<義妹、1万円は詐欺!>思い入れのあるベビーカー「甥っ子が使うなら…」承諾した私【第2話まんが】
私(サナ)は、夫のケイゴと大学のサークルで出会って結婚しました。娘のマナは現在3歳。義実家には休日にときおり遊びに行っており、適度な距離感で関係を築いてきました。夫の妹であるモモカさんはずっと義実家で暮らしていましたが、最近授かり婚をしました。そんなある日、義実家で会ったモモカさんから「ベビーカーを譲ってほしい」と言われます。わが家はひとりっ子と決めているため、おそらくもう使うことはないのですが……。

私たちが結婚したのは感染症が流行していた時期。仲間たちは「結婚のお祝いができなかったから」と言って出産祝いにベビーカーを贈ってくれたのです。当時の最新モデルに自分たちでもオプションを買い足し、とても大事に使ってきました。
フリマアプリで売れば、おそらくそこそこの値段で売れるはず……。けれど見ず知らずの他人に使われるよりは、甥っ子に使ってもらう方がいいのかもしれません。私は「譲ってほしい」というモモカさんのお願いに快く返事をしました。
ベビーカーは、私たちの大学時代のサークル仲間がお金を出しあって贈ってくれたものでした。それなりの値段がする立派なものだし、大切な仲間たちからのお祝いの品という思い入れもあって、大事に使わせてもらっていました。
マナはもう3歳だし、引っ越ししてからは一度も使っていません。このままずっと取っておいても使うことなんてないでしょう。かといって捨てるのも惜しいくらい綺麗な状態で残っていたのです。
いずれフリマアプリで売ろうかな……とも考えていたので、モモカさんから「譲ってほしい」と言われて「いいですよ、お譲りします」と答えました。マナが使ったベビーカーを、モモカさんの赤ちゃんも使ってくれると思うと、私はなんだか嬉しくてくすぐったいような気分にもなったのでした。
原案・ママスタ 脚本・渡辺多絵 作画・りますけ 編集・井伊テレ子
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