<アンケート結果>共働きの家事分担、割合はどんな感じ?専業主婦でも役割分担 #ママスタニュース
みなさんは旦那さんと家事分担をしていますか? 「ママスタセレクト」とママの交流掲示板「ママスタコミュニティ」が実施したアンケート調査「共働きの家事分担、割合はどのような感じ?」に、30,008人のママたちから回答が寄せられました。共働き家庭における家事の分担状況やママたちの声を通して、現代の家庭の家事事情を紐解きます。
ママたちの回答は以下の通りです。
ほぼ自分が担当:34.8%
自分のほうが多め:24.8%
共働きではない:22.7%
おおむね同じくらい:13.4%
旦那のほうが多め:2.6%
ほぼ旦那が担当:1.7%
最も多かったのは「ほぼ自分が担当」で34.8%、ついで「自分のほうが多め」が24.8%でした。一方で、「ほぼ旦那が担当」はわずか1.7%と、圧倒的にママたちの負担が大きい実態が浮かび上がります。それでは、項目ごとにママたちの声を紹介します。
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「ほぼ自分が担当」が最多。家事も仕事も頑張るママ
最も多かった回答は「ほぼ自分が担当」で34.8%。ママたちが家事のほぼすべてを担っている状況が伺えます。以下は、寄せられたコメントの一部です。
『私が仕事で旦那が休みのときは、洗濯物を干すところまではやってくれる。でもふたりとも休みの日や仕事の日は全部私がやっている。私が早朝から14時勤務だからというのもあるけれど』
『「俺やるよ」と言うけれど朝は起きてこないし夜は寝落ち。子どものほうがマシなレベルのクオリティだからやらないほうがマシ』
『旦那は生ゴミ以外のゴミ収集、隔週で犬の散歩、月に1回あるかないか洗濯干し、たまにお風呂掃除。これで「ボクタン偉い」と会社で言っているらしい』
ママたちが家事のほぼすべてを担い、旦那さんの協力が限定的であることへの不満や疲弊感が伝わってきます。とくに「ワンオペ育児・家事」や「旦那の家事の質の低さ」を指摘する声があり、共働きでも家事負担がママに偏っている実態が明らかになりました。
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「自分のほうが多め」夫婦お互いにそう思っている可能性も
2番目は「自分のほうが多め」で、24.8%。旦那さんもある程度家事を分担しているものの、ママの負担がやや多いケースです。コメントからは、分担のバランスや工夫が見えました。
『私が料理や洗濯のときはスルーのくせに、洗いものや洗濯ものを畳むのをひとりでやらず「さあ! やるよ!」とか言う。凄く損している気分』
『旦那は洗いもの、ゴミ出し、朝保育園に送りでそれ以外は私。夜間授乳もあるし、仕事もしているからしんどい。せめて子どもの支度手伝って……』
『旦那3割、私7割くらい。不満に思ったこともあるけれど、考えたら家に入れている生活費の割合がその反対くらい。妙に納得した』
旦那さんが一部の家事を担うものの、日常的な家事の多くはママが担当しているケースが少なくないようです。ママが時短勤務にして家事を担っているとのコメントも。また夫婦得意分野での分業や、便利家電を活用して負担を軽減する工夫も見られました。ママのできない部分を担ってくれるので旦那さんに不満はないとのママも。でも「旦那の家事がお手伝いレベル」といった不満も散見されました。
「共働きではない」それでも家事は分担します
3番目は「共働きではない」で22.7%。専業主婦や専業主夫の家庭が含まれます。
『うちは旦那が専業主夫。家事はほぼ旦那だけれど、私も洗濯や皿洗いくらいはする』
『専業主婦だけれど一部の家事は、家族で分担している。ゴミ出しと皿洗いが旦那の担当。子どもが担当しているのは風呂の支度』
仕事をしていないほうが家事の中心を担う一方で、家族全体で助け合う様子がうかがえます。共働きではない家庭では、家事分担が明確な場合もあるようです。
「おおむね同じくらい」家事は夫婦平等に
4番目は「おおむね同じくらい」で13.4%。夫婦で家事をほぼ均等に分担しているケースです。
『きっちり決めず、ふたりで一緒にやることが多いです。どちらかが洗濯している間、どちらかが食器洗いするなど。先に終わったほうは次の家事をしたり相手を手伝ったり』
このグループでは、「同等に1日交代制」など役割分担が明確だったり、状況に応じて柔軟に協力し合ったりする様子が伺えます。必要に応じてフォローしあっているなど、夫婦でコミュニケーションを取りながらバランスを取る姿勢が重要であることを教えてくれました。
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「旦那のほうが多め」「ほぼ旦那が担当」体力があるほうに
「旦那のほうが多め」は2.6%と少数派。旦那さんが家事を積極的に担うケースです。「聞いた人から引かれるくらい家事をやっていない」とのママもいました。
『私は料理、洗濯もの(半々)、気の向いたときにトイレ掃除。旦那は掃除、洗いもの、洗濯もの(半々)、ゴミ集めゴミ出し、風呂掃除、町内会の用事、草むしり、洗車。私何もやっていなかった……』
旦那さんのライフスタイルや性格(綺麗好きなど)が、家事分担に影響を与えているケースがあるようです。家事は地味にママから体力と気力を奪っていくもの……。バランスのいい家事分担が実現している家庭では、ママからは感謝の声がありました。そして最も少なかったのは「ほぼ旦那が担当」で1.7%。家事のほぼすべてを旦那さんが担うケースは稀なようです。
『旦那は料理、買いもの、洗濯、掃除、ゴミ出し、庭の掃除。私は洗濯、掃除、買いものと料理は手伝うくらい。料理を担当が家事のウエイトを決めると思う』
今回のアンケート結果から、共働き家庭の家事分担は依然としてママに偏りがちであることがわかります。「ほぼ自分が担当」「自分のほうが多め」を合わせると約6割がママの負担が大きい状況です。一方で、夫婦で役割を明確にしたり、便利家電を活用したりすることで、負担を軽減する工夫も見られました。
とくに旦那さんが協力的な家庭では、夫婦のコミュニケーションや相互理解が鍵となっているようです。家事の質や量だけでなく、「見えない家事」の分担も、今後の課題として浮かび上がります。
共働き家庭における家事分担の理想形は、夫婦のライフスタイルや得意分野に応じた柔軟な協力体制なのかもしれません。ママたちの声は、家庭ごとの課題や工夫が参考になりそうですね。
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文・岡さきの 編集・編集部 イラスト・Ponko
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