バナナマンが歌う!日村さんの実話をもとにした『みんなのうた』の新曲『お米かくれんぼ』
『みんなのうた』2017年10-11月期の曲として新たに登場したのは「バナナゼロムジカ」が歌う『お米かくれんぼ』です。これはNHK総合で放送されている音楽バラエティー『バナナ♪ゼロミュージック』から誕生した番組オリジナルソング。ボーカルをつとめるのはお笑い芸人バナナマンのおふたりです!
日村さんの実体験エピソードから生まれた歌
『お米かくれんぼ』は人間にくっついたお米が世界を旅するという楽しい内容を歌っています。この歌詞は、実際にバナナマンの日村さんが体験したエピソードから生まれたのだそうですよ。ある日、パリのシャルル・ド・ゴール空港に降り立った日村さん。ふと気がつくと何粒かのお米のかたまりが服についていてビックリしたんだそうです。飛行機の機内食ではお米など食べていないのに、いったいなぜどこで!? お米を知らず知らずのうちに世界旅行に連れて行っちゃっているなんて、面白いですよね。
小さい子どもを育てているママにとっては、いつの間にか服にお米がついているという現象は日常茶飯事。気がつくとこぼしたお米を踏みつけて足の裏がベッタリしたり、服の裾に知らないうちにカピカピのお米がついていたり……。思わず子どもにイラっとしてしまいそうなときでも、日村さんの『お米かくれんぼ』のエピソードを思いだせば、ついた米粒も笑いに変えられそうです!
音楽番組『バナナ♪ゼロミュージック』から誕生
2017年9月30日(土)に放送された『バナナ♪ゼロミュージック』では「祝!みんなのうた完成スペシャル」と題して、音楽制作の舞台裏を公開。日村さんが考えた『お米かくれんぼ』の歌詞に、番組に出演しているバンド「オルケスタ・”バナナ”ゼロ・ムジカ」の皆さんが曲をつけていく過程も紹介されました。
バナナマンの設楽さんが「天才たち」と呼ぶこのメンバーは、さまざまなバンドから集まったプロフェッショナルの演奏家たち。なんとコード進行しか書かれていない真っ白な楽譜を渡され、実際にセッションしながら細かいアレンジを決めていく様子が放送されていましたよ。ラテンと音頭を融合させた曲調をベースに、ワルツやラップやフラメンコなど多彩なジャンルのメロディーを取り入れたにぎやかな楽曲に仕上がりました。
バンドメンバーがコーラスも担当し、サビの前のかけ声は設楽さんがアイデアを出すなど、『バナナ♪ゼロミュージック』の出演者が力を合わせて完成したこの曲。その豊かな音楽性もぜひお楽しみくださいね!
『みんなのうた』
NHK総合、Eテレ、ラジオ第二放送
2017年10-11月『お米かくれんぼ』を含む放送予定枠
※予定は変更される場合があります。
【Eテレ】月・水曜8:55~9:00 金曜13:45~13:50 火・木曜16:00~16:05
【総合テレビ】火・木・土曜10:55~11:00
【ラジオ第二放送】月・水・金曜12:10~12:15 火・木・土曜23:55~24:00