『ちびまる子ちゃん』の作者さくらももこさんの訃報。ママたちが伝えたい想いとは?
ママたちが子どもの頃から愛され続けてきた長寿アニメ『ちびまる子ちゃん』の作者、さくらももこさんが平成30年8月15日に享年53歳で永眠したと、さくらプロダクションから発表がありました。
あまりに突然の訃報を受け、ママスタコミュニティに寄せられたママたちの悲しみ。そして、さくらももこさんへの感謝の気持ちを届けます。
突然の訃報を受け、ママたちの反応は?
『まじで?!』
『うそやん!』
『ショック。ショック過ぎる』
『えー! ショック……。大好きだった』
『信じられない……毎週ちびまる子ちゃん見てるよ……。早すぎる……』
『悲しい。鳥肌が止まらない』
『悲しい。まだ、若いのに。御冥福をお祈りします』
8月27日の夜に流れたニュースに、はじめは目を疑ったというママも多かったようです。かくいう筆者も携帯の速報で一報を知り、思わず声をあげてしまいました。
『ちびまる子ちゃん』のエンディングテーマ曲にもなった「走れ正直者」を歌っていた西城秀樹さんがお亡くなりになった同じ年に、まるちゃんのお姉ちゃん役の声優さんであった水谷優子さんと同じ乳がんで亡くなってしまった、さくらももこさん。53歳という若さに、未だに驚きと信じられないという気持ちが隠せません。
母から子へ。受け継がれていく『ちびまる子ちゃん』
『ちびまる子ちゃん』は月刊誌「りぼん」で連載をはじめ、1990年にアニメがスタートしました。ちびまる子ちゃんに夢中になっていた懐かしいあの頃が、ついこの間のようです。そしてママとなり、自分の子どもたちが『ちびまる子ちゃん』を見ている姿に感慨深さを覚えます。
『私が小3の頃だったかな、りぼんで連載始まったの。好きな漫画だったしアニメ化された時みんな大騒ぎだったからなんか寂しい……』
『小学生だった私が、今は小学生と高校生の子どもたちとまるちゃん見て笑ってる。本当にありがとう。すごく悲しい』
『ちびまる子ちゃんが好きで子どもの頃から見てる。母親になり今は自分の子どもと一緒に見てる。お別れの会があるなら行きたい』
ゆるいキャラクターのタッチに、読んでいるとお腹の底から楽しい気持ちにさせてくれる『ちびまる子ちゃん』。さくらももこさん自身の幼少期をモデルとして描かれていた漫画だけに、なんとなく‟大好きだった友達がいなくなってしまった”……そんな感覚になってしまいますね。
たくさんの笑いと涙をありがとうございました。
『エッセイ、腹抱えて涙流して笑った。ありがとうございました。
ご冥福をお祈りいたします』
『小学3年生のまるちゃん というイメージが強いので、亡くなったということが嘘のようです。
年齢もお若いので、とても悲しいです』
『悲しいし悔しい。
さくらももこさんはお婆ちゃんになって長生きすると思ってたよ。
こんなに皆を笑顔にしてきたのに、こんな最期悲しすぎるよ。息子さんもご家族もどれだけ悲しんでいるだろう』
『漫画のほのぼの劇場が大好きでした。永沢くんも”神のちから”も大好きでした。おとーむには大笑いさせられました。コジコジには人生を学ばされました。さくらももこさんありがとうございました』
『大好きな作家さん。ご冥福をお祈りします。
これからも変わらず毎日まるちゃん観ます』
『心に残ってます。さくらももこさん、ありがとう。
ご冥福をお祈りします』
さくらももこさんは『ちびまる子ちゃん』だけではなく、多数の漫画やエッセイなども出版されていました。その一つ一つに笑いと涙が詰まっていて、本当に素敵な表現者だったと改めて感じます。
さくらさんは私たちに「ちびまる子ちゃん」という国民的キャラクターを残してくれました。ドジでおっちょこちょいだけど、真っすぐで一生懸命なまるちゃんは、これからも私たちをたくさん笑わせてくれるでしょう。さくらさんの想いを背負った「ちびまる子ちゃん」が、いつまでもテレビの中で生き続けてくれることを願ってやみません。
『「そういうふうにできている」って面白かったな。言い回しが面白い。さすがだわ』
さくらももこさんが、自身の出産について書いたエッセイ『そういうふうにできている』。人間も宇宙の生命体でそういうふうにできていると語ったように、今ごろ天国で「そういうふうにできていた」なんて笑っているのかもしれません。
さくらももこさんのご冥福を、心からお祈り申し上げます。
文・渡辺多絵 編集・しらたまよ
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