マイクラキャラでプログラミング初体験!子どもたちの反応は?~学研×ママスタ「プログラミングワークショップ」~
2020年度から小学校の授業で必修となったこともあり、今、プログラミング教育に対する注目度が高くなっています。
そこで、先日行われた家族向けイベント「かぞくみらいフェス」でも、ママスタとGakken Tech Programがコラボして、2日にわたり子供向けのプログラミングワークショップを実施しました!
大人でも「難しいのでは?」と感じてしまうプログラミング。初めてプログラミングにふれる子どもたちは、はたしてこのワークショップを楽しめたでしょうか!?
プログラミング初体験の幼稚園児でも楽しめる!
集まったのは、幼稚園年中さんから小学校低学年の子どもたち20人。「プログラミングは初めて」という子が何人もいて、ドキドキワクワクのスタートです。サポートのお兄さんたちから1人1台タブレットを渡された子どもたちは、ゲームの進め方の説明が始まると、みんな真剣に耳を傾けていました。
今回のワークショップは、「Minecraft Hour of Code」というツールを使って、子どもたちに大人気のゲーム「マインクラフト」のキャラクターを動かし、課題をクリアしていくというもの。
「マインクラフト」とは、人や自然、動物など、あらゆるものが立方体のブロックでできたフィールドで、ブロックを使って建物やアイテムなどいろんなものを作って遊ぶことができるゲームです。
プログラミングを使って操作をするのですが、難しいテキストを読んだり、自分でコードをすべて入力するのではなく、画面に表示されるブロック状のコマンドを選び、パズルのように組み合わせることでコードを完成させていきます。これなら、子どもたちにも分かりやすく、何よりとっても楽しい! 最初はブロックを運ぶことで精いっぱいだった子も、慣れてくるとどんどん先に進めるようになり、みんな夢中になっていました。
子ども5人に対して1名のスタッフがつくから、サポート体制もバッチリ
体験していた時間は約1時間半。なかなかの長丁場なので、途中トイレに行ったり、ママやパパのところに行く子もいるかなと思ったのですが、終了時間になるまで全員ミッチリ集中をして続けていました。
誰一人飽きることなく続けられたのは、内容のおもしろさはもちろんですが、ワークショップのサポート体制が万全だったことも大きいかもしれません。ひとつのテーブルに着席した5人の子どもたちに対して、1人のお兄さんがついて遊び方をレクチャーしてくれていました。困ったときも、手を挙げればすぐに教えてもらえるので、みんなつまずくことなく最後まで楽しく進めたようです。
課題をクリアできたご褒美にプログラミングの本をプレゼント!
最後は課題をがんばってクリアしたご褒美として、参加した子どもたちに一冊ずつプログラミングの本をプレゼント。
プログラミングは初体験という男の子は「楽しかった!」と、とっても満足そう。ある女の子は「ちょっと難しかったけど、がんばった」と、それぞれ楽しめた様子。少し離れた場所から見ていた保護者の方からも「長い時間集中してやっていたので驚きました。とっても楽しかったみたいで、連れてきてよかったです」と笑顔で話してくれました。
今回のイベントが初のプログラミング体験となった子も多かったようですが、これを機に少しずつプログラミングに興味を持ち始めるきっかけとなるといいですね。
取材、文・長瀬由利子