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子どももママもパパも代わりがいないように、同じ猫だっていない。「やっぱりいちばんかわいい」 #うちの猫ちょこくんシリーズ<第14話>


娘うっちゃん3歳、飼い猫ちょこくん13歳のある日のおはなし。家族でショッピングモールへお出かけしたときのことです。

ペットショップの前を通りかかると、可愛い子犬や子猫の姿が目に入って「可愛い~! 見てみたい」とうっちゃんが言いました。窓越しに張り付くように、小さな子犬や子猫を飽きることなく見続けることはや1時間……。
子猫がすばしっこく動く様子や子犬同士がじゃれあって戯れる姿、キャットタワーで遊ぶ子猫たちの驚くべきジャンプ力を目の当たりにしながら、パパとママは「ちょこくん、今はあんなにジャンプできないよね」と少し寂しい気持ちになっていました。

起きているときは、まったりしながらパパかママのすぐ横に座って、なでられて過ごす時間が多いのです。猫用のおもちゃで走り回って遊ぶ姿は、最近は少なくなりました。

ペットショップの子猫はクルクル動き回って、キャットタワーを身軽に行ったり来たり。家でのんびりまったりしているちょこくんを見慣れているうっちゃんは、子猫たちの俊敏さに驚いていました。

その瞬間、うっちゃんが驚きの一言。

うっちゃんは「ちょこくん=猫」ということは分かっているようですが、ペットショップの子猫さんたちもみんなちょこくんだと思ってしまったようでした。私はうっちゃんに話します。

あんなに飽きずに子猫や子犬を見ていたうっちゃんでしたが、「うっちゃんも一人、ママもパパも一人。代わりになる人はいないように、ちょこくんと同じ猫さんはいないんだよ」「ここにいる子猫さんはちょこくんじゃないよ。おうちにいるのがちょこくんだよ」と話したら……


と言いました。

“自分の代わりはいない”ように“他の人も代わりはいない”という説明を、うっちゃんが完全に理解できたのか分かりません。大人にとっては当たり前のことですが、幼い子どもにとっては難しいことなのかもしれません。
でも自分や周りの人や生き物は”唯一の存在”と理解することは、自分や周囲の人や生き物、ものを大切にする気持ちを持つために大切だと思います。これからも何度も言葉で伝えていこうと思います。

うっちゃんは「おうちのちょこくんが一番可愛い! 早く会いたい」と言いながら、家路に着いたのでした。

ちょこくんの過去のお話はこちら

【第15話】へ続く。

脚本・横内みか イラスト・んぎまむ

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