小学生の防犯ブザーの電池が破裂!?1万9000個のブザーが未だ回収できておらず
「小学生が使っている安全防犯ブザーの電池が破裂する危険がある」と、国民生活センターから発表されました。対象となる型番や配布時期についてお知らせします。
新1年生・2年生は要注意
販売元によると、破裂した電池は2016年2月から2017年4月までに出荷された安全防犯ブザーで、全国の自治体の教育委員会などを通じて小学校の新入生などに配付されたもの。出荷時期から考えると、新1年生および2年生あたりが該当する電池を使っている可能性があります。
【当該品の仕様】
製品名/品番
安全防犯ブザー(生活防水)/SE-1805K
販売元
株式会社西文舘
本体サイズ
75×53×35mm
同梱乾電池
単4形アルカリ乾電池2本
製品名/品番
安全防犯ブザー(生活防水)/SE-1805K
販売元
株式会社西文舘
本体サイズ
75×53×35mm
同梱乾電池
単4形アルカリ乾電池2本
単4形アルカリ乾電池に「12-2020」の文字がないかチェック
破裂した乾電池は、本体端に「12-2020」の表示があるもの。国民生活センターによると「乾電池が破裂したので、原因を調べてほしい」というテスト依頼が3件(2017年8月1件、11月1件、2018年4月1件)あったほかに、同様の事故が2件確認されているとのこと。破裂したものと同じ番号の電池が使われている場合は使用を控えるよう呼びかけています。
1万9000個のブザーが未回収
現在、メーカーでは破裂する危険のある乾電池を使ったブザーの交換に応じています。現在、約2万5000個出荷されたのに対して、実際に交換できたのは6000個のため、まだ1万9000個は実際に小学生が使っている可能性があります。
自宅で使っている乾電池を要確認
「うちは3年生だし、個別でかったやつだから問題ない」と思うママも多いかもしれません。しかし、念のために防犯ブザーのカバーをあけて乾電池の確認をしておいたほうがいいかもしれませんね。また自宅で使っている乾電池などの型版が該当しないかも、確認しておいたほうが安全です。
万が一、該当商品などをお持ちの場合は、国民生活センターのホームページを確認したうえで、販売元に連絡することをおすすめします。
参考:国民生活センター「乾電池が破裂した防犯ブザー」
関連記事
※子どもの携帯はチェックする?購入時に確認したいポイントとは
小学生になると、塾などの習い事の際や防犯グッズ代わりにと、子どもに携帯電話を持たせている家庭もありますよね。しかし子どもに携帯電話を持たせることで「メールをはじめ、携帯にまつわるトラブルが生じ...
※被害者の9割が女性!「自転車かごカバー」を使用した防犯対策とは
※2018年3月時点の情報です。
年配の方が使っているイメージがあり、つけたことのなかった自転車のかごカバー。きっかけは、自転車屋の店員さんがかけてくれた一言でした。新しい自転車の購入時...
※小学生にスマートフォンはまだ早い?利用のルールはどのように決めたらいい? #ママが知りたいネットの知識
※2018年11月時点の情報です。
今どき小学生ともなると、親との連絡用にキッズ用携帯電話を持っている子どもも少なくありません。しかし子どもにスマートフォンを与えることについては、まだまだ賛...