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<義母の心得>「息子の嫁とは関わりたくない」と思っている私は「冷たい姑」にあたるのでしょうか?

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お嫁さんからママへ、お子さんが大きくなり結婚すれば、お義母さんになるでしょう。「子どもが将来結婚したとしても、お嫁さんとはあまり関わりたくない」そう思っているママは、意外と少なくないのかもしれません。ある投稿者さんはこう語ります。

『20代の息子が結婚したとしても、息子の配偶者と親密になりたくないです。義母が息子の結婚相手に無関心だとどう感じますか? もちろん介護などしてもらうつもりはありませんし経済的にも頼りませんが、孫のお誕生日などの行事にも関わりたくないのです』

投稿者さんは、親戚との関わりがつらいと言います。それを息子さんのお嫁さんに押しつけるのはわがままなのかどうか気になるようです。

息子の配偶者に無関心。「わかる!」共感の声も

この気持ちに、「すごくわかる!」と共感する声がありました。

『自分の義母や職場の義母みたいな人たちとは長年うまくやっているけれど、若い子には気をつかうし気をつかわれているのもわかるから疲れる。「義母は何を言ってもイヤ」みたいな嫁だったら、怖くて関わりたくない』

あるママは、自分の叔母の例を引きながら語ります。

『叔母は、娘の子どもたちにほとんど関心がない。孫が3人いて、住んでいるのも近所。でも誕生日も知らないし、行事も何も参加していない。でもそれで誰かが責めるわけでもないし、本人も気にしていない』

人付き合いの距離感は人それぞれです。いくら子ども夫婦とはいえ、ある程度の距離を保ちたいと思っているママもいるのでしょう。

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「最高の義母!」と歓迎するママの声

今まではお義母さんに気をつかってきたママたち。お嫁さんの気持ちがよくわかるのではないでしょうか。距離を取るお義母さんに対しては、嫁側からも称賛の声が寄せられています。

『嫁側の立場から言わせてもらうと、そういうお義母さんは本当にありがたい!』

『息子一家に干渉せず、孫の行事もスルーしてくれるなんて最高!』

世代の移り変わりとともに、嫁姑関係に対する価値観も大きく変化してきたようです。過干渉なお義母さんに疲れてしまうママたちにとって、そっとしておいてくれる距離感のあるお義母さんは、むしろ歓迎される存在になりつつあります。これまでは「息子夫婦を構いたいお義母さん」と「お義母さんに気を遣う配偶者」という構図でしたが、時代と共に「嫁と関わりたくないお義母さん」が増えてくるのかもしれません。

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とはいえ、最低限のお祝いは必要?

ただし「一切関わらない」「何もしない」が完全に歓迎されるわけでもないようです。

『関わりたくないならそれでいいと思う。でも孫の誕生日や入学式にお祝いは送ったほうがいい』

『「全くなし」なのはダメでしょう。しないのもダメだし、やりすぎるのもダメなのが義母。息子さんに関わりが苦手だときちんと意思表示はしておいて、孫ができたのであれば節目にある程度の金額を包むのがいいと思うよ』

節目ごとに「気持ち程度の金額でも包む」「手紙を添える」などの最低限のフォローがあるだけで、全体の印象は大きく変わるようです。あるママは「お金も口も出さないのは、嫁側からすればそれでも構わないけれど、お嫁さんの親御さんと比べられて息子さんが肩身の狭い思いをするかも。だから、お金だけでも出しておけばいいと思う」と言います。適度な「お金+無干渉」が、今の時代の理想の義母像なのかもしれません。

義母と濃密に関わりたい人もいる

もちろんすべてのママが「距離のある義母」を歓迎するとは限りません。

『新婚の姪はイヤみたいだよ。べったりした関係が当たり前で育ってきたから、親戚付き合いが大好きらしい。育ってきた環境にもよりそう』

お義母さんと一緒に子どもの行事を楽しみたいママもいるようです。それでも関係性が薄いこと自体をすぐに否定的に受け止める人は、昔ほど多くはない印象。むしろ「そういう距離感の人なのだな」と理解する人のほうが少なくないのかもしれません。そのため「最初に自分のスタンスをきちんと伝えること」が大切になってくるようです。

スタンスを決めたなら、うまく“着地”させよう

息子夫婦とある程度の距離を保つにあたり、何も言わずに距離を取っては、嫁がイヤだ、孫が可愛くないと思っているなど誤解が生まれることも。最初に説明しておくことが大切なのかもしれません。

『最初に嫁に自分はこういう性格なので、そっけないけれど気にしないで、と言っておけば、向こうから納得してもらえると思う』

『結婚したときにお祝いでそれなりの額あげて、誕生日とかは自分たちだけでやってね。私は大丈夫だから奥さんと仲よくね、と息子に伝えたらいいのではない?』

あらかじめこのように伝えておくことで、誤解や気まずさを防げるはずです。息子に対しても、「私は老後も自分でなんとかするから」と明言しておくと、嫁側にも好印象となるでしょう。ただし、その上で「最低限のお祝いはきちんとする」という姿勢は残しておいたほうがよさそう。あるママは言います。

『お嫁さんのほうも必要以上に関わりたくないと思うよ。うちも2年前に息子が結婚したけれど、会うのはお正月の2時間くらい。お祝いは息子経由で送ればいいと思う』

「関わらない」=「わがまま」「冷たい」ではありません。誰とどれくらいの距離で付き合いたいかは、人それぞれ。自分の性格や限界を理解し、それをムリなく伝えることが、これからの時代の親子関係・嫁姑関係には必要なのかもしれませんね。いずれにせよ投稿者さんの息子さんの結婚はいつになるかはわかりません。そのときのためにも、息子さんとは率直に話し合えるいい関係を築いておいたほうがいいのでしょう。

文・岡さきの 編集・佐藤さとな イラスト・マメ美

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参考トピ (by ママスタコミュニティ
お嫁さんと関わりなくない