<2025年!SUMMER>夏休みの予定はもう決めた?今年の傾向は…<ママのリアル調査>
まもなく始まる夏休み。子どもとの思い出をつくる貴重な機会! と思いつつも、どのように過ごすか悩むママも多いのではないでしょうか。今回ママスタセレクトでは「夏休み」の限られた時間と環境のなかで“わが家らしい夏”をどう楽しむのか。そのヒントを探るべく、アンケートを実施しました。
選択肢には「どこかへ遊びに行く(国内)」「実家・義実家へ帰省」「海外へ行く」「まだ決まってない」の4つを設定。1,000人を超えるママたちから回答を得ることができました。
6割近くが未定。でも“何かしたい”気持ちは強い!
アンケートの結果をみると、もっとも多かったのは「まだ決まってない」と答えたママたちで、全体の58.9%と過半数を占めました。まだ決まってないというママたちは、この夏何をしたいと考えているのでしょうか。
『公園かプール、川に行きたい』
「海やプールに行きたい」「海や公園。夜は花火」など夏らしい楽しみが多く聞かれました。
『去年、秋田旅行の予約をしていたけど大雨災害でキャンセル。今年はリベンジしたい!』
『どこかには行きたい! 安近短でもいいから』
『人が少なくて暑くないところに行きたい』
「安近短でも何かしたい」「去年のリベンジ旅行をしたい」など、未定ながらも意欲を感じるコメントが少なくありません。
一方で、具体的な予定が立てられない、といった現実的な声も聞かれます。
『子どもが中学生で忙しく、プランが立てられない。温泉行きたいな』
『夫婦ともに仕事。時間が合えばお墓参りに行きたい』
限られた休みのなかでも、工夫して思い出作りをしようと努力するママたちの姿が垣間見られます。
国内で楽しむ派は約2割
すでに計画を立てているママたちもいます。「国内のどこかへ遊びに行く」と答えたママは22.5%となりました。
『北海道に家族旅行。旭川動物園に行く予定』
『夏休みは毎年キャンプです』
『キャンプと釣り!』
北海道へ旅行やキャンプなど、自然派志向の家族も少なくないようです。
『関西圏に住んでいるから万博に行こうかと思っているけれど、暑さが気になり悩んでいる』
大阪・関西万博は今年(2025年)ならではの計画といえますが、大阪の酷暑は気になるところですね……。
『ディズニーオンアイスのチケットを予約した』
旅行だけでなくイベントを計画しているママたちもいます。筆者宅も今年の夏は息子が通塾で忙しいため旅行は断念。そのかわり、歌舞伎やミュージカル、野球観戦のチケットを手配しました。どれも日帰り&1日完結型ですが、夏の思い出になれば、と考えています。
実家や義実家への帰省は2割弱に
15.2%のママたちは「実家や義実家への帰省」を予定しています。
『義実家は有名な花火祭りがある地域だから、毎年花火祭りの日に帰省。今年もチケットが取れたから帰省する』
『私の母校(小学校)の夏祭りに行きます』
『実家に行って畑から採れたての夏野菜を娘と食べてきます!』
『2泊3日で親戚への挨拶まわり』
花火大会や親戚との再会、小学校の夏祭りなど、故郷(ふるさと)ならではの過ごし方が目立ちます。また帰省だけを目的にするのではなく、イベントを絡めている家庭が多いのも特徴的です。
海外旅行を計画している人はごくわずか
海外旅行を計画している家庭は3.4%と少数派に。
『新婚旅行でイタリアに行きます』
『セブ島に行く』
円安の影響や費用・時間の制約などから、海外に目を向ける家庭は限られているのかもしれません。
多様な夏の過ごし方が顕著に
今回のアンケートでは、6割近くの家庭が夏休みの予定は「まだ決まってない」と回答しつつも、「できる範囲で何かしたい」「家族の思い出をつくりたい」という前向きなコメントが多く寄せられました。共働き家庭の増加や子どもの成長によるスケジュール調整の難しさもあり、ひと昔前のような「夏休み=家族旅行」とは限らない実情もみえてきます。
それぞれの家庭が自分たちらしい夏を模索する時代。遠出せずとも、近場でのレジャーや日常のなかの“非日常”を見つけて、思い出をつくろうとする姿勢が印象的でした。
猛暑・酷暑が予想される2025年の夏。旅行やレジャーの有無にかかわらず、体調に気をつけながら、家族にとって大切な夏のひとときを過ごせるよう願っています。
総回答数:1,006票
調査方法:インターネット
調査月:2025年6月
調査・分析:ママスタセレクト編集部
文・編集部 イラスト・Ponko
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