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出産当日に発熱して「緊急帝王切開」!私の出産は予想外の連発でした #わたしの出産記録

出産は思い通りにならないものだと思ってはいましたが、私の出産は予想外の連発でした。

予定日がすぎても息子は全く産まれる気配がありませんでした。

予定日超過9日目の健診でも子宮口は開いておらず、先生が子宮口をグリグリして「1㎝開いたけど陣痛は来ないと思う」と言われる状況。

その日は土曜日だったため、週があけて月曜日に入院して陣痛促進剤を使うことが決まりました。

陣痛促進剤を使えばやっと赤ちゃんと会えるという期待でいっぱいでした。

15時ころに帰宅して一眠りしていたのですが、夕方に目を覚まし立ち上がったとたん

突然破水が起きました。

急いでタクシーで病院へ向かいます。

破水はしていたけれど、先生からは赤ちゃんは大丈夫ということでしたので

翌朝から陣痛促進をすることが決まり、その日は入院となりました。

夜は付き添い不可の病院でしたが、そもそも遠方への里帰り中だったので旦那は病院に来る事もできず1人きりの入院でした。

破水したのに陣痛は来なく、その日は赤ちゃんのことが心配で眠れない夜になりました。

1~2時間ごとに赤ちゃんの心拍を図りに来る看護師さんが待ち遠しく、心音を聞くと安心しました。

 

なんとか2~3時間ほど眠り朝になると

私は37.5度の熱を出していました。

朝イチでNST(※1)で赤ちゃんの心拍を図りはじめましたが「あれ?赤ちゃん寝てるかな?」とお腹をゆすられながら1時間かかり、看護師さんは先生を呼んできて朝食を出しても大丈夫か確認し始めました。

先生から大丈夫と許可が出て朝食も出ましたが、後になって帝王切開の時は朝食が取れないと知り、この時看護師さんは帝王切開の可能性を考えていたのだと気づきました。

(※1)NSTは、分娩監視装置 (ぶんべんかんしそうち)のことで、妊産婦さんのおなかにベルトを巻き、赤ちゃんの心拍数、胎動、子宮の収縮の具合をチェックする装置。それぞれがグラフとなって出てきます。お産のときにも様子の変化を診るために用いますが、妊娠末期で陣痛のないときにも行なうことがあります。この場合、胎児に陣痛というストレスを与えず検査するので、「ノンストレステスト」と呼びます。 参考:公益財団法人 母子衛生研究会

【9:00】

内診を済ませ赤ちゃんも元気だったので、陣痛促進が始まりました。
1時間に1錠ずつ陣痛促進剤を飲んで、ゆっくり陣痛を促進します。
旦那は飛行機移動で昼過ぎに着く予定で、それまでは両親が付き添ってくれました。

【10:00】

2錠目の陣痛促進剤。

なんとなくお腹や腰が痛くなってきたのですが、突然NSTのエラー音が鳴り始めます。赤ちゃんの心拍数が上がっていたのでした。

看護師さんから「母体が発熱しているから熱くて苦しいのかもしれない。お水を沢山飲んで」と冷たい水を差し出されました。水を飲んで赤ちゃんの心拍も一旦落ち着きましたが、またエラー音が鳴り始めます。それが2~3度繰り返されました。

【11:00】

看護師さんが先生を連れてきました。

私は実は陣痛を楽しみにしていました。「鼻からスイカが出る程の痛みなんて日常では経験できないよ」と力説して旦那から呆れられていました。

先生は私の発熱と赤ちゃんの心拍数上昇で感染症の疑いがあること、このまま陣痛が起るのを待つのは時間がかかり過ぎること、自然分娩では無事産まれても感染症などの病気のリスクが上がることなど、自然分娩にメリットがない事をわかりやすく説明してくださいました。

帝王切開に変更するしかありませんでした。

私の承諾を得ると、先生は旦那にも電話し帝王切開の説明をして承諾を得ていました。

【11:20】

手術は昼イチに決まりました。

手術の前準備をしながら看護師さんから緊急帝王切開なのでお腹は縦に切ることを聞きました。

準備が終わり看護師さんがファイルを持ってきて「では手術の説明をします」と麻酔の説明を始めた途端、NSTのエラー音が鳴り始めました。また赤ちゃんの心拍数が上がったのだろうと誰もが思ったのですが、

数値を見た看護師さんは血相を変えて廊下に飛び出しました。

 

看護師さん「先生! 赤ちゃんの心拍数が低下しています!」

先生「みとうさん!今すぐ手術をします!急いで!」

 

看護師さんに手を引かれ数メートル先の手術室まで走ります

走る? 無理! 移動ベッドに乗せてくれないの!? と驚きつつ必死に走って手術室に到着しました。

 

手術台には全裸で上がりました。

背中から3本麻酔をうつのですが1本目からもう痛くて痛くて……まさかこの歳で痛くて泣くとは思いませんでした。泣きながら耐えていると側にいた看護師さんが手を握ってくれました。

手術台に仰向けに寝かされ酸素マスクをつけて、いよいよ手術という時も右手と左手をそれぞれ看護師さんが握ってくれていました。緊急帝王切開で手術の説明もなかったからパニックにならないようにそうしてくれていたのかもしれません。

手術中は、内蔵を下からぎゅうぎゅう押されるような強い圧迫感があり苦しくてまた涙が出てきました。

 

とにかく赤ちゃんが無事でありますように。
赤ちゃんのために私も死ねません。
二人とも助けてください。

 

そう祈っていました。

 

正確な時間はわかりませんが思ったよりも短い時間で赤ちゃんは取り出されました。

取り出された息子は元気に泣いてくれました。

頬をひとなですると「では赤ちゃんをキレイにしますね」と隣の部屋へ連れて行かれ、麻酔と疲労からか私はそのまま夜まで意識を失ったかのように寝続けてしまい、次に息子と会えたのは翌日の昼でした。

きちんと対面した息子は元気に泣いていて、キラキラして見えたのはハイだったからかもしれません。
帝王切開後はお腹の痛みがツラかったのですが、息子に会うために痛み止めを飲みながら授乳室に通いました。

その翌日、息子は血液検査の結果から感染症の疑いが出て3日間の点滴治療が始まり、さらに私は突然の寒気と高熱で授乳室で倒れてしまいました。

もしも自然分娩を決行していたら感染症はこんなものでは済まなかったのかもしれません。
出産は思い通りにはいかないこともあります。

けれど「帝王切開」という、赤ちゃんと自分自身のために1番良い選択ができました。

余談ですが、旦那は飛行機で移動中だったため手術時間が早まったことも知らず、空港に着くと「産まれたよ」メールが私の両親や兄弟から複数来ていて驚いたそうです。

そして旦那は「誰も子どもの性別を教えてくれなかった」としょげてました。健診で男の子とわかっていても性別は知りたかったそうです。皆さん旦那さんにはすぐに性別は教えてあげて下さいね!

 

文、イラスト・みとうさゆ

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