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はじめて理髪店に行った息子の突拍子もない勘違い

髪が伸び始めてきた4歳の息子。今までは私がカットしていたのですが、あまりにガタガタな出来栄えを不服としたのか、「パパと一緒のところに行きたい!」と言い出しました。
男の子の髪の毛は女の子に比べて切るペースが早いため、なるべく安価に抑えておきたかったのですが、あっけなくお家美容院は終了。息子の床屋デビューとなりました。

パパは普段理髪店で髪を切ります。昔ながらのお店で、入り口のシンボルは息子のお気に入りです。

すると……入口に入るや否や、何やら怯えて泣き出す息子。「え!まだ髪切ってないけど?」と驚く私は、慌てて息子を抱きかかえます。

…………その目線の先にあるものは……シャンプー中、横たわって顔に白いタオルをかけている人たちでした……。

数カ月前に亡くなった祖母の葬儀の際に、亡くなった人は顔に白い布を掛けると記憶していた息子は、理髪店のシャンプー中の人たちも亡くなったと勘違い。

シャンプー中の人たちは、私たち親子の会話「死んでる!」「死んでない!」を聞いて、どう思っていたのでしょうか……。子どもの言ったこととはいえ、本当に申し訳ないことをしました。結局、あまりの気まずさにその日は帰宅。

子どもはいつ、なんどき突拍子もないことを言い出す分かったものではありません。あの日理髪店にいた方々、息子の無礼をお許しください……。

 

脚本・渡辺多絵 イラスト・水戸さゆこ

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