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2歳の子どもがペットの毛をつかむ……優しくなでることを理解させるには? #うちの猫ちょこくんシリーズ<第12話>


娘うっちゃんが2歳半、そして猫のちょこくんが12歳頃のおはなしです。
うっちゃんはちょこくんのことが大好きですが、「優しくなでる」ということがまだうまくできませんでした。なでたときに、ちょこくんの毛をつかんでしまったり、「てってつなご♪」と手や足を握ってしまったり……。ママは隣でハラハラと見守りながら、その都度うっちゃんに「手はパーだよ。優しくなでようね」と、うっちゃんに言い聞かせていました。

ちょこくんはどんなにリラックスしていても、うっちゃんが隣に来ると、いつでも逃げられるように体勢を整えている状態。ちょこくんは、うっちゃんの読めない行動に警戒心があるようでした。

どうしたらにうっちゃんにちょこくんを優しくなでるように伝えられるのかなと考える日々。ママはあることを思いつきました。

それは、ちょこくんをうっちゃんがなでるときに目印を教えてあげること。ちょこくんの背中には、ハート形に似た模様があります。

ママ「うっちゃん、ちょこくんの背中にハートがあるよ。ここをそーっとなでよう」
うっちゃん「わー! ハート、かわいいね~!! ちょこくんすごいねぇ」とすごく嬉しそうな様子。
「ハート! ハート!」と言いながら、ゆっくりハートの模様をなでてあげることができました。

今までうっちゃんは、ちょこくんの正面に座ってなでることが多かったのですが、ちょこくんは前から急に向かってくる手が怖かったのかもしれません。背中にある模様なので、ちょこくんの後ろに回って、そっとなでてあげることができるようになりました。
前から自分より大きな生き物に、いきなりなでられるなんて、だれでも怖いものだと思います。ちょこくんは後ろからなでられる方が怖さを感じず、リラックスしていました。うっちゃんも背中のハートを目印に、後ろからそっとなでることを覚えたようです。

うっちゃんが後ろからちょこくんをなでることが日課になり、ちょこくんはうっちゃんの小さな手でなでられると「ゴロゴロゴロ~」と喉を鳴らして、ゴロンと横になってお腹を見せてくれるようになりました。
猫が喉を鳴らすのはリラックスしている証拠。さらにお腹を見せてくれるのは、相手を信頼している証なのです。
(猫にとってお腹は、敵に攻撃され、負傷すると命に関わることもある大きな弱点でもあるそう)

「ちょこくん、ゴロゴロ言ってるねぇ。うっちゃんになでてもらうと、嬉しいんだね」とゴロゴロ言っているときは嬉しいんだよとうっちゃんに教えました。うっちゃんは、自分が優しくなでることでちょこくんが嬉しくなるんだと、理解した様子でした。

ちょこくんの過去のお話はこちら

【第13話】へ続く。

脚本・横内みか イラスト・んぎまむ

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