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イマドキは家庭訪問がない学校も!?「個人面談」にシフトする事情

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小学校で新年度が始まると、家庭訪問も近いうちに行われるのかな……などと考えたりもしますね。ママたちが子どもの頃は、担任の先生が各家庭を訪問し、家の中に入って保護者と話をすることが多かったと思いますが、今はちょっと事情が異なるようです。今どきの家庭訪問事情をご紹介します。

家庭訪問がない学校が増えている!?

今まであったとしても、ここ数年からなくなったという声も寄せられる「家庭訪問」。担任の先生が自宅を確認するのみだったり、訪問したとしても玄関先で軽く話すだけだったりと、部屋の中まで入ることは今は稀なようです。

『今年からなくなります』

『ないよ! かなり昔にアンケートをやって、家庭訪問がなくなって個人面談になった! 賛成多数だったみたい』

『今年度から廃止になった。でも自宅の場所を把握するために、玄関先での訪問はある』

『1回だけあった。次の年から廃止になったけど。先生の負担も減っていいと思う』

『娘の通ってる学校は希望者のみだよ。
昨年と同じ担任の先生だったり(毎年クラス替えがあるから確率的に低いけど)、都合つかない人は希望しないみたい』

『一応あるけど玄関先で少し話すか家の前を通過するだけか選択できる』

中には、先生が家庭訪問して話すかどうかを選択できる学校もあるようです。実際に部屋の中に先生がいらっしゃるとなると、お仕事をしているママはスケジュール調整や部屋の片付けなど負担になる場合も。家庭訪問は自宅の場所を確認する目的でもあるため、実際に部屋の中に入る形は今後なくなっていくのかもしれませんね。

家庭訪問がなくなった理由は”授業時間の確保”のため。「個人面談」へシフト

家庭訪問がなくなっている背景には、日中働いている保護者が多く日程調整が難しかったり、学校の授業時間を確保することが目的になっていたりするようです。家庭訪問がママにとって少し負担にはなるとはいえ、先生と話す時間は子どもの学校での様子を聞くいい機会です。家庭訪問がない場合には、個人面談など保護者が学校に出向く機会が設けられているようです。

『学区が広い。働いている保護者が多く時間調整が難しい』

『理由は、家庭訪問にかかる時間を子どもたちの授業に使いたいからだって』

『家庭訪問あったけど、新年度から住宅確認になるって。
英語が増えたりして授業数を確保するためだって言ってた』

『人数多くて、先生大変だから』

『ないな。面談のみ。先生の負担軽減かなと思ってる』

『面談やるからって無くなったよ』

『私立小だからありません。親が頻繁に学校に出向いてます』

『うちは個人面談だわ。夏・冬2回あるけど、冬は希望者のみだわ』

『私立小で通学エリアが広いから。代わりに新学期早々に個人懇談があります』

『自宅の確認だけするという学校。自宅の確認だけしにくる。
そのかわり、夏休みに2者面談があるよ』

家庭訪問がなくなることに対しては、

『大掃除しないといけないから助かる』

『うちも一昨年からなくなったよ。今は自宅確認のみ。元々それが目的の家庭訪問だったからね。いいと思う』

と言ったママたちの賛成の声が多く見受けられました。もちろん、家庭訪問が行われる地域もまだまだありますが、学校側にとっても保護者にとっても、学校で面談する形が都合がよく、これからは増えていくのかもしれませんね。

玄関先で話すことは「失礼」ではない

家庭訪問で部屋には入らず玄関先で話すことが事前にお知らせされている場合、「玄関と書かれてはいるけど、先生に失礼では……」と不安に思うママもいるかもしれません。実際のところ先輩ママはどう対応したのでしょうか?

『「玄関で」って言われてたけど、本当に玄関だった。
「は~い!」とドア開けて、「えっとでは中に……」と言ってみたけど、「いえここで」ということで、玄関の外で立ち話だったよ』

『うちは玄関だよ。
通そうとしたら「ここで良いですから」って断られたから、それ以来玄関のところに座って喋ってる』

『去年初めてだったけど玄関で立ち話だったよ。3分とか? 噂には聞いてたけどものすごい短時間で、こっちもびっくりだったわ』

『うちの学校は玄関で家庭訪問ってルール』

『うちの学校みんな玄関だよ。
多いからゆっくり上がってる時間ないみたい』

『「玄関で結構です」ってプリントに書いてあるけど一応中へすすめる。
上がる先生もいれば上がらない先生もいるよ』

先生も限られた時間の中で子どもたちの家を訪問しているため、部屋に通さないから失礼に当たるということはありません。また、事前に配られたプリントなどに一人あたり5〜10分といった持ち時間が書かれている場合もあります。先生の予定もあるため、玄関先で短い時間で問題ないようです。もし子どものことで特別に時間をとって相談したい場合は、先生に連絡して学校に出向く方がいいですね。

今後子どもがお世話になる先生とは、どんな形であれ顔を合わせていい関係を作っていけるといいですね。

文・山内ウェンディ

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参考トピ (by ママスタコミュニティ
家庭訪問がない学校
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