<隠す義母|16年目の記録>義母が心病んだ?私への恨み言「償っていただきます」【第15話まんが】
私(カナ)は結婚して16年。夫のマサトとユウマ(中1)、レイ(小5)、タクト(小2)と暮らしてきました。そんなある日、義母に大病が見つかります。そして夫に20年以上引きこもっているお兄さんがいることを知らされました。義母は私を家に上げて、退院後のケアをさせるつもりでいたのです。一連の出来事で、離婚を考えなかったと言えば嘘になります。義兄の存在を話すと子どもたちは驚いてはいたものの、それよりも私たち夫婦の仲を心配しているようでした。

義母は無事に退院したらしく、私の方からは特にそれ以上のことは聞きませんでした。義実家のことは夫が引き受け、私が何かを要求されるようなことはなく、平和な日々が過ぎていったのです。しかし数ヶ月後が経った頃……。
家事をしていた私は急いで手を洗い、裏返しになっていたスマホの発信元の名前を見ずに取ってしまったのです。ここ最近は何事もなかったため完全に油断していました。正気とは思えない義母の口調に背筋が凍り、慌てて電話を切りました。
義実家のことは夫にすべて任せていたので、この数ヶ月は義両親とまったく関わらずに済んでいました。だからうっかり電話に出てしまったのです。久しぶりに聞いた義母の声は、気力のないような、かすれた声。そして私に対して相当な恨みを持っているかのような口調でした。すべて義母の勝手な思い込みであって、私や子どもたちは関係のない話なのに……。
慌てて夫に連絡すると、夫が食い止めてくれたのか義母の訪問は免れました。ただこんな状態の義母がもし家まで押しかけてきたら、私や子どもたちが何をされるか分かりません。私はすぐさま義母の連絡先をブロックしましたが、しばらく動悸が止まらなかったのでした。
原案・ママスタ 脚本・渡辺多絵 作画・りますけ 編集・井伊テレ子
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