<みじめでケチな人種>「ごめん」以外言えない理由…ガマンしなくては【第4話まんが:旦那の気持ち】
僕はコウタ(36)。妻のカナ(32)とユウスケ(5)と3人で暮らしています。僕の両親は昔からとても優しい人です。数年前から年金で暮らしており、僕は両親と同居、ダメなら支援だけでもしたいと思っていたのですが……カナに反対されました。カナの「家族のためにお金を使いたい」気持ちもわかりますが、僕にも育ててくれた両親に恩返しがしたい気持ちがあります。ただ、カナは自分こそが正しくて、反対意見を言うとヒステリーを起こすので、説得するのが難しいのです。
僕は同世代に比べると年収が高いようです。でもこの年収をもらえるようになったのは、自分のことを後回しにして僕にお金をかけて環境を整えてくれた両親のおかげでもあると僕は思っています。だから数年前に、カナにあるお願いをしたのです。
両親になにもできないことが心苦しくあるのですが、両親は僕を責めてきたことはありません。それどころか、少ない年金を貯めて、こうやってユウスケの誕生日はご飯をご馳走してくれたりするのです。それなのにカナは……ご馳走になったうちの両親に対して、ユウスケに「ありがとう」や「ご馳走様」を言わせることすら面白くないようでした。
カナは、一番高いコースが頼めなくて気分を害したようです。
でも僕は、両親が少ない年金をやりくりして、孫のためにムリをしてご馳走してくれていることを知っています。
カナだってそのことは知っているはずです。
僕だって両親に「ご馳走するよ」と言いました。ご馳走すればカナは「夫婦のお金をなんで義両親のために使うのよ!」と怒ると思いますが、怒られることを覚悟で。
でも父は「それくらいさせてくれよ」とかっこよく笑ったのです。
カナのヒステリーと両親の気持ちとの板挟みで、とても苦しいです。
原案・ママスタ 脚本・物江窓香 作画・よしはな 編集・石井弥沙
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