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ギャル曽根:第2回 「育児は、ママがやって当たり前だと思わないでね」と伝えています

第2回となる今回は、テレビディレクターであるギャル曽根さんのご主人についてのお話を伺っていきます。ご主人とは、結婚5年目を迎えた今もラブラブとのこと。夫婦円満の秘訣も聞いてみました!

“イクメン”とは男の人を甘やかしている言葉

結婚5年目を迎え、お子さんも誕生し親になったお二人の関係に変化はありますか?

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まったく何も変わらないですね。付き合い始めた頃からずっと同じです。うちは、とっても仲が良い夫婦だと思います。

育児をする中で、ご主人にイライラすることはありますか?

育児でイライラするというか、たとえば私が1人で2人の子どもを見てて、「大変だ!」と思った時は、それを溜めずにすべて言うようにしてるんです。私の基本的な考え方として、2人とも仕事をしているし「2人の子どもだから、2人で育児しましょう」と思っているんです。
私、“イクメン”という言葉があまり好きではないんです。男の人を甘やかしている言葉だと思うんですよね。育児は、パパもやって当たり前だと思っているので、うちはそのスタンスでやっているから、イライラすることがないのかもしれないです。夫には、「育児は、ママがやって当たり前だと思わないでね」と言っています。

ご主人の子育てスキルは高いほうですか?

そうですね。仕事が早く終わった日は、パパが2人をお風呂へ入れてくれるし、朝は幼稚園に送ってくれます。今は、娘はまだおっぱいで寝てるんですけど、息子の寝かしつけはパパがしてくれますね。オムツも替えてくれるし、子育てスキルは高いと思います。まぁ、でも、やって当たり前なのでね(笑)

どんな小さなことでも思っていることを伝える

親になって、ご主人が変わったなと思うところはありますか?

子どもが生まれるまでは、仕事や自分のことを優先していたのが、今は子どものことを優先にするようになりましたね。

夫婦円満でいるために、日頃から努力していることはありますか?

ないですね。本当に何もないです(笑)。会話はたくさんしますけど、それは努力していることではないかな。仲良しなんですけど、それはキュンキュンしてるという感じではなくて、親友だったり、兄弟だったり、家族という、おたがいが信頼しあっている関係というのが正しい表現ですね。あと、どんな小さなことでも思っていることは隠さず言うようにしています。

叱るのはママ、フォローするのはパパ。役割分担でうまくいく

ケンカはしますか?

よく聞かれるんですけど、今までに大きなケンカも本当にないんですよ。私が何か言っても、パパは9歳も年上なので、「はいはい」って聞いてる感じなんです。そこからケンカになることはないですね。

育児の中での役割分担はありますか?

わが家では、パパは仕事で家にいないことも多いので、子どもを叱るのは私。それをフォローするのがパパというのは決めています。一緒にいる時に、パパが怒ろうとしたら、私が代わりに怒ったりします。子どもがもう少し大きくなったら、またそのルールは変わっていくと思うんですけど、今はそうしています。
私が息子を叱った後は、パパが息子に「ママは、本当は叱りたくて叱ってるわけじゃないんだよ。ママは○○のこと大好きなんだよ。嫌いで叱ってるわけじゃないだよ」と話してくれていたりするんです。

それは、ご夫婦で決められたルールなんですか?

いいえ。そのフォローの仕方は、決めていたわけではなくてパパがそういうふうにフォローしてくれるようになりましたね。

子どもを叱った後に、ご主人がママのことをそんなふうにフォローしてくれるのはとても素敵なことですね!

そうですね。夫は、私のことが大好きなんですよね(笑)

「産んでくれてありがとう」という言葉が嬉しい

ハーフのご主人は、愛情表現もストレートですか?

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そうですね。思っていることは言葉で伝えてくれますね。一日に何度も「愛してる」と言ってくれるんです。うらやましいと言われることが多いんですが、私はいつも言われていると特別感がなくなっちゃう気がするので、年に1回くらい言ってくれるのが理想なんです(笑)。特別な時にだけ言ってほしいんです。毎日だとありがたみがなくなるじゃないですか(笑)
子どもに対しても、「好きだよ」とか「大事だよ~」というのは毎日、何回も言っていて、それはすごくいいなと思うんですけど、私はもう少し特別感がほしいです。

そんなご主人から、妊娠中、出産後に言われて嬉しかった言葉はありますか?

「産んでくれてありがとう」は、よく言ってくれます。本当に子どもが好きで、その気持ちを私にも伝えてくれるので、それを言ってもらえると嬉しいですね。


ギャル曽根さんがお子さんを叱った後の、ご主人のフォローが素晴らしすぎて、「世のパパたちにぜひこの部分を読んでいただきたい!」と思いました。子どもを叱るのってとても難しいことですよね。その後に、隣でお子さんにフォローしつつ、ママのことを持ち上げてくれるギャル曽根さんのご主人のお話に感動しました。
次回は、プロ並みのお料理の腕を持つギャル曽根さんの、今すぐマネしたくなるレシピをご紹介します。お楽しみに!

(取材、文・上原かほり 撮影・泉三郎)

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