主婦経験が武器に!主婦パートを積極採用する企業ランキング
子どもの入学や進級などをきっかけに、「働いてみようかな」と考えるママは多いもの。とはいえ「働くのは久しぶり」ましては「じつは働いたことがあまりない」ママにとって、どこで働くかは重要問題! 頭を悩ませるママたちに、ぜひ参考にしてほしいランキングが先日発表されました。
家事のプロとしての即戦力が期待されている!
テレビCMでもおなじみの「株式会社ビズリーチ」が運営する求人検索エンジン「スタンバイ」が発表した、「スタンバイ 主婦パート・アルバイト積極採用企業ランキング」。多くの業界で人手不足が叫ばれてしばらくたちますが、主婦ならではの経験を活かせる企業、主婦に手厚い優遇のある企業の名が上がっています。
「主婦パート・アルバイト積極採用企業ランキング」(2018年1月)
1位 株式会社ライフェクス
2位 株式会社サマンサタバサジャパンリミテッド
3位 まいばすけっと株式会社
4位 タイムズモビリティネットワークス株式会社
5位 株式会社ベアーズ
6位 株式会社トリドールホールディングス
7位 ZIN株式会社
8位 日本マクドナルド株式会社
9位 株式会社はま寿司
10位 株式会社サンエー・ビーディー
11位 大器キャリアキャスティング株式会社
12位 株式会社学研エル・スタッフィング
13位 株式会社ビッグボーイジャパン
14位 生活協同組合コープ
15位 日研トータルソーシング株式会社
16位 小田急商事株式会社
17位 株式会社グリーンハウスフーズ
18位 株式会社ドトールコーヒー
19位 株式会社ワールドストアパートナーズ
20位 株式会社アルペン
*スタンバイ調べ
企業名だけを見ていると「いったい何の会社? どんな業務をするの?」と見えてこない部分もありますが、1位の「ライフェクス」と5位の「ベアーズ」は家事代行サービス運営会社です。働く女性の増加に伴い急成長中の市場だけあり、どの会社も人員を増強しているのだそう。家事のプロともいえる主婦は、そのまま即戦力となるわけですね。
ちなみに約1年前に行われた同調査で家事代行サービスは20位以内にランクインもしていなかったそうなので、いかに今、主婦力が求められているかがよくわかります。
手厚い研修制度やマニュアルがあれば、久々の仕事でも安心
続いて上位には「サマンサタバサジャパンリミテッド」(2位)、「サンエー・ビーディー」(10位)、「ワールドストアパートナーズ」(19位)、「アルペン」(20位)などのアパレル・服飾雑貨系の企業名が。若い女性が働いているイメージの強い業界ですが、主婦層にもしっかりニーズがあるわけですね。経験豊富な女性ならではのコミュニケーション力(接客力)が期待されているのかもしれません。
さらに”主婦パートが多い”イメージのある食品スーパーの店員・キッチンスタッフも、やはり上位に。「まいばすけっと」(3位)生活協同組合コープ(14位)、小田急商事(16位)などがランクインしています。
4位の「タイムズモビリティネットワークス」はレンタカー店での出入庫や受付、得意先へのあいさつまわりが主な業務。
ZIN(7位)は、老人ホームでの介護業務全般の介護福祉士などを募集しています。この業界はやはり人手不足が深刻なよう。
トリドールホールディングス(6位)、日本マクドナルド(8位)、はま寿司(9位)などの飲食店のフロア・キッチンスタッフ系は、主婦パート獲得のため仕事体験会を実施するなど、様々な工夫をしているようです。これらはマニュアルがあり研修制度がしっかりしている企業が多いので、「働くのが久しぶりで不安」というママでも安心感がありそうですね。
今回20位以内にランクインした企業の多くは「週1回、最低2時間からでもOK」など、主婦層が働きやすい仕事であることをアピールしているそう。また、今回はランク圏外となった「すき家」などを展開する「ゼンショーホールディングス」や「セブンーイレブン」など、主婦層獲得のために保育所を開設している企業もあります。
子どもの年齢や家庭状況によっても、働きやすい条件はさまざまです。ただ”求められている”業界であれば門戸を叩きやすくなるのはたしか。これから仕事先を探すときの参考にしてみてくださいね。