仮面ライダー、トミカ、電車、Eテレ……子どもよりママたちがハマったものとは? #産後カルタ
ママになって子どもを持つことで、出産前には知らなかったテレビ番組やキャラクターに触れる機会が出てきますね。電車が好きな子どものママは、子どもと一緒に電車の名前を覚えたりすることもあるでしょう。また、仮面ライダーや戦隊ヒーローのテレビ番組を子どもと一緒に観ているうちに、ママのほうがハマってしまった、ということもあるかもしれません。かくいう筆者も息子が縁で戦隊ヒーローにハマったひとりです。
筆者と同じように出産前には気づかなかったものの魅力に子どもが縁で気がついたママたち、少なくないようです。
『子育てしていくと子どもが興味を持った戦隊ものとか仮面ライダーとか、鉄道とかプラレールとかいろいろあると思うんですけど、今や母親である自分も、時には子どもより興奮するほどハマってしまった! という人、いますか? 私は去年から子どもが見始めたスーパー戦隊にハマってしまい、素顔公演とか子どもより楽しみで何度も行っています……』
仮面ライダー、戦隊ヒーロー、トミカ、おかあさんといっしょ……ママたちがハマったものたち
『仮面ライダー電王。DVDやらフィギュアやらいろいろ集めてしまった』
仮面ライダー電王のコンセプトを聞いたのは、筆者がまだ妊娠する前でした。ライダー、とは「バイクなどのまたがる乗り物や馬の乗り手」を指す言葉です。それなのに電車をモチーフにした『仮面ライダー電王』。主演を務めたのは、佐藤健さん。今や押しも押されもせぬ若手俳優として活躍されていますね。
『トミカ。もう子どもはトミカ卒業したけどハマっていた時は子ども用を買うときにコッソリ自分用も買って、夜な夜なお気に入りを並べてはニヤニヤしていた(笑)』
子ども用のトミカとは別にママが観賞するためのトミカを買っていた、というママがいました。夜な夜なお気に入りを並べるところが筋金入りっぽいですね。
『おかあさんといっしょ。子どもはもう見てないけど、何となくおにいさんおねえさんを応援したくてまだ見ている』
子どもを育てたことのあるママなら必ずといっていいほど見る教育番組のひとつが、『おかあさんといっしょ』ですね。うたのおにいさん、おねえさんは時々代替わりをします。そのたびに「おにいさんロス」や「おねえさんロス」という言葉が生まれるほど、ママたちにも影響を与える番組となっているようです。子どもが番組を卒業してもママは番組を卒業しません!
『私は、おかあさんといっしょのだいすけおにいさんかな。ファミリーコンサートやらスペシャルステージ、スタジオパークなど、追っかけのように行った』
こちらのママはうたのおにいさんの魅力にハマってしまい、テレビだけでなくコンサートなどあらゆるイベントに参戦したそうです。「追っかけのよう」ではなくて、これはもう「追っかけ」ですね!
ママたちがハマる理由はどこにある?子どもだけが楽しむのはもったいない!
『かなり昔の戦隊ものに出演していた俳優……。子どもに内緒で、(子ども向けの)写真集を買ってしまった。「子どもにはわからない、大人のドラマ」があったりする。タイムレンジャーなんて、なかなかダークなドラマがあって、最後に未来に帰ったメンバーの1人に現世の彼女がいるんだけど、シンママになるんだよ』
たかが子ども向けの戦隊ヒーロー番組、と侮ってはいけないようです。作りこまれたキャラクターとストーリーは大人であるママをも魅了してやまないことも。出演していた俳優さんのファンになり、写真集まで買ってしまう気持ち、わかります……。
『電車。大阪住みなんだけど、ラピートみたら子どもよりテンション上がる』
ラピート、とは南海電鉄の南海線なんば駅~関西空港間を走行している「特急ラピート」のことです。
南海電鉄のホームページによると、
『「ラピート」とは、「速い」という意味のドイツ語。都心なんばと関西国際空港を最短で結ぶ空港特急のスピード感にマッチしたネーミングです。全座席252席中54席は、スーパーシートを採用。全席指定・全席禁煙。上質かつエレガントな内装と、座り心地の良いシートの採用で、リラックスしたひとときが過ごせます』
とのこと。空港特急なので、日常生活ではなかなか乗るチャンスがない、という点もラピートの魅力をかきたてる要因のひとつかもしれません。普段、乗らない電車だからこそ、電車を見かけただけで興奮してしまうママの気持ち、よくわかります。
子どものおかげで、魅力に気づくことができたママたち。子どもがそのキャラクターやアイテムを卒業してもママが卒業する必要はありません。一生ものの趣味に出合えたかもしれないのです。子育てや家事、仕事に忙しいママたちの毎日の疲れを癒してくれたり、心に潤いを与えてくれたりするでしょう。ぜひそのまま「出合えた趣味」を愛していきましょう。もしかしたら、一度卒業した子どももまた魅力に気がついて親子で楽しめるかもしれませんから。
文・しのむ 編集・しらたまよ イラスト(産後カルタ)・Ponko
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