<妻の優しさ100%>夫の趣味で「応援しないが止めもしないもの」ありますか?<ママのリアル調査>

「応援はしないけれど……まあ止めもしないかな」そう思う夫の趣味、ひとつやふたつありませんか? 今回ママスタセレクトでは「旦那さんの趣味で“応援していないけれども止めもしないもの”はありますか?」と問いかけるアンケートを実施しました。
選択肢には「ある」「ない」「その他」の3つを設定。500人を超える妻たちから本音とともに回答が寄せられました。
夫の趣味、止めない妻は……?

アンケートの結果によると「ある」と答えた人が75.0%と大多数を占めました。一方で「ない」と答えた人は19.0%、「その他」は6.0%にとどまります。
バイクに筋トレ、ゲームにフィギュア集めまで、夫たちの「好きなこと」は多種多様。妻たちはお小遣いの範囲や家族への影響を見極めながら、静かに見守る選択をしているようです。
妻たちが“止めない”夫の趣味いろいろ
夫たちの趣味を具体的にみてみましょう。
コレクション系
『靴。新しいのを買っては古いのを売るを繰り返し。履いていない靴が50足くらいある』
「NIKEの靴集め」とブランドの靴限定で集めている人もいるようです。
『アニメのフィギュア集め』
『一番くじのフィギュア集め!』
フィギュアも種類はさまざまですが、コレクションしやすい定番といえそうです。
さらには、
『組み立てないプラモデル集め』
との声も。“組み立てない”というところに、妻の呆れている様子が目に浮かぶようです。
車・バイクなどの乗り物系
『バイク』
『車。安い車を自分でメンテして育てるのが楽しいらしい』
“男のロマン”とも言われるジャンルですが、家族で楽しむ趣味とは言い難い側面もありそうです。
ギャンブル・賭けごと
『パチンコ。ストレス発散だしお小遣いの範囲内だから諦めてる』
『競馬が好きでお小遣いの範囲内でやっている様子』
こちらは「お小遣い範囲であれば」と条件つきで許容しているようですね。
ゲーム(オンライン含む)
『カードゲーム。高い!!』
『ゲーム。課金なしなので自由に楽しんでもらっています』
ゲームについては課金の有無によって評価がわかれるようです。なかには「ゲームは自分もやっているので」と容認している人もいました。
スポーツ・アウトドア
『バスケットボール。中学からやってて今もサークルのお世話役とかもしている』
『サッカーとかテニス』
『筋トレ(ジム通い)。健康的だし大会に出るほど』
ほかにも「ゴルフ」「サーフィン」など、体を動かす趣味も多くあがりました。
黙認の裏にある妻たちの本音
夫の趣味を「まあいいか」と見守る妻たち。その裏には、単なる放任ではなく、それぞれの家庭の事情や夫婦の関係性が隠れています。寄せられた声からは、黙認の中ににじむ“本音”がみえてきました。
金銭の負担が黙認の“ボーダーライン”に
お小遣いの範囲内であれば「自由にしてもらって構わない」と考える声が多く寄せられました。反対に、家庭の財布から出ていたり、高額な買い物が続くと不満が噴出するようです。
『最近バイクの部品に20万円持っていかれて痛かった』
という声があるように、「家計を圧迫しない」「貯金に響かない」ことが、黙認の大前提といえそうです。
育児・家事との両立がカギに
趣味の「内容」よりも、「時間の使い方」に対する不満が妻側から多く寄せられました。今回アンケートを取るきっかけになったのも「子育てが大変な時期に趣味に走る夫に困った」という体験談から。妻に育児や家事を任せきりにして自分の趣味に没頭する夫の姿勢に、「好きなことをやる前に、やることをやって!」との声も多く寄せられます。
『乳児の双子と私を放ったらかしにして行ってたときは、コイツは何を考えているんだと思ったし、帰ってきたら寝かしつけた双子が起きるし殺意が湧いた』
との経験談も。家族を置き去りにして趣味に没頭するのはNGでしょう。同じ趣味であっても、家族と一緒に楽しめるか、または家族を置き去りにしているか、で受け止める側の印象も大きく変わるのではないでしょうか。
増える“もの”へのストレスも
「履いていない靴が50足ある」など、置き場問題を訴える声も多数寄せられました。「趣味のものが増える=家のスペースを圧迫する」となれば、家族のストレス源になるでしょう。趣味を続けるうえでは“家庭内の領域”をどう分けるかが、夫婦円満のポイントになりそうです。
夫の趣味と上手につきあう3つのコツ
止めたいほどではないけれど、正直モヤッとする。そんな夫の趣味とも、ちょっとした工夫でうまくつきあうことができるかもしれません。お互いに気持ちよく過ごすための3つのポイントを紹介します。
1:ルールを決める
置き場所や使うお金の上限をあらかじめ話し合っておくと、お互いにストレスが少なくなります。「趣味のものはこの棚まで」「月に使っていい金額」などあらかじめルールを決め、線引きしておくのがコツでしょう。
2:ストレス解消の代替案を提案
「やめて」と言うよりも、「これで発散できない?」と代替案を出すほうがうまくいくこともありそうです。夫婦で一緒にできる気分転換を見つけられると、共通の話題が増えるだけでなく、夫の趣味への不満もやわらぐのでは?
3:家計とお小遣いを明確に分ける
家計から出す支出と、本人の自由に使えるお小遣いはきちんと分けるのが安心です。「趣味費」はあくまで自己責任。明確に決めておくことで、金銭トラブルを未然に防ぐことができます。
夫の趣味、止めないけれど“距離のとり方”が大事
多くの妻たちは、夫の趣味に対して“ちょうどいい距離感”を保ちながら見守っていることがわかりました。お金や時間、家庭への影響を考慮しつつ、無理のないルールをつくることが、夫婦円満の秘訣といえるでしょう。お互いの「好き」を尊重し合える関係が築けたら理想的ですね。
総回答数:503票
調査方法:インターネット
調査月:2025年10月
調査・分析:ママスタセレクト編集部
文・編集部 イラスト・マメ美
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