先生にお茶菓子って必要?「家庭訪問の悩み」を元教諭に聞きました
新学期が始まり、これから家庭訪問の時期になると「先生にお茶orお茶菓子って必要?」と気にするママも多いと思います。
今回は、そんなママたちのために実際に家庭訪問の時にした「おもてなし」例や、元教諭に聞いたお茶菓子の必要性をご紹介いたします。
みんなは家庭訪問の時、どうしてる?
『手はつけないとは思うけど、(一応)部屋に通してバームクーヘンやイチゴなどを出すよ。お茶も、先生によって飲んだり飲まなかったりするけれど、なんとなく出したほうがいいかと思って』
『(先生も)そんなに時間ないだろうから、玄関先で話して終了。ペットボトルとか日持ちするクッキーを袋詰めしておいて帰りに渡した』
『訪問時間30分もあるし何もおもてししないと、子どもの指導に影響が出たりしないか不安になるから(お茶菓子は)出すよ』
『先生が4人家族と聞いたので、帰り際に4人分のケーキを渡したら喜んでくれました』
『学校のプリントに「お気遣いは結構」と書いてあったので、本当に何にもしてない。それでもお茶出す人はいるんだろうけどね』
園や学校、訪問時間によっても、それぞれ対応は変わってきますよね。
お茶菓子は必要?元教諭に聞いてみました!
知り合いに幼稚園で勤務していた方がいたので、単刀直入に聞いてみました!
Q.家庭訪問で、お茶orお茶菓子って必要?
A.『家庭訪問では、新学期の園(学校)や家庭でのお子さんの様子を話し合うことが目的なので、特にお茶などの気遣いはあってもなくても気にしませんでした。しかし、時間が押しているのに帰り間際お茶を用意されてしまって、一口も手をつけないのは悪いので熱々のお茶を一気飲みして口の中を火傷したり、高価なものを手土産に渡されてお返し等ができず困ってしまったりしたことも。
直属の上司の指導により、「すべて断る」「ありがたく頂く」など先生の対応もまちまちだから余計に迷うことはあるでしょうが、もてなす気持ちだけで十分!実際にお茶をもらったり高価なものをもらったからといって、子どもの指導に影響はないですよ』
とのことでした。よくよく思い出せば…なぜか常温の牛乳のみでもてなされたり、「お茶がなくて」と欠けたコップに水道水を出されたこともあるとも言っていましたが、それほど先生は気にしていなかったとのこと(笑)
限られた時間の中で園での様子を伝え、ママたちの相談にのったりしながら何名ものお宅を回る先生にとって、お茶のお気遣いはさほど重要ではないようですね。
園や学校、地域によっても気遣いの仕方はそれぞれ変わってくることかもしれませんが、まずは子どものことを第一に!
これから家庭訪問のある方は、先生のおもてなしを気にするよりも、家庭でのお子さんのようすをわかりやすく伝えられるようにしておいたり、園や学校でどんな様子ですごせているかなど先生に聞きたいことをまとめておくなどの準備をしておくことが大切なのかもしれませんね。
文・赤石 みお イラスト・加藤みちか
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