<大切な友人の死>えっ…亡くなっていた!?「家族だけで見送った」聞かされショック【第1話まんが】
私(ミドリ)は50代。子どもたちは社会人になり数年前に家を出て、現在は夫との2人暮らしです。私は生まれ育った町でずっと暮らし、幼なじみのチカと長い付き合いをしてきました。チカは薬剤師で、独身のひとり暮らし。数年前にお父さんが亡くなったあと地元に戻ってきて実家の薬局を継いでいます。お互いのライフスタイルの変化もありなかなか会えていませんが、たまに話すと一瞬で昔の感覚がよみがえります。私にとっては大切な友人でした。


1年ほど前、私はチカとメッセージのやりとりをしました。落ち着いたらまた連絡しようと思ってそのままになり、しばらく会えていませんでした。すると先日、ママ友のハルさんとスーパーでバッタリ会い、思わぬことを言われたのです。
ハルさんはチカのお姉さんの同級生です。おそらくお姉さんから聞いていたのでしょう。まったく知らなかった私はショックで呆然……。信じられない思いでチカの実家に電話をかけました。すると実家で同居しているお姉さんが出ました。

私は思いがけず、大切な幼なじみのチカの訃報を知らされました。亡くなっていたなんて、信じられません。しかも家族葬で、すでにお別れの場も終わっていると言います。
チカの実家に連絡して「せめてお線香だけでもあげさせてほしい」と申し出ましたが、チカのお姉さんからは「お気持ちだけで十分だからね」と断られます。そのキッパリとした口調に、私はそのまま引き下がるしかありませんでした。
ご家族の事情や意向は尊重したいし、理解しているつもりです。けれど私はやりきれない思いを抱えることになりました。大切な友人なのに、お別れもできなかったなんて……! 私は自分の気持ちを持て余し、しばらくなにも手につかなかったのでした。
原案・ママスタ 脚本・rollingdell 作画・はなめがね 編集・井伊テレ子
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