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ピアノを弾くと頭がよくなる!?ピアノを習うのに適した時期とレッスンのコストは?

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幼稚園にもちょっと慣れた年中さんぐらいになると、「水泳」や「ピアノ」、「英語」など習い事を始めるお友達がまわりに増えてきませんか?
なかでもピアノは人間性脳科学研究所所長で脳科学者としてTV出演も多い澤口俊之先生が著書『脳教育2.0 子どもにも最も必要な能力HQ』の中でピアノを弾くことによって脳によい刺激があると言及するなど「頭がよくなる」というイメージもあり、ちょっと気になる習い事ですね。

でも、いったいいつから始めたらいいの……? と悩むママもいるはず。
今回は音大卒の筆者がピアノの始め時やメリット、かかるコストについて解説していきます。

ピアノを習うと頭がよくなる理由

東大生の多くがピアノを習った経験があるという話があったり、脳科学者が頭にいいと言ったり、ピアノはなにかと「頭がよくなる習い事」と言われますが、どうしてなのでしょうか?

ピアノは右手でメロディーを弾いて左手で伴奏を弾いたりと、左右の手の指をバラバラに動かして演奏する楽器です。また、実はただバラバラに動かすだけでなく指一本一本で弾く強さを変えたり右手は跳ねるように左手はなめらかに弾いたりと高度な手の操作を必要とします。さらに目は楽譜を見るので演奏中、指は見ません。つまり頭の中のイメージだけで正しい音のところに指をもっていかなくてはいけないのです。

このように一度に複数のことを並行してこなす”作業”が脳へのポジティブな刺激になるのだそうです。

また、ピアノは毎日少しでも必ず弾くのが上達への道で、これは勉強とも通じます。例えば「帰宅したらピアノを弾いてから勉強する」といったように毎日のルーチンワークを作ることで学習習慣につながりやすいのも頭がよくなるといわれる要因のひとつかもしれません。

具体的な始め時はいつなの?

ピアノのレッスンは3歳~7歳程度が目安

ピアノのレッスンを受けるには座ってお話が聞けることと、ある程度指をバラバラに動かせることが大事です。
先生のお話を聞いてから自分が弾く、というレッスンの進め方が基本となるので、座って静かに先生のお話が聞けないとレッスンの進行がちょっと難しくなってしまいます。

また、指をバラバラに動かすことができないと「弾きたいのに弾けない!」という気持ちが強くなってしまってピアノを弾くこと自体が嫌になってしまう子どももいるので、早すぎてもよくありません。
指をバラバラに動かせる目安は「ピース」ができたり「お箸」が持てること。大人のように器用でなくても、これができれば初級のレッスンが可能です。

ピアノは趣味、と言い切れるなら何歳から始めても楽しめるでしょう。ただし、プロのピアニストを目指すのであれば、レッスンを受ける年齢は若いほうがいいのではないかと個人的には考えます。というのも、プロのピアニストとして活躍されている方々、例えば、有名人では内田光子やアシュケナージは6歳の途中からピアノを習っています。ただ、これはかなり遅い方。筆者の知り合いでピアノの先生をやっている人は少なくありませんが、6歳よりも遅い年齢で始めた人はほとんどいないからです。

ピアノは指の筋肉の発達や練習時間がうまさにつながります。筆者の経験からしても、7歳を越えてしまうと先に始めた子との差がつきすぎて追いつくのはかなり難しくなってくるようです。若い年齢からピアノレッスンを始め、ピアノになじむことができればそれだけ指の筋肉の発達も促されますし、子どものやる気さえあれば、練習時間も確保できるでしょう。

年齢に加え、音楽に興味を持っているならピアノレッスンを始めるサイン

好きこそ物の上手なれ、といいます。全然興味がないのに無理やり始めてもピアノが嫌になってしまうだけです。「この子、ピアノが好きそうだな」と思ったときが一番いい始め時ですよ。例えばおもちゃのピアノをたくさん弾いていたり、テレビに合わせて歌を歌っていたり、音楽に興味がありそうなサインがみえたら、きっと楽しくレッスンに通えるはず。

もし、ピアノを習わせたいけど興味がなさそう……と思われるなら、レッスンに通い始める前におうちで一緒に歌を歌ったりして音楽に親しんでからのほうが長続きしやすいのではないでしょうか。筆者の周辺に限っても、子ども自身がピアノにあまり興味がないのにレッスンに通い始めた場合は、すぐやめてしまったり、毎回レッスンの度に泣いていやがったりするケースがみられるからです。

ピアノ自体とレッスンにかかるコストはどうなの?

習い事を始めるのにはコスト面も大事ですね。ピアノの相場は地域によっても多少違いますが都市部で月5,000円~1万円ほど。レッスン時間も先生によって30分~1時間と少し幅があります。

年齢によってレッスン代が変わる先生(幼児は安く、小学生中学生と年齢が上がるにつれてレッスン代も上がる)と、幼児も中学生もレッスン代が変わらない先生がいますので、レッスン前に確認してみてくださいね。
多くの先生が本格的なレッスンを始める前に無料や格安の体験レッスンも行っています。

ほかに楽譜代や発表会代などが都度かかります。

また、幼児期は電子ピアノでも大丈夫ですが、遅くても本格的に弾けるようになってくる小学校高学年程度からは生ピアノが必要になってきます。

というのも電子ピアノは鍵盤がボタンになっていて鍵盤を押せば自動的に録音された音が鳴る仕組みなので誰が弾いても毎回同じ音です。しかし、生ピアノは楽器の中にハンマーと弦が内蔵されていて、鍵盤を叩くことでハンマーが動き弦を叩いて音が鳴る仕組みで、毎回音が違います

深い音楽的な表現をするには生ピアノが不可欠ですし、電子ピアノのほうが軽い力で音が鳴るので、電子ピアノをずっと弾いていると筋力がつかず生ピアノが上手に弾けなくなってしまいます

生ピアノは中古やレンタルを利用してコストを抑えることもできますので、情報収集しておくのがおすすめですよ。

うちの子は年齢もぴったりだし、音楽が好きそう! とおもったら、ぜひ体験レッスンしてみてくださいね。
ピアノが弾けることは一生の宝物になりますし、人前で演奏したりすることで自信もつくかもしれません。興味があるときが一番の始め時なので、タイミングを逃さないようにしてくださいね。

参考:著書『脳教育2.0 子どもにも最も必要な能力HQ』

文・六花 編集・しのむ

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