旦那が毎食「ふりかけ」をかける……「おかず」を食べてほしいママの本音
白いご飯のお供というと何を思い浮かべますか? たまご、明太子、海苔……いろいろ好みが分かれるところです。たとえば「ふりかけ」はいかがでしょう? こちらもバリエーション豊富でさらに好みが分かれるものですよね。そんなふりかけについて、ちょっと考えさせられてしまう話題がママスタコミュニティに投稿されました。
『ふりかけって毎食必要?』
いくらふりかけがおいしいとはいえ、毎食ともなると「え?!」と思うこともあるかもしれません。食の好みはいろいろあるけれど、そんなに「ふりかけ」って必要なものでしょうか?
毎食ふりかけをかけてご飯を食べるご主人
『こればっかりは育った環境だから仕方ないとは思うんだけど』
そう語っている投稿者であるママさんの旦那さんは、いつでもどんなときでもご飯には「ふりかけ」が必須というタイプなんだとか……。どうやらこれは旦那さんの実家のスタイルでもあるそうです。食習慣というのは各家庭によってさまざまで、大人になってからよそのお宅との違いに驚くこともありますよね。今回はそれが「ふりかけ」だったのですね。
『義実家は毎食ふりかけを食べているらしく旦那もふりかけがないとごはんを食べられないらしい』
何もかかっていない白いご飯だけを食べることが苦手という人は確かに一定数いるかもしれません。決して味がないわけではないのですが、「味がないから」と毎回ふりかけなどをかけて食べる知り合いが昔いたことを筆者も思い出しました。
『私はふりかけはおかずが少ないときとか、お弁当に使うものって思ってた』
ちなみに筆者もふりかけは大好きです。でもふりかけを使用するのは大抵は子どものお弁当であったり、お昼ご飯がシンプルすぎるなと感じるときぐらいでしょうか? ふりかけの種類も豊富で混ぜるタイプや生の食感を味わえるタイプなどを手軽に楽しめますので、わが家にもいくつかストックしてあります。
『毎食ふりかけをかけられたらいい気がしないんだよね』
毎食ふりかけをかけてご飯を食べるということより、「せっかく作ったおかずがあるのに?」と思ってしまうのがママたちの本音なのでしょうね。
ご飯のお供に「ふりかけ」毎食必要?
この問いかけに対して、ママスタコミュニティに集まったママたちの声に耳を傾けてみました。
ふりかけあり派のご意見
『おかずによってはふりかけかけないと進まないときがあるから少しわかるかも』
『あるとお米をたくさん食べてくれるから、かけてるよ』
『子どもが少食すぎてふりかけないとご飯食べない』
毎食ではなくても、ふりかけのおかげで小食のお子さんの食が進んだり、お米をたくさん食べてくれたりと、嬉しい結果につながるケースもいくつかありました。おかずの内容によって、ふりかけがあるほうがいい場合もあるという意見にも頷けます。
ふりかけなし派のご意見
『ふりかけなんて買うことないんだけど…不必要だよね』
『ものによって添加物すごそうなのも気になる』
『ふりかけなんて買う機会ないなー。子どもたちも白米好きだし必要だと思ったことがないから、たまにもらっても全然減らないよ』
ふりかけが不要と考えるママさんたちは、そもそもふりかけ自体を購入しない傾向という印象を受けました。確かに、必ず必要でないなら無理に購入する理由はないですよね。
せっかくおかずを作ったのにと思うママの気持ち
投稿者のママさんもご主人が毎食ふりかけを使用することに「いい気はしない」とおっしゃっていました。一生懸命作ったおかずだけでは物足りないのか、実はおかずにも満足しているけれどふりかけが必須なのか……難しい問題です。
『ごはんがすすみそうなおかずのときもだから、塩分大丈夫なのか心配になる』
別のママさんのご意見にも思わず頷いてしまいました。ふりかけのせいで塩分過多になってしまっては体が心配になってしまいます。かといってふりかけのために減塩メニューにするのも……何か違う気がしてなりません。
古今東西ふりかけの旅
「おかずによってはふりかけもあり」というママさんの意見もいくつかありましたので、思い切ってふりかけもおかずの一環にしてみるというのはいかがでしょう? 全国津々浦々の珍しいものや美味しそうなふりかけをいくつかご紹介してみましょう!
「ジンギスカンふりかけ」
ジンギスカンといえば、北の大地……そう、北海道です。羊肉を使った北海道名物のジンギスカンがそのままふりかけになってしまいました。味がしっかりしているのでご飯にかけるだけでなく、パスタなどさまざまな料理にアレンジとして使えそうです。
「あらびきさんまふりかけ」
東北代表、岩手県の「あらびきさんまふりかけ」です。お魚を最近とれていないなと感じたときにうってつけかもしれません。岩手県三陸産のサンマを骨まで丸ごとそぼろ状にしたふりかけです。独自の手作り製法で作られたこのふりかけは、香ばしい上に、しっとり&ふんわりな味わいとなっています。この新食感をぜひ体験してみてください。
「たこやきふりかけ」
たこやきといえば大阪!大阪名物がふりかけになって登場です。ちゃんと乾燥のタコチップが入っている上に、ソースの後味と鰹節の香り、マヨネーズの酸味も相まって、まるで本当にたこやきを食べている気分になれる本格派です。
「讃岐うどんだし風ふりかけ」
讃岐うどんといえば四国エリアの香川県です。麺のおいしさを引き立ててくれる、瀬戸内の豊かな海産物から丁寧にとったうどん出汁が味のポイントとなっています。ご飯に振りかけて一口食べれば、ご飯なのにまるで讃岐うどんを食べている気分に。口の中にふんだんに広がる「いりこだし」の芳醇な香りとうまみ、さらに味を引き立てるねぎの風味まで……再現率も完ぺきです。
「元気なゴーヤーチャンプルーふりかけ」
特有な苦みが好みをわけてしまいがちなゴーヤも、ふりかけになれば食べられるかもしれません。沖縄の代表的な料理「ゴーヤチャンプルー」風味のふりかけです。ご飯にかけて食べるのもよいですが、「チャンプルー(混ぜる)」という意味に倣って、混ぜ込んでおにぎりにするのもおいしそうですね!
塩分や添加物が気になるなら手作りもあり?
ふりかけの塩分や添加物が気になる方は、手作りのふりかけを作ってみるのもいいかもしれません。手作りなので日持ちがしない場合もありますので、作ったら早めに食べることがポイントです。大根葉をごま油で炒めてみたり、ちりめんじゃこを生姜で炒めたりするだけでも、立派な「おかずふりかけ」の完成です! ごま油を使うとご飯が進みそうですね。
食の好みは人それぞれ……
やはり育ってきた環境が違うと食の好みは異なることが多いものなのかもしれません。こればかりはよい解決法があまり見当たらないのが現実です。
せっかくご飯を作っても、ふりかけご飯をせっせと食べられたらやるせないというママのお気持ちもよく分かります! もしそれでおかずをあまり食べないようなら新たな問題となりますが、おかずも食べているのであれば……ちょっと大目にみてあげるのもありかもしれませんね。
どうしても心が落ち着かない場合は「たまにはふりかけなしで食べてほしいな」とか「おかずをもっと食べてほしい」とお願いしてみるのも良いかもしれません。人に言われて気づくこともありますよね。塩分の取りすぎなど、旦那さんの健康のためと伝えて、毎食ではなく1日置きにするなど提案してみるなどいかがでしょう?
文・櫻宮ヨウ 編集・横内みか
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