実家に頼るママ友が気になる心理 良いこと?頼りすぎ?正直羨ましい?
あなたのまわりには、実家をよく頼っているママ友はいますか? ママ友がママ友自身の実家を頼っていることなのであくまで「よその家庭の事情」のはず。それなのに、なぜか気になってしまう……そんなママが少なからずいるようなのです。
実家を頼るママ友が気になる心理とはどういったものなのでしょう? 今回は、ママスタコミュニティでも盛り上がった「実家に頼るママ友」について、みなさんの意見をまとめてみました。
頼れるなら頼ればいいじゃない!たくさんの大人が子どもをみるのは良いこと
『頼れる人がいるなら頼ればいいじゃない。幸せなことだよ』
『子どもをみられる大人が多いのは良いと思う』
『頼れるって恵まれてるし、お互いに幸せなら良いよね。どちらかが負担に感じているなら依存になるけど、お互いが望むなら幸せだと思う。助け合い。なんでも自分でやらなきゃ、と他人に言われることではない』
『夫婦で育児していて公共の場でヒステリックに怒鳴り散らすより、実家に頼って穏やかに生活できるならば子どもにとっては良いと思う』
『実家を頼れるから子どもも二人目を考えている人もいるよ。自分一人だったら、絶対二人目なんて無理って話をしてる人けっこういる』
子育ては、両親二人だけでしなければいけないわけではありません。特に旦那さんが仕事で忙しい場合など、ママ一人に負担がかかることも多いのが実状ではないでしょうか。ママが頼りやすい実家に手助けしてもらうことで、ママも子どもにもゆとりが生まれるならばありがたいことですよね。
『ママ友の旦那さんは、仕事が忙しくて滅多に子どもの相手ができないから、子どもが嫁側祖父母に可愛がられている方が安心できるって言ってた』
自分ができない部分をママの実家が補ってくれているので安心しているという旦那さん側の声も聞かれました。
正直言って羨ましい……いやイライラする!?
『うちは両親と感覚があわない。まだまだ若くて頼れる親がいる人が羨ましいよ。ママ友から「ばあばが、こんなことしてくれました」と話を聞いたりしても、私にはそんな経験はない』
『羨ましいって認めたくないけど羨ましい。羨ましさからか、甘えるなよって言いたくなる。自分はガマンしたり素直に甘えられたりしないからだろうな。不平等だわ。 恵まれてる人にはわからないだろうって思ってしまって、それも虚しくなる』
『頼れるっていいな。頼るママ友じゃなくて、不平等なことに腹が立つ。なぜ、頼れる環境と頼れない環境という不平等があるんだろう』
ママをとりまく環境は家庭によって異なるもの。実家が遠方である場合や両親とは価値観が合わないなどの理由で、自分の実家を頼ることができないママたちもいます。そんなママたちにとって気軽に実家を頼っているママ友は、自分にはできないことをしているということで羨ましい存在に思えてしまうようです。仕方ないとわかっているだけに辛くなってしまいますよね。
『頼れる環境なのは「はぁ、良いなぁ~」で済むけど、「親に話したりはしないの?」とか涼しい顔で当たり前のように聞かれたらかなりイライラするかな』
『ママ友に自慢げに実家に頼っている話をされたらイライラする。嫌いだなって思う』
身近に頼る先がなく孤軍奮闘で育児を頑張っているママにとって、当たり前のように実家に頼る発言をされることは、羨ましいを通り越してイライラしてしまう出来事なのだとか。普段のなにげない育児話にも登場してくるので、密かにストレスを感じているママもいるのかもしれません。
羨ましくはないけれど周りのママ友が実家に頼りすぎに見える
『別に羨ましくもないし、実家頼ってる人が育児家事できてないとも思わない。でも私は親とベッタリ一緒にいるのは無理なタイプ』
『自分の実家は遠方だから、親とは年に1、2回会う程度。両親共にまだ働いてるから、頼りたいってあんまり思ったことがなかった。だから、実家に頼っているママ友がいて正直ビックリしてる』
頻繁に実家に頼ること自体を考えたことがなかった、というママも。親との距離感は人それぞれですものね。家族の数だけ、ママの数だけ、心地良い育児の体制があるのではないでしょうか。とはいうものの、あまりに実家を頼っているママ友の様子を心配する反応もありました。
『私のママ友は、毎日実家に通いすぎて父親に来すぎって叱られたらしい。それでも何かと理由つけては実家に通ってる。母親がいなかったらどうなっちゃうのかな』
『うちの義姉は子どもが3人。1人目のときは義母が仕事しながら手伝いに通ってた。2人目を妊娠したときには義母は仕事をやめて、義姉の家に週6日泊まる家政婦になってた。車の買い替えも子どもたちの進学費用も義両親が負担』
『子どもの風呂も1人で入れられない、子どもが泣くからご飯はお母さんに作ってもらう、夜泣きが辛いから旦那のお弁当も無理、お母さんにお願いするっていうママ友がいた。1人じゃなにもできないのかな』
育児に手を貸してくれる存在は大事にしたいものですが、度が過ぎると「実家依存」ととられてしまうこともあります。金銭面や実家のご両親の負担に配慮してお願いをしていくことが、トラブルの少ない関係性につながるのではないでしょうか?
筆者は引越しの都合で、実家に頼れなかった時期と実家に頼ることができた時期の両方を経験しています。両実家ともに遠方で頼り先がなく一人で負担をかかえていたときには、身近にいるママ友の多くが実家を頼りにする様子を目の当たりにすることは辛いことでした。「なんで自分だけこんなに大変な思いをしているんだろう」と思って、ママ友たちが羨ましかったのが本音です。ええ、正直言うと羨ましいをとおりこしてイライラすることもありましたとも! 一方、実家が身近にあった時期には、手助けをしてくれる存在に支えられて育児をしてきました。子どもを見守ってくれる存在が多いことは安心につながり、心のゆとりが生まれるありがたいものでした。
家庭によって事情は異なるので、実家に頼ることができるママ、できないママが出てしまいます。実家に頼るかどうかに限らず、自分のおかれている環境とママ友の環境を比べてしまって、羨ましく思ったりイライラしたりしてしまうことがありますよね。比べないことはなかなか難しいことですが、よその家庭をお手本にしたり反面教師にしたりと活用させてもらいつつ、最後は「うちはうち、よそはよそ」と環境の違いに線を引いてみることが大切なのかもしれません。
文・小栗あゆみ 編集・しらたまよ
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