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近藤千尋:第5回 「とてもステキなお産でしたね」と助産師さんに言ってもらえて嬉しかった

雑誌「S Cawaii!」の専属モデルとして活躍し、ファンから“ちぴちゃん”の愛称で親しまれるカリスマモデル・近藤千尋さん。2015年にお笑いトリオ・ジャングルポケットの太田博久さんと結婚、2017年の5月に待望の第一子となる「十愛(とあ)ちゃん」を出産しました。

インタビュー第5回目は、出産時のお話を伺いました。立ち合う予定だった旦那さんはお仕事で間に合わなかったそう。その代わりに近藤さんの出産に立ち合った意外な人とは?

■出産は予定日通りでしたか?

近藤千尋

予定日が過ぎてからのお産でした。検診日の前日に、おしるしがきたと思っていたら、実はそれが破水だったんですね。

検診で病院に行ったら即入院になったんですけど、そこから2日間陣痛が来なくて、「明日、陣痛が来なかったら促進剤を打ちます」と言われたんです。その日の夜に看護師さんがアロマを焚いてくれたりマッサージしたりしてくれて、翌朝、陣痛が来ました。

「お腹が痛いな」と思って間隔を計ったら10分で、「ほんとにこんなにキレイに10分間隔なんだ!」と感動しました(笑)。冷静に産みたいと思っていたのに、だんだん呼吸が苦しくなってしまい、「結構きつい……」と思って焦っちゃったんですよね。でも産むしかないから、呼吸に集中して落ち着くようにしました。

分娩台に乗ったのが14時頃で、17時に生まれたので、結果すごく安産でした。

■旦那さんは立ち合えましたか?

立ち合いを希望していたんですけど、仕事で間に合わなかったんです。その代わり、ちょうどゴールデンウィークで東京に来ていた私の両親が、出産に立ち合ってくれました。

うちのお父さんは、最初から最後までいてくれて、私の腰をさすったり押したりしてくれていたので、生まれた後は「拳が痛い」と言ってました。

■お母さまが立ち合うという話は聞いたことがありますが、お父さまが立ち合うというのは珍しいですね。

そうなんです。私も、まさか自分のお産にお父さんが立ち合うとは思ってなかったです(笑)。

昔はお父さんとは距離があったんですよ。教師をしているお父さんはすごく考え方が固くて、思春期の頃から、何を話して良いかわからなくてあまり会話をしなくなったんです。

でも出産に立ち合ってもらったことがきっかけになってお父さんとLINEをするようになったし、お父さんが一人で家に泊まりにくるようにもなったんです。十愛ちゃんが産まれたことで私とお父さんの関係もすごくよくなったので、立ち合ってもらって良かったなと思いました。

■とても思い出に残るお産になったんですね。

十愛ちゃんが生まれたとき、両親は泣いていました。助産師さんから、「ご両親は、『まだ?いつ産まれるの?』と仰ることもなく、ずっと支えていらして、空気のいいお産でしたね」って言ってもらえたんです。すごく嬉しかったですね。

■産後、赤ちゃんを最初に見たときはどんな気持ちでしたか?

泣くんだろうなとは思っていたし実際涙も出たんですけど、「うぇーん!」という感じの号泣ではなくて、「出てきた~!! めっちゃ、ひーぼぉくん似!」と思いながら、涙ポロリ……という感じでした。

分娩台の上で処置してもらっている間に、いろんな人に「生まれたよ~!」と電話しました。すごくハイテンションになっていましたね。

マネージャーさんには陣痛が来たことを伝えられていなかったから、「すぐ、病院に来て!」と連絡しました。「生まれるの?」と聞かれて、「生まれたの!」と答えたらすぐきてくれました。

■旦那さんは、産後どのくらいで病院に到着したんですか?

ひーぼぉくん(夫の太田博久さん)は、十愛ちゃんが生まれて2時間くらい経ってから、ちょうどカンガルーケアが終わって病室に戻るときに到着しました。最初に赤ちゃんのところではなく、私のところに来てくれたんです。「ありがとう。(間に合わなくて)ごめんね」って言ってくれて。

「赤ちゃんは?」ではなく、「ちーぼぉちゃん!」と私のことを呼びながら来てくれたのが、本当に嬉しかったです。今でも、そのことを思い出すと嬉しいです。

■今回は立ち合えなかった旦那さんは、もし次の機会があったら立ち合いたいと言っていますか?

近藤千尋
立ち合い出産は、したほうがいいのか、しないほうがいいのか、意見が分かれますよね。実は私、結果として彼が立ち合いをしなくてよかったと思ったんです。

彼が夜中に一人で出産のときのビデオを見て、泣いていたことがあったんですね。「一人でこんなに辛い思いをさせてごめんね。次は絶対立ち合うから」と言ってくれたんですけど、私はそれを言われた瞬間、「ありがとう~!」とは思わなくて、正直「次もいい。立ち合ってほしくない」と思ったんです。

どうしてそう思ったのかは自分でもよくわからないんですよね。かわいそうって思われたくない……? 労わられたくない? なのかな……。彼はすごく心配症ですし、そういう「大丈夫?」という思いで見てほしくないとは思いました。

あと出産中のあの姿を彼に見られるのが、シンプルに恥ずかしいということもありますね(笑)。


出産の立ち合いをしたのはなんと、近藤さんのご両親でした。お父様が出産の立ち合いを経験したことで親子関係が改善されたというのは、なんとも素敵なエピソードですね。
次回は、近藤さんの子育てについてお伺いします。お楽しみに。

(取材・文:上原かほり 撮影:山口真由子)

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