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あのホームドラマ『フルハウス』のダニーパパとジョーイおじさんが帰ってきた! ドラマ『フラーハウス』配信記念インタビュー

フルハウス フラーハウス ダニー役ボブ・サゲット「ジョーイおじさん」ことジョーイ役デイブ・クーリエ
12月9日から配信開始となった、オンラインストリーミングNetflixのオリジナルドラマ『フラーハウス』シーズン2。大人気ホームドラマ『フルハウス』の続編、それも当時のオリジナルキャスト!ということで、懐かしい気持ちになっているママさんも多いのではないでしょうか。ママスタでは、Netflixでの配信を記念して来日した、『フラーハウス』メインキャストお二人へのインタビューが実現! 今回はタナー家のパパ、ダニー役のボブ・サゲット、コメディアンの「ジョーイおじさん」ことジョーイ役のデイブ・クーリエのおふたりに、日本のファンへ向けての思いや、作品を通して伝えたい思いなどを伺いました。

D.J. にステファニー、キミー役キャストのインタビューはこちら・併せてどうぞ

あの大人気ファミリードラマ『フルハウス』が帰ってきた! 『フラーハウス』キャスト3人のママが、日本のママたちに送るメッセージ!】

――皆さんの来日を、日本のファンは待ちわびていました。空港にもたくさんのファンが集まったとお聞きしましたが、そのときの感想を聞かせてください。

デイブ・クーリエ(ジョーイ役)

「僕は、他のメンバーとは別の便で来たんだけど、到着してロビーに出たら、たくさんのファンが温かく迎えてくれて本当に嬉しかった。
そのことを僕は知らされていなかったから、本当にびっくりしたし、嬉しかったよ」

ボブ・サゲット(ダニー役)

「僕は、サンフランシスコのプレミアの後、トロントで仕事をして、ロサンゼルスに戻り、そこから日本への飛行機に乗って、ジャパンプレミアがスタートする1分前に会場に到着したんだ。
だから、飛行機のトイレのなかで衣装に着替えてきたんだよ。飛行機のトイレは狭いから、お尻をぶつけたり、緊急ボタンを押しまくったりして、客室乗務員が何度も『大丈夫ですか?』とやってきて大変だったんだ。
そんな状況のなかで空港に降り立ったんだけど、空港に僕を待っているファンは一人もいなかったよ(笑)。」

――ジャパンプレミアでは、多くのファンが感動して涙を流していました。おふたりの日本のファンの印象を聞かせてください。

ボブ・サゲット(ダニー役)

「アメリカの多くのファンは、からかいながら声をかけてくることが多いんだけど、日本のファンは本当に温かくて、礼儀正しくて、優しい。アメリカではそういうことに慣れていなくて、本当にびっくりしたよ。本当に純粋に、作品やキャラクターのファンだということが感じられるので、すごくいいね!」

デイブ・クーリエ(ジョーイ役)

「ボブが言う通り、本当に日本のファンは礼儀正しい。今回、残念ながら来日ができなかったジョン(ジェシー役)も、本当に日本に来たがっていて、今も『ジャパンプレミアはどうなの?』と様子を聞くメッセージが携帯にたくさん送られてきてるよ(笑)」

フルハウス フラーハウス ダニー役ボブ・サゲット「ジョーイおじさん」ことジョーイ役デイブ・クーリエ

――サゲット氏はタナー家のパパ・ダニー役として活躍されていましたが、ドラマの中で「家族」を演じてきた中で感じた「育児に大切なこと」を教えてください。

ボブ・サゲット(ダニー役)

「ダニーにはD.J. とステファニー、ミシェルの三人の娘がいるけれど、実は僕には、実生活でも三人の娘がいるんだ。29歳になった長女が1歳のころから、『フルハウス』をやっているんだよ。ちなみに次女は27歳、三女は24歳。僕自身は20年前に離婚をしているんだけど、残念ながら元奥さんは生きてるから、ダニーと違うところもあるんだよ(笑)

僕とダニーが、“父親”として似ているところは、とにかくハグをして愛情を示すところだね。僕の両親は、あまりスキンシップをしないほうだったから、『もっとハグをしたら?』と薦めたことがあるよ。子育てで大事なのは、とにかく、愛することとハグをすること

ダニーのほうがいい父親だというのは否めないんだけど、彼を演じていて大事だなと思ったのは、特にシングルファザー、シングルマザーの場合は『子どもの言うことに聞く耳を持ってあげる』こと。子どもたちの現状を知る努力をすることだね。僕も、娘たちにはそういう接し方をしていて、助言を求められたら明瞭なアドバイスをするようにしているし、あまりにも深刻に悩んでいるようなときは、ふざけて力を抜かせてあげたりするんだ」

――『フルハウス』『フラーハウス』を観て、実際の生活に影響を受けているファンが多くいると思います。このドラマが、人々に与えた影響はとても大きいと思うのですが、そのことについてどう感じますか?

ボブ・サゲット(ダニー役)

「それは、本当に多くの人から言われることなんだ。『あなたのやっている番組に感化されたし、人生において影響を受けました』ってね。辛いバックグランドの中で『フルハウス』に励まされたと言う人もいるし、自分の人生、家族生活に活かしたという人もいる。ドラマを見て、ポジティブな影響を受けたと言う人がいれば嬉しくなるよ。

『フラーハウス』のシリーズ2のメッセージは、”結束”なんだ。”一緒に問題を解決していくんだ”ということであり”愛”なんだよ。それが伝わると嬉しいな」

ドラマ『フルハウス』スタートから29年。
ドラマの中では親友同士、そしてプライベートでも仲良しだというサゲット氏とクーリエ氏は、インタビューの間も始終、お互いにちょっかいを出し合ったり、ジョークを交わしたりと和気あいあいとしていて、この作品から感じる“仲の良さ”や“結束感”は、演技を超えたところからあふれているものだということを感じました。

血の繋がった家族ではない人びとも、大事な家族としてともに愛し合いながら暮らしていく――『フラーハウス』には、家族にとって大切な物がたくさん散りばめられています。

ドラマ『フラーハウス』シリーズ2は、オンラインストリーミングNetflixにて、12月9日より配信中です!

 

文・鈴木じゅん子

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