リビングで”おもらし”する我が子。進まないトイレトレーニングに涙するママへのアドバイスとは
少しずつ気温が高くなり薄着になってきたのをきっかけに、あるいは入園を前に、「そろそろトイレトレーニングをはじめてみようかな」と思うママもいますよね。「ちょっと会話が成り立つようになってきたから」「2歳になったし」など、はじめようと思うきっかけはそれぞれでしょうが、子どもが成功するまでに大きな個人差があるのが”トイトレ”です。
ママスタコミュニティに寄せられた、とあるママの投稿。”トイトレ”の切実なお悩みに、たくさんのママから励ましの声が寄せられました。
『トイレトレーニングをはじめて、今日で3日目です。1日目は垂れ流しでしたが、2日目からはかなりガマンしているようで回数が少なく、一度に濃いのがたくさん出ます。トイレでは一度も成功していません。さっきも限界のようだったのでトイレに抱っこして連れていきましたが、「いやー! もういい!」と泣き叫び、仕方なく降ろしたら部屋にジャー。本人もかなりストレスなのだと思います。私もどうしたらいいのかわからず、床を拭きながら泣いてしまいました。情けないです。どうしたらいいのでしょう?』
投稿したのは、2歳半になる女の子をもつママ。プレ保育で通う幼稚園の先生に、正式に入園するまでにおむつを外すように言われたのだとか。
あせらない、追い詰めない。”トイトレ”に必要なのは心の余裕
なんとか成功させようと、必死な様子です。先輩ママたちから集まったのは、自分自身の経験をふまえた温かな言葉でした。
『お子さんにとっては生まれてはじめての経験をまだ3日しかしていないわけだし、しばらくは成功を期待せずおむつじゃない生活に慣れるくらいの気持ちでいいんじゃないのかな』
『とにかく気楽に、適当に。親が追い詰められると、子どもは追い込まれる。タイミングを見てトイレに座らせて出たらいっしょに喜び、出なかったら「またあとにしよう」と切り替え、直後にもらしちゃったら「あれれ、ちょっとトイレに行くのが早かったね」と笑って済ます。おむつって、取れるときにはスルッと取れるものだよ。お子さんは、まだ時期が来ていないだけ』
『うちも「トイレに行きたくない。ママ、おむつ替えてよ」って言うようになった。トレーニング、苦労しているところ。休むと振り出しに戻るし正直あせるけど、いつかはできるから怒らないようにしている。でも、これは下の子の話だから言えること。上の子のときに、いろいろ学んだから。大変だけど、おたがいがんばろう!』
おまるに歌、キャラクターのパンツ。ダメ元でも試したいアイデア
「情けない」と泣いてしまうほど、落ち込んでいる投稿者のママ。多くの先輩ママたちが指摘していましたが、幼稚園のプレッシャーから追い詰められていることが、お子さんをさらに追い詰めてしまっているようです。
いわば、負のスパイラル。そこから抜け出すためには、ママ自身が深呼吸でもして余裕を取り戻すしかないのかもしれません。
先輩ママたちからは「うちはこれで成功した」というアイデアも寄せられました。
『トイレに行くのがイヤそうなら、リビングにおまるを置いてみたら? 最初はママがするフリをして、お手本を見せてあげたらいいと思う。うちもトイレでうんちができないころは、おまるで練習させていたよ。ペットシートを敷いておくと、片付けも簡単だし』
『私はお気に入りキャラクターのパンツをはかせました。おむつから替えてみたところ汚すのがイヤだったようで、すんなりトイレでできましたよ』
『うちは適当な感じだったな。とりあえず布のトレパンをはかせて、適当に声かけしてトイレに誘ってた。私の母が作ったトイレソング”おはようのあとにおしっこして、ごはんの前におしっこして、お出かけ前におしっこして……”と歌っていたら、そのタイミングで自分からトイレに行くようになったよ』
『普通のパンツをはかせて、その上におむつをはかせるといいと聞いたよ。濡れると気持ち悪い感じもわかるし。片付けもまだ楽だと思う』
『うちもトイレに行くとなぜかしないのに、部屋の中でしていた。4歳過ぎまでおむつだったよ。おむつをやめられたきっかけは、子どもが義母といっしょにおむつを買いに行ったこと。店員さんに「この子に合うサイズはある?」と聞いたら驚かれたらしく、その夜から急にトイレでやりはじめた(笑)。本当はできていたのに、甘えなのかめんどうなのかでやらなかったらしい。いずれ本人が自覚してがんばるようになるから、気楽に考えよう!』
子どもたちそれぞれの発達に合わせるという意味で、最近は以前よりトイレトレーニングの時期が遅くなったという話も。ドラッグストアに行くとかなり大きなサイズのおむつも販売されているので、それを見ながら「我が家はまだまだ大丈夫」と思ったりもします(笑)。
幼稚園という集団生活に適応させるため、ママが焦ってしまうのは仕方のないことかもしれません。ただ、「今トレーニングしているんですけど、なかなかうまくいかなくて〜」と先生には前向きさをアピールしておけば大丈夫! というアドバイスもありました。トイレトレーニングは根気を伴うぶん、成功したときの喜びはママにとっても子どもにとってもひとしおですよね。長い時間がかかるかもしれませんが、小学生になってもおむつを着けている子はそういません。余裕を忘れずに乗り切っていけるといいですね。
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