「私のこと好き?」毎日聞いてくるようになった娘の心の内
みなさんは日常生活の中で、この子の将来のためだと思って、お子さんの行動に対してついつい口うるさくなってしまうことってありませんか?
あるひとりのママは、6歳の娘さんが毎日「ママは私のことを好き?」と聞いてきたり、「ギュウして」と言ってきたりするようになったことを受けて……
「私はあまり娘を褒めたことがないかも」
「娘は私に、認めてほしい、褒めてほしい、愛してほしいというSOSを出してきていることに最近気付いた」
というお悩みをママスタコミュニティにつぶやきました。
いつも一緒にいて楽しい思い出をたくさんつくっていても、“三つ子の魂百まで”という言葉があるように、もう娘との関係を修復するには遅いのだろうかと悩むママに対して、たくさんの意見が寄せられました。
何歳だって遅くはない! 先輩ママからの激励の声
『遅かろうが、早かろうがそんなのいいじゃない。これからはたくさん誉めて、愛してあげてね』
『小学生になる前に気付けて良かったと思う。
もう6才じゃなく、まだ6才って思って、あと半年ガミガミ叱るのを止めてみなよ』
『遅くない、遅くない、遅くない!
言葉よりまず、抱き締めてあげて!
30秒ぎゅっと抱き締めてあげたら最後に
「大好きだよ」って言ってあげてね』
『娘さんのSOSを気付けたことがスゴイと思います。全然、遅くないですよ』
子育ては本当に難しい……同じように反省したママの声も
『あぁ、まるで私のことだと気付かされました。私も努力しよう。
相談者のママさん、ありがとう。そして、お互い頑張りましょう』
『できないことを叱ったり、頭ごなしにダメって子供に怒るときって、自分がイライラしていたり自分の都合で怒っていることがほとんどなんだよね……。
私も子どもにちゃんと言葉で「大好き」って伝えてあげようと思った』
愛情を「言葉」と「態度」で伝えられていますか?
先輩ママからの激励の中にあった「もう6才でなく、まだ6才」。この言葉は、2児の母でもある筆者の胸に刺さりました。
子どもが大きくなっていくにつれて、それなりの成長や成果を出してほしいと期待してしまうのが親心。それとは別に、自分が子どもに対してきちんと愛情を「言葉」と「態度」で伝えられているのだろうかと、自分の子育てを振り返るよいきっかけとなった言葉でした。
ママだって人間。たまには自分の都合で怒ったり、一生懸命に子どもと向き合う中で、口うるさく叱ってしまったりしてしまうのは仕方のないことなのかもしれません。
しかしまた違った状況で、お子さんにフォローの言葉をかけたり、愛情を言葉できちんと伝えていったりできればよいのではないでしょうか。
「あなたのことを思って言っているんだから、大好きなんて言わなくてもわかるでしょ?」というのは大人の考え。お子さんはいつだってママに褒めてもらいたい、抱きしめてもらいたいと思っていることでしょう。
子育てには正解がなく頭を悩ませることも多々ありますが、子どもがいくつになってもたまには愛情を言葉や態度でオーバーなくらい伝えたり、自分の子育てを振り返ってみたりすることも大切なことなのだと気づくことができた筆者でした。
あなたはお子さんに、きちんと愛情を伝えていますか?
文・赤石みお イラスト・ももいろななえ
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