<社長夫人が独占!?>会社に届く贈り物や手土産、従業員にわけないのは普通?宛先は社長だけど…

取引先から届くお中元やお歳暮、手土産などを、職場でわけ合った経験があるママもいるのではないでしょうか。一方で、会社によって扱い方はさまざまで、「誰のものなのか」と疑問に思う場面もあるようです。
『10人ほどの小さな会社で配達のパートとして働いています。会社に届いた贈り物や手土産やお中元、お歳暮などは事務担当が受け取り、社長室で保管。ある程度たまると、会社では働いていない社長夫人が訪れ、すべて持ち帰ります』
その様子を見た事務担当からは、「会社に来たものなのだから、わけてくれてもいいのにね」と言われたそう。投稿者さん自身は、会社への贈り物をわけてもらったことはなく「どちらの考えもわかる」と返答に迷ったと言います。
「社員でわけていた」という会社も
まずは、「自分の会社では社員に配られていた」という体験談です。
『お中元やお歳暮で届いた食べものは、「好きに持っていって」と事務所に置いてある』
『年末のビンゴ大会の景品になります』
『ビールやお菓子など日持ちするものは従業員に配っていました。冷蔵珍味やメロンなどは社長が持ち帰り(従業員30人強の家業の製造業)』
『会社に届いたコーヒーや生菓子は会社内で食べていたけれど、ビールやジュースは、納会の景品として出ていた』
『一度メロンが届いて、「みんなに内緒だよ」ってくれた』
会社によっては、お菓子や飲み物を休憩時間にみんなで楽しんだり、長期休暇前のイベントで配布したりすることが恒例になっているケースもあるようです。社員に還元することで、「会社全体への贈り物」という雰囲気になり、ちょっとしたご褒美のような役割をはたしている職場も少なくありません。社員同士で分け合う文化がある会社では、「みんなへの気づかい」と感じる人もいるのでしょう。
会社宛てでも、実質は社長宛て
一方で、「社長が持ち帰るのは自然」という意見もありました。
『10人くらいの規模なら、ほぼ社長宛のつもりで送っている気がする』
『会社宛てに来ているものなら、基本的には社長のものだと思う』
『社長夫人が、旦那である社長が受け取ったものを持って帰るのも不思議ではない』
『「わけてもらえたらラッキー」くらいに思わないと』
小規模な会社では、取引そのものが社長の人脈や信用によって成り立っていることも珍しくありません。そのため、取引先が「会社」ではなく「社長」に対する感謝の気持ちとして贈っていると考える人もいました。また、お中元やお歳暮は受け取るだけではなく、会社側も取引先へ贈る準備やお礼状の手配などを行っています。そのため、「社員全員のもの」と考えるのは少し違うのではないか、という意見もありました。
「わけてくれたらうれしい」という本音も
とはいえ、「社長のものだとしても、少し還元してくれたらうれしい」という声も少なくありませんでした。
『お菓子など配りやすいものなら、従業員に還元してもいいのにと思う』
『会社宛てなら「社長夫人はがめついな」と思うけれど、小さい会社ならそんなものかも』
『従業員のことを思う人なら「みんなも持って帰ってね」と言うと思う』
「権利があるかどうか」ではなく、「気持ちの問題」とママたちは考えるようです。社員に配る義務はないとしても、「いつもありがとう」とひと言添えてお菓子をわけるだけで、職場の雰囲気は変わるかもしれません。小さな心づかいが、社員のモチベーションにつながることもあるでしょう。
投稿者さんは気にしなくてもいい
今回の投稿者さんは、「どっちもどっちだと思った」と受け止めています。実際、コメントを見ても「社長のもの」という考え方と、「社員にも還元してほしい」という考え方の両方に理解を示すママは少なくありませんでした。会社の規模や社風、経営者の考え方によって対応は大きく異なり、社員に配る会社もあれば、社長が持ち帰る会社もあります。投稿者さんが事務担当の言葉にムリに同調して、社長夫人を批判する必要はないのでしょう。「会社によって考え方は違うもの」と受け止めておけば、余計な人間関係のトラブルを避けられるのではないでしょうか。もし今後、お菓子などをわけてもらえる機会があれば「ラッキー」くらいの気持ちで受け取り、もらえなくても深く気にしすぎないことが、職場で気持ちよく働くコツなのかもしれません。
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文・岡さきの 編集・佐藤さとな イラスト・Ponko
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