<みじめでケチな人種>「パワーカップル」は旦那のおかげ。離婚後も優しい元義両親…【第7話まんが】
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私はカナ(33)コウタとは1年前に離婚して、今はユウスケ(6)と2人で暮らしています。こういうとき、実の親って助けてくれるものですよね。でも父はコウタを気に入っていたのかなんなのか、実家を頼るなと言うのです。残業もできないのにお金だけは減っていきます。私も意地になって実家を頼ったりコウタに養育費の増額をお願いしたりはしていません。しかし私がこんなに頑張っているのに、ユウスケは私を「ケチ」だと言うのです!
いままで、私は自分の力で稼ぎ、そのおかげで優雅に生活できていると思っていました。しかしそれは大きな間違いで、豊かな生活ができていたのはコウタの稼ぎのおかげだったことを痛感しました。そして、私が見下していた義両親のような節約生活を経験して、やっと義両親の気持ちがわかったのです。
私は父に頭を下げて、実家に暮らせることになりました。お給料は相変わらずで、その半分を家に入れているけれど、生活はだいぶラクになって精神的な余裕も生まれたのです。そして父との約束通り、ユウスケをコウタや義両親に会わせることになりました。
コウタは義両親に私の話をしなかったのか、義両親は私を責めることはありませんでした。
それどころか「一緒に食べよう」と温かく迎えてくれたのです。
どうして私はもっと早く、義両親の優しさやコウタの優しさに気が付かなかったのでしょう。
見下していた義両親と同じ節約生活をしてみて、はじめて義両親の気持ちも、どれだけひどいことをコウタに言ったのかもわかりました。
人を見下して生きてきたけれど、愚かだったのは自分だったということに気が付いて……。
後悔しても、もう遅いということもわかりました。
原案・ママスタ 脚本・物江窓香 作画・よしはな 編集・石井弥沙
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