<甘え?>持久走に参加したくないわが子。不参加にさせていいでしょうか?実は理由があって…
一般的にやるべきことを、わが子が「嫌だ」と言い出したら、親としては悩んでしまうこともあるでしょう。特に学校のイベント関係はどうしたらいいのかと考え込むタイミングもあるかもしれませんね。今回の投稿者さんもあることで頭を抱えているようですよ。
『持久走に参加したくないお子さんがいる方、無理に参加させてますか?』
投稿者さんのお子さんが「やりたくない」と考えているのは、学校でおこなわれる持久走。学校側から「練習に参加するか」というアンケートが配られ、投稿者さんはわが子の様子を見て「参加しない」を選ぼうかと考えているようです。投稿者さんが困っている様子を見ると、どうやら「絶対に行きたくない」くらいの拒否感を示しているのかもしれません。さてママたちはどのような反応を示したのでしょうか?
やりたくなくても、参加させるべきだよ
『参加させるよ。やりたくないからやらなくていいよはまずいと思う。じゃあこの先、進学を嫌がったり就職を嫌がったら「はいはい可哀想ね、個性だよね、嫌すぎて体調悪いんだね、かわいそかわいそ!」って認めるの?』
『持病もないのに、走りたくないから不参加って甘え以外の何がある? 他のみんなは嫌でも参加してるわけで。参加したくなさすぎて不参加なんて、人間としても成長しないよ』
『大多数が持久走なんて嫌に決まってる。人生は嫌なことでもやらなきゃならないことばかりだよ。大人になったら嫌でもやらなきゃならないんだからいまは甘えさせよう、って正論を言ってるようで子どもの忍耐力を育てる場を奪ってるよね。親が励ましてでも頑張らせるもんじゃないの?』
迷える投稿者さんに、ママたちからは「ちゃんと参加させるべき!」という厳しい声が飛びました。「やりたくないならやらなくていいよ」という甘さを通してしまうと、今後も嫌なことがあるたびに逃げる癖がついてしまうと考えられたようです。長い人生、好きなことだけをして生きていくというのはなかなかに難しいもの。この世の中を生き抜くためにも、困難に立ち向かう力はつけたほうがいいとママたちは考えたのでしょう。よほどの事情がない限り、嫌でも参加するべきということなのでしょうね。
アンケートがあるなら、「不参加」でいいんじゃないの?
『アンケートがあるってことは自由参加なの? 理由無しでも不参加が可能なら子どもの希望通りにするよ』
『甘えかもしれないけど、別に不参加でもいいと思うよ』
学校側からアンケートが配られるということは、考え方を変えれば生徒側が参加・不参加を選べるということでしょう。選択肢があるならば「不参加」を選んでもいいのでは、とも考えられたようです。たとえ周りから「甘えだ!」と言われても、お子さん自身が「どうしてもやりたくない」と感じるのであれば、今回は不参加にしてもいいのかもしれません。
どうしても参加させたくない理由があるんです
実は過去に……
さてここで、投稿者さんが「参加させるか迷っている理由」を話し始めてくれたようで……。
『上の子が自立神経系で通院しています。嫌がる持久走を無理にやらせて、結果いま病気になってしまいました。下の子も同じようになってしまわないか心配なんです。同じ病気になるかもしれないことが怖くて……』
投稿者さんには2人お子さんがいて、今回参加を悩んでいるのは下の子。投稿者さんの話によると、過去に上の子を無理やり持久走に参加させたようです。するとそれがきっかけで自律神経の病気になってしまったのだそう……。下の子も同じ道を辿ってしまうのでは、と考えているようです。投稿者さんとしては心配になるのは当然のことですね。
先生に相談してみたらいいよ
『それならアンケート用紙に正直に書けばいいのでは? 「上の子のとき、持久走を無理にやらせたら自律神経の病気になった。下の子も嫌がってるから同じように病気になるのが心配だ」って。担任に相談すればいいよ』
それならば、とママたちは「先生に相談するべき」とのアドバイスを書き込みました。病気になる可能性があるとわかっているならば、学校側だって無理強いはしないはず。正式に「不参加」とできるのではないでしょうか。
大丈夫。それくらいで「逃げ癖」なんてつかないよ
『病気になるくらいなら、たかが持久走なんて参加しなくていい。それくらいのことで「逃げ体質になる!」なんて認定されたくないよ』
『「嫌なことから逃げてたら大人になったらどうするの?」って言ってる人多いけど、大切なことから逃げる人は逃げるよ。学生時代にたかが持久走を頑張っても変わらないよ』
最初ママたちからは「”逃げ癖”がつくから参加したほうがいい」との声があがりました。しかし投稿者さんが語った事情を聞いてからは、「事情があるなら休んでもいい」と寄り添うようなコメントが集まりました。「嫌なことに立ち向かうこと」と同じくらい、「休むべきときは休むこと」も大切だということなのでしょう。
持久走に参加させるかどうかで悩んでしまった投稿者さん。事情があるのならば、時には休む勇気も必要でしょう。心身ともに無理しないことが重要ですね。
文・motte 編集・いけがみもえ イラスト・Ponko
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