九死に一生を得た思い出は?「出産」「子育て」のこわ~い話
分娩時になかなか子どもが産まれなかった、子どもが急に高熱を出した、怪我をしてしまった、事故に遭ったという連絡が入った……。
表立って言う機会は少ないかもしれませんが、出産や子育てで、パパやママが陰で心を痛めていることはたくさんあるのではないでしょうか?
パニックになる気持ちを抑えながら、なんとか対処して事なきを得て、しかし後から思い出しても背筋が凍るような出来事。ママスタコミュニティに寄せられた、数々のエピソードをご紹介します。
喜びでもあるけれど……出産で感じた「怖さ」
『妊娠高血圧症で37週に入ってすぐに陣痛誘発で出産中、分娩台の上で陣痛が収まってきて「ヤバいこのままじゃ子どもが死ぬ」と思って無理やり踏ん張った。先生が腹の上に乗って吸引鉗子で押してもらって出産。待機していた小児科の先生に診察してもらってるときにようやく泣き声が聞こえて、それまでの間が一番怖かった』
『二人目が38週で破水し入院してから、一人目の陣痛出産の痛みを思い出したとき。一人目は難産で、陣痛誘発&会陰切開&吸引鉗子だったから、またあれがくると思ったらもう……』
『産後に大量出血して、意識が朦朧として、もうダメだろうな……と思った』
まさに出産は命がけ。死を覚悟したママもいらっしゃるようでした。ママスタコミュニティの他のトピックでも、「妊娠中だけど出産が怖い」というコメントがたびたび見受けられます。しかしその怖さをも克服して、腹をくくって、母は出産に臨むのですね……!
もう起きてほしくない 「子育て」で怖かったこと
子どもが生まれて成長してからも、親が肝を冷やす場面はいくつもあります。
『子どもが迷子になったとき。下の子が一度だけ迷子になったけど、あの感覚は忘れない。頭が混乱して、周りの賑やかな音や人の声も無音に感じた』
『子どもの夢遊病は本当に怖い。突然ムクッと起きて部屋のドアから出ようとしたからドアを押さえてたら「開かない 開かない」って泣き出して、名前を呼んでも話しかけても反応しないし。ちょうどお盆の時期だったから霊が憑依したかと思った。本当に憑依していたのかもしれないけど』
『子どもが3才で熱性けいれんを起こしたとき。みるみるうちに唇と顔の色がおかしくなって、「助からない!」と思って本当に怖かった。それから発熱するたび夜も眠れないほど心配だったけど、今は大きくなり、あの時以来けいれんは起きてないから、やっと安心できるようになった』
『子どもが家の階段から落ちたとき。普段は憎たらしいと思うことも多いけど、このときは生きた心地がしなかった。大事にならなくてホントに良かった……』
『息子が電車とホームの隙間に膝まではさまったことかな。隣の人がいなかったら、線路に落ちてた』
『娘がノロウィルスと診断された1歳前。脱水とかが怖いから無理言って入院にしてもらったら翌日、腸重積症だったって言われた。見つけたら即治療が必要な病気。結局2回全身麻酔で手術した。診断された時点で家に帰っていたらと思うと今でもゾッとするし、涙が出る』
大切にしている人に降りかかる災難以上に怖いことはありません。子どもが迷子になったら、怪我をしたら、誰かにさらわれたら……想像したくもありませんが、それでも用心に用心を重ねるのが親の役目、なのですね。
心が引き裂かれそうな思いをしても、その時々の最善の行動をするパパとママには、本当に頭が下がります。これからの子育てでも、子どもの命に関わることができるだけ起こらないよう、願うばかりです。
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