<失言?>友人の子どもが迷子になったので「子ども用ハーネス付けたら?」と言ったらキレられた!
乳幼児はなかなか言うことを聞いてくれなかったり動き回るので、とにかく目が離せないですよね。そんななかママスタコミュニティには「子ども用ハーネスつけなよって暴言ですか?」というタイトルでこんな投稿がありました。投稿者さんは先日、大学時代の友だちと子連れで室内遊園地に行ったそう。お子さんはお互い2歳の女の子同士です。その遊び場についてすぐ、友だちのお子さんが走ってどこかに行って迷子になってしまい、1時間ほど探し回ったようです。
『施設の人にも探してもらうも、1人で泣かずにずっと遊んでたみたい。だから迷子だと思ってもらえずに誘拐されたんじゃないかって本当に焦った。娘は遊びたがっていたけれど、自分の子だけ遊ばせて友だちを放置できないし……。仕方ないけれど、時間とお金を無駄にした。やっと見つけたと思ってもまた走ってどこかに行って数分見失うのを数回繰り返した。解散時に「子ども用ハーネス必須だね」って言ったら「あんな動物がつけるものをやれって言うの? そんなこと同じ親なのによく言えるね」ってキレられた。この友だちとは疎遠確定だけど、子ども用ハーネスってダメなものなの? 私は暴言を言った? 子どもの安全を考えたら必要な子もいるから販売されてるんじゃないの?』
友だちのお子さんは迷子になっただけでなく、見つかってもまたすぐに走り回って見失うバタバタを繰り返したという投稿者さん。安全のために子ども用ハーネスを勧めたら友だちの逆鱗に触れてしまったことを綴っていました。
暴言じゃないよ!友だちはもっと危機感を持つべきだと思う
『2歳でそれでしょ? 走って行ってしまって何度も見失うってそうそうないよね。その友だちは危機感持った方がいい』
『暴言ではないと思う』
『急に飛び出して車にはねられて初めて後悔するかもね。今は可愛いデザインのもあるし、世間体より何より子どもの安全が第一』
友だちに子ども用ハーネスを勧めてキレられたことで、自分の言葉が暴言だったのかとママたちに尋ねていた投稿者さん。しかしママたちからは「子どもの安全のためにも必要なもの」「その娘さんの様子では友だちが危機感を持つべき」と投稿者さんを擁護するコメントが多く寄せられていました。1回迷子になっただけならまだしも、何度も見失ったことから娘さんが誘拐されたり怪我をしたりする可能性もあるでしょう。今回は室内だからよかったものの、これが外であればもっと怖いですよね。投稿者さんのアドバイスは娘さんを心配するが故なので、決して暴言ではないでしょう。
友だちがキレたのは、他に理由があったのかも?
『ハーネスに否定的でも1時間も一緒に探してくれた人にキレるのは感心しないね。疲れてイライラしてたのかもしれないけど気持ちのコントロールができないのかな。あるいは日頃からその子のお世話で疲れ切っていて余裕がないのか』
『「多動かも……」「発達障害かも……」って不安だったときにあなたの言葉が地雷を踏んだんだろうね。劣等感がなければハーネスの提案くらいでそこまでキレないよ。それとあなたの子がまともで羨ましくて嫉妬したのかも』
友だちの怒りはただ単に投稿者さんの言葉によってではなかったのかもしれません。普段から動き回る娘さんに疲れていて今日は久々に会える友だちと羽を伸ばしたい気持ちがあったのにもかかわらず、それが叶わなかったストレスから感情的になったのではないでしょうか。また娘さんの様子から多動の傾向も強いことを友だち自身も感じていて、そこに投稿者さんの言葉がダイレクトに刺さってしまったのかもしれません。自分自身や娘さんに劣等感を抱いてしまい、1時間も一緒に探してくれた投稿者さんに感謝もできないくらい余裕がなかった可能性もありそうです。
言い方が違っていたら友だちはキレなかったかも
『言い方の問題じゃない? 「ママ友の子もよく迷子になるから、最近子ども用ハーネス使い始めたらしくて便利だって言ってたよ~」とか遠回しに伝えたらまだよかったのかもね。娘が何度も迷子になってへこんでいたときに「ハーネス必須だね」って若干冷たい感じの言葉だったからグサっときたのかも』
『子ども用ハーネスにキレるって。「ハーネスつけなきゃいけない子を持つ、しつけができないママ」って自分が思われたくないから怒るんだよ』
一方でママたちからは「言い方の問題では?」という意見もありました。もしかしたら友だちは投稿者さんの「ハーネス必須だね」という言葉を「どうしてハーネスをつけていないの?」「ちゃんとしつけをしているの?」と置き換えてしまったのかもしれません。そして自分自身が怒られて責められたような気持ちになった可能性もあります。もしくは娘さんに対して「問題がある子ども」だとレッテルを貼られたような気分になったのではないでしょうか。もし投稿者さんが「子ども用ハーネスみたいなグッズを使ってみてもいいかもね」くらいの遠回しな言い方をしていれば友だちもそこまで怒ることはなかったかもしれませんね。
人によって考え方が違うから疎遠になっても仕方ない
『ハーネス以前に友だち親子にそれだけ迷惑かけて、挙げ句の果てに怒り出すとか人として終わっているので疎遠は正解』
『大学時代の友だちと、大学時代と同じ感覚ではいられなかったってことよ』
『暴言ではないけど人によっては抵抗あるから他人には言わないかな。いなくなるより子ども用ハーネスつけた方が危なくないのにね』
『そう感じる人はいると思うよ。だから考え方が分からない人たちの前では軽く口にしない方がいいのかも。あなたがイヤな思いをするだろうから』
「子ども用ハーネスってダメなの?」とママたちに聞いていた投稿者さん。ママたちからは「ダメでも暴言ではないけれど、人によって抵抗がある人もいる。だから他人に言わない方が無難」といった見解が寄せられていました。子ども用ハーネスに関しては今も賛否が分かれており、友だちのように「ペットみたいで可哀想」という意見も少なくありません。一方でお子さんの身に何かあってからでは遅いですし、安全のためにハーネスがあった方が安心できるという肯定的な考えの人もいます。これは価値観の違いなのでどちらが正解というものではないでしょう。大学時代は気の合う友だちだった相手でも、結婚して子育てをしてみると考え方や価値観が合わなくなったということは珍しくありません。投稿者さんと友だちはまさにそのケースではないでしょうか。投稿者さんは友だちと「疎遠にする」と言っていましたが、それも仕方のないことでしょう。子ども用ハーネスは人によって捉え方が異なるので、安易に勧めるとトラブルの元になる可能性があるということを学べた機会だったと思いたいですね。
文・AKI 編集・あいぼん イラスト・猫田カヨ
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