、お金に関してはとにかくシビア。以前はここまでではなかったけれど、自宅購入という目的ができてから倹約家に拍車がかかってしまったのだそうです。
子どものために必要な出費もある。旦那さんを立てつつ夫婦が寄り添えるルールを決めよう
『子どものつきあいのためなら、子どものために容認してほしいと提案してみたら? 月に何回まではOKとか、決めておいて。いくら家を買うためとはいえ月に数千円の出費を削って、子どもの楽しみを奪ってまで急いで家を買いたいのかな。一度あらためて聞いてみたら?』
子どもが小さくてまだ働きに出られないようなら、ママたちの言うようにふだんからダンナさんをおだてておくことも必要なのかも……。また月にいくらまで、何回までとルールを決めるのもよいですね。いちいち報告するたびに感じるストレスが、少しは減りそうです。今は家族の予定をひと目で共有できるカレンダーアプリなどもあるので、そうしたものを活用するのもひとつの手ですよ。
文・鈴木麻子 編集・しのむ
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