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<エモい?キモい?>旦那との思い出の場所へ行ったら本人に「頭おかしい」と言われた。変なの?

027_ママ(単体)_善哉あん
何年経っても色褪せることのない恋の思い出。ときどき心の奥底からそっと取り出して、甘い記憶に思いを馳せる……なんてことをするのも、たまにはいいですよね。しかし、それも個人差があるのでしょうか。感性の違いからモヤモヤする羽目になったママから質問が寄せられたのです。

『旦那と結婚して21年。今でも2人の思い出の場所へ足を運ぶことがある。その話を旦那にしたら「頭がおかしい」と言われた。私、変なの? 誰か教えて』

高校生の頃に付き合って7年、その後結婚して21年目となる投稿者さんご夫婦。ずっと変わらず同じエリアで生活しているので、投稿者さんはときおり、旦那さんとの思い出の場所にふらりと足を運ぶことがあるのだそう。なんてロマンティック。しかしそのような行動を旦那さんからは「頭がおかしい」と言われてしまったのだそう。みなさん、どう思いますか?

「頭おかしい」は言いすぎ!思い出に浸って何がいけないの?

『ステキだと思う。うちは地元が遠いし4回も引っ越しをしたから、ふとしたときに近くに寄ることもできないけど、昔のことを思い出して浸ることはあるよ。思い出の場所っていいよね』

『ステキなことだしおかしくないと思う。今も旦那さんと仲がいいからこそだよね。ロマンティストなのかな』

誰も投稿者さんの行動について「頭がおかしい」なんて言いません。むしろ「ステキ」だという声が寄せられたのです。なんて優しくてステキな世界なのだろうとほっこりした気持ちになりますね。

『旦那さん、それは言いすぎだわ。投稿者さんはおかしくないし、過去も今も楽しめる感性だってことだと思うよ。旦那さんは今と未来しか楽しめない逆の感性なのかもね。もしかしたら「今俺がここにいるのに、何で過去なんか懐かしんでいるの?」っていう現実的な人なのかも。でも、頭おかしいは言いすぎよ』

旦那さんと投稿者さんの感性の違いを、的確に見事な表現で語ってくれるママも登場。「過去も今も楽しめる感性」という表現、かなりステキですよね。もしかするとママが語っているように、旦那さんは過去を見ないで今の自分を見てほしいと、ヤキモチをやいてしまった可能性もありそう。ココまで来ると「はいはい、ごちそうさま~。ご夫婦末永くお幸せにね」なんてニヤニヤしてしまいそうです。

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 実際に思い出に浸る人たち。一緒に行った相手が旦那でなくても…

『もし近くを通ってたまたま時間があるときなら、遠回りして寄るかも。思い出に浸りたいときもあるよね』

『なんならGoogleマップで思い出の場所へ行ってしまう。過去の画像とかがあると、なんとも言えないエモい気分になりますね』

「そういうこともアリかも」といった声のなかには、自分もやりますといった声もあり、みなさん、甘酸っぱい過去の記憶をときどき楽しんでいるようです。このような声がいくつも寄せられるのですから、投稿者さんの行動は「頭がおかしい」とまで言われるようなことではないのでしょうね。

『思い出す相手が旦那とではない場所なら気持ちもわかる』

『今は何のつながりもない元カレとの思い出の場所には、近くへ行ったついでにこっそり足を運んだことがある』

興味深かったのは、旦那さんとの思い出に浸るのではなく、元カレや好きだった人との思い出に浸るケースもあるといった声。こちらの気持ちもなんとなく理解できる気もします。別に浮気しているわけでもありませんし、たまにはいいですよね。叶わなかった甘酸っぱい記憶や、もう戻ることのない楽しい思い出に浸っても悪くないと思いますよ。

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気持ちはわかるけど……やらない派の声

『頭がおかしいとは思わないけど、わざわざ行きはしないかな』

『わざわざ遠回りをしてまで寄ることはないな、面倒だし。思い出に浸るより、もっとやりたいことがあるから。遠回りに時間を割くことがイヤって感じ』

投稿者さんの思いは理解できても、同じような行動には移さないという声もありました。思い出の取り扱い方法も人それぞれ。それでいいのかもしれませんね。楽しかった時間を思い出すだけでも十分楽しめますし。何を優先するかは人それぞれなのでしょう。

理解者はたくさんいる、落ち込まないで

『旦那さんの言い方は少しデリカシーがないというか、思いやりが足りないなと思う。現在だけを見ている人、思い出も今も大切にする人、思い出だけに支えられている人……。いろいろな人がいると思うからそこは尊重したいよね』

旦那さんが投稿者さんに言い放った「頭がおかしい」は、配慮を欠くものかもしれません。悪気がなく出てしまった軽口かもしれませんが、言われた方は傷つきますよね。しかし、感覚や感性は人ぞれぞれ。自分と旦那さんとでは違うのだと割り切ってしまう方がいいのではないでしょうか。どれだけ仲良しの関係でもすべてをわかり合うこと、共感し合うことは不可能ですしね。
自分の頭がおかしかろうが、おかしくなかろうが、自分の好きなものを好きでいましょう! 誰にも迷惑をかけていないなら、好きに生きればいいのです。今回のママたちの声を見て、理解者はたくさんいるのだとわかったことですし、これからも過去も今も楽しみながら毎日をすごしていきましょう。

文・櫻宮ヨウ 編集・荻野実紀子 イラスト・善哉あん

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参考トピ (by ママスタコミュニティ
私が変なのか誰か教えて。思い出の場所に行ってみたりする。