雨の日は子どもと一緒にパン作り!かたつむりロール
梅雨の時期は、湿度と温度の状態がパン作りには最適なため、初めてパンを作る方でも失敗しずらいそうです。
雨の日は、ぜひおうちでお子様とパン作りに挑戦してみませんか?
この時期にぴったりなかわいいかたつむりロールのご紹介です。
うずまきの中は、簡単に作れる抹茶クリームを挟んであるので、味もとっても美味しい!
おやつにもぴったりですので、ぜひ作ってみてはいかがでしょうか。
材料 6個分
パン生地
- 強力粉
- 130g
- 薄力粉
- 20g
- 上白糖
- 大さじ2と小さじ1
- インスタントドライイースト
- 小さじ1
- 卵黄
- 1個
- 塩
- 小さじ1/3
- 無塩バター(室温)
- 35g
- 牛乳(40℃)
- 78~83g※
※夏は少な目、冬は多め、春秋は80gくらいで調節する。
抹茶クリーム
- 無塩バター
- 20g
- 上白糖
- 20g
- アーモンドプードル
- 20g
- 卵白
- 20g
- 抹茶
- 小さじ1
仕上げ用
- あられ糖
- 少々
- チョコペン、アラザン
- 適量
使う道具
ボール・カード・ヘラ・スプーン・捏ね台・クッキングシート・ケーキクーラー・めん棒・泡だて器
作り方
<生地をこねる>
1.ボウルに強力粉・上白糖・塩を入れ、全体をざっと混ぜ、へらかスプーンで2つくぼみを作り、それぞれのくぼみにインスタントドライイースト、卵黄を入れる。
2.1のインスタントドライイーストに温めた牛乳をかけるように入れる。インスタントドライイーストが牛乳によくひたるように、30秒ほどそのまま置く。
3.スプーンで、全体をざっと混ぜひとかたまりになるまで混ぜる。粉っぽさが残っていたら、手で押し付けるようにしてまとめる。
4.捏ね台に生地を出し、全体がなめらかになるまで伸ばして捏ねる。手の平で前に押し出すように伸ばして、手前に戻すのを繰り返す。
5.生地の粉気がなくなり、弾力が出てきたら、室温に戻しておいたバターを入れて混ぜ合わせる。最初は分離して混ざらないが、根気よく伸ばし、4と同じようにこねて生地と一体になるまでなじませる。
6.10回ほどたたいて生地を引き締める。写真のように、中指・薬指・小指に生地をひっかけて15cmぐらいの高さから落とすように叩き、丸めなおして指をひっかけ、同じように叩くを10回繰り返す。
7.Vの方向に両手で生地を転がすようにして捏ねる。たまに、生地をもみほぐしながら、別の面を転がす。
8.生地がしっとりとして、端をもった時に耳たぶのようなやわらかさがでてきたら捏ねあがり。表面をつるりと張らせて丸め、綴じ目を下にしてボウルに入れる。表面が乾燥しないようにラップを貼る。
<一次発酵 30℃で1時間くらい>
発酵はオーブンの発酵機能を使う。もしくは湯煎、夏場は常温でも充分発酵する。
イーストは生き物、暖かくて湿り気のある場所でよく活動して膨らむ。
オーブンの発酵機能がない場合、一定の温度と湿度を保つようにすれば、充分発酵する。
<抹茶クリーム作り(発酵の間に作る)>
1.無塩バターを室温に戻してへらで練る。
2.1に上白糖を加えて練る。
3.泡だて器に持ち替え、卵白を少しずつ加えて混ぜる。
4.抹茶とアーモンドプードルを、3にざるなどでふるいながら入れる。
5.再びへらにもちかえて、切るようにさっと混ぜる。
<発酵完了(見た目の大きさとフィンガーチェックで見極める)>
生地が2倍に膨らめば発酵が完了。指の第二関節まで粉を付け、生地にそっと指を入れてみる。指跡がしばらく残っていれば、充分発酵している。
<ガス抜き>
生地を捏ね台に出し、真ん中から外側に向かって指で押すようにしてガスを抜く。
ガス抜きすることで、生地に新鮮な空気がとりこまれ、さらに発酵がすすみ、きめの細かいパン生地になる。
<丸め>
生地をくるくると巻き、方向を変えて、もう一度巻き、表面を張らせるようにして丸める。
<ベンチタイム>
丸めた生地は濡れふきんをかぶせたりボウルをかぶせて乾燥を防ぎながら、15分休ませる。
<成型>
1.クッキングシートを10×15cmくらいにカットして置く。
2.生地をめん棒で25×30cmの四角に伸ばす。四角く生地を伸ばすときは、まずとじ目を上にして、めん棒を十字に置いて4隅にパン生地の盛り上がりを作り、この山が少しずつ移動するイメージで伸ばすとよい。一度に伸ばそうとせず、真ん中を起点にして、上下に少しずつめん棒を動かす。
3.生地の端を5ミリほどカットし、さらに6等分しておく(触覚になる)指先で転がして、端が太目になるように整えるとよい。
4.抹茶クリームを奥を5㎝残して全体に塗る。
5.手前から抹茶クリームがぬってある部分だけくるくる巻いていく。
6.カードで6等分にカットする。
7.抹茶クリームを塗っていない部分を2つ折りにしてとじ、先を1/3ほど折って厚みを出し、かたつむりの顔部分を作る。
8.うずまきが上になるようにしてクッキングシートに置く。この時、顔部分の下に3でカットした触覚用の生地を置く。また、顔部分は渦巻部分より、指2本分くらい離して置く。(焼くと膨らんで渦巻とくっついてくるので、この時点でははなしておく)
<2次発酵>
40℃で25分ほど発酵させる。生地が一回り大きくなり、ふわっとする。
<仕上げ>
あられ糖を渦巻の上に数個ずつ置く。
<焼成>
200℃で13分ほど焼く。(各家庭のオーブンにより焼き時間は異なるので、調整すること)
<粗熱とり>
<仕上げ>
粗熱が取れたら、チョコレートペンで顔を描く。アラザンで瞳を作るとよりかたつむりらしくなる。
レシピ監修:はまくま*
パン講師。
「パンを通してHAPPYに!」をモットーに横浜の自宅でパン教室を主宰。
ハンドメイド商品の開発をしていた経験を活かし、ラッピングやクラフト、季節のコーディネートを取り入れたレッスンが好評。教室ホームページはコチラ