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お父さんお母さん、ありがとう!「涙なしでは聞けない」両親との思い出とは

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みなさんが小さいとき、お父さんやお母さんからしてもらって嬉しかった事は何ですか? 誕生日パーティーやサプライズプレゼントも嬉しいけれど、何気ない毎日のことも思い出として残っていることでしょう。

ママさんたちの記憶に残っている、お父さんお母さんとの心温まるエピソードをご紹介します。

いつも味方でいてくれた、オリジナル物語、かわいいお弁当……、愛情あふれる「思い出」たち

『行きたいところに色々連れていってくれたこと。怖がりだったので眠れるまで手を繋いでいてくれたこと。たくさん褒めてくれたこと。なにより必ず味方でいてくれる安心感を子供ながらに感じてた。嬉しかったことありすぎて感謝しかない』

『毎日おいしいごはん。今日の晩ご飯なに? と聞くのが楽しかった。おいしかった。ありがとう。小さい頃うちは貧乏やからとよく言われていたけど、必要なものは何不自由なく買ってもらっていたな。本当にありがとう。我が子にしてあげられてるのかな? 少し不安です』

『沢山あるけど。寝る前に聞かせてくれた母親創作のメチャクチャ昔話が楽しくて、弟とお腹抱えて笑い転げてたな。あと、お散歩できるワンちゃんのぬいぐるみが欲しかったとき、母親がボール紙で手作りしてくれたのがすごく嬉しかった。仕事していたので毎日机にお手紙が置いてあり、読むのが楽しみだった。本当に忙しかったはずなのに愛情たくさんの母親には未だに感謝です』

『お弁当がとっても可愛かったこと。絵本を読む声が好きだったこと。足が冷たいと温めてくれたこと。お父さんが仕事帰りにお土産買ってきてくれたこと。ご飯を作りながらいつも話を聞いてくれたこと。眠れないとココアを入れてくれたこと。きっとまだある』

ママたちからは、いつも味方でいてくれたこと、ママオリジナルのお話をしてくれたこと、かわいいお弁当をつくってくれたことなど心あたたまるエピソードが寄せられました。絵本の読み聞かせの声や毎日のご飯。繋いだ手の温かさ。おんぶ。大人になっても親になっても、思い出すものですね。親になって子どもの頃の思い出を思い出すとき、自分が親にしてもらったことと同じことを親として子どもにしてあげたいな、と思える瞬間でもあるでしょう。

ごちそうだったハンバーガー、遠足のおにぎり、最後のおんぶ紐……、「涙なしでは聞けない思い出」たち

『まだマクドナルドが都市部にしかなかった時代。シングルマザーだった母がときどき、本当にときどき仕事帰りに買ってきてくれた。普段はほぼ終電で帰りが遅かったから、まだマクドナルドが開いてる時間に帰れて、かつお金があるときだったんだと思うんだけど。貧乏だったし田舎だったから外食なんて記憶にない私の、唯一無二のごちそうの記憶。母が早く帰ってきた嬉しさと、都会の匂いがする、発泡スチロールの箱に入ったハンバーガー。肉のハンバーガーはいつも兄に取られて、フィレオフイッシュしか食べられなかったのも、未だに思い出す』

『普段親はパチンコばかり行って家にいないから、私はご飯を食べなかったり、カップラーメンやお菓子を食べたりしていた。普段の幼稚園のお弁当もコンビニで買ったものだった。そんな親が、幼稚園の遠足でおにぎりを握ってくれた。おかずはなくて塩むすび1つだけだったけど、嬉しかった』

『多分5、6才の頃、久しぶりにおんぶしてくれたとき。確か部屋の片付けしてるときにおんぶ紐があって、片づける前に優しい笑顔で「してあげる」って言っておんぶしてくれた。そのときが最後のおんぶだったと思う。お母さんも、もう私も大きくなったから最後かもしれないと思ってしてくれたんだと思う。あの時、お母さんの愛情がすごーく伝わってきて嬉しくて幸せな気持ちで満たされてた。今でも時々思い出す。普段は口うるさいお母さんだけどね』

『私が小1でお母さんが亡くなった。私は一人っ子。お父さんが育ててくれた。お母さんが亡くなったのが7月末で、夏休みは親戚の家に預けられた。でも8月最後の日曜日、お父さんが仕事休みの日、「夏休みにどこも連れてってあげられなかったから」と、ディズニーランド連れていってくれた。嬉しかったな~。思い返せば、連休とかは車で色々連れてってくれたな。あとお父さんが作った濃いめのすき焼きが好きだったな』

ママたちからは、時々しか食べられないごちそうだったハンバーガー、遠足のときにだけ作ってくれたおにぎり、最後のおんぶになってしまったけれど、おんぶ紐を使っておんぶしてくれたことなど、涙なしでは聞けないエピソードが寄せられました。親になって改めて思うと、親には決して小さくはない苦労があったとわかるからこそ、涙がこぼれてしまうのかもしれません。

『子どもたちが喜ぶこと、求めることいっぱいしてあげなくちゃなぁと思う。嬉しいっていう気持ちで満たしてあげたいね』

というコメントのように、親になって改めてわかる親のありがたさを感じた、という人、少なくないでしょう。親の愛は、偉大ですよね。誕生日や母の日、父の日でなくても、いつでも感謝を言葉にして伝えることはできます。感謝を伝えたい人たちに、さっそく連絡してみてはいかがでしょうか? 子どもとの素晴らしい思い出作りの計画を立ててみるのもいいかもしれませんね。

文・編集部 編集・しのむ

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