<男女差別?>ただの好みの問題?夫の指摘にドキッ…固定観念に縛られすぎた自分を反省【後編まんが】
前回からの続き。私の息子のマサフミ(中1)は、ナヨナヨして情けないところがあります。それを見るたびにイライラして「男なのにナヨナヨして!!」と叱ります。今回それを聞いていた娘のアイカ(小6)は「偏見」「男女差別」と私を責めました。そして今日の出来事を聞いた夫も、アイカとマサフミの味方をしたのです。私は男なら男らしくあってほしかっただけです。マサフミのナヨナヨした態度を見ていると将来が不安で仕方ありません。私の考えは間違っていないと思うのですが……。

今の時代、男だから、女だからと縛ることは古い考えだというのも理解できます。けれど、令和の時代でもナヨナヨしている男が好かれるとは思えません。いざというときに大切な人を守る強さは必要ではないでしょうか。私はマサフミの将来を思って叱っているのです。
たしかに私には「男とは頼りになるものだ」という固定観念がありました。
女に対しても固定観念がありましたがアイカに対しては「今の時代、おてんばでもいいか」と思ったこともあります。そこはフェアではありませんでした。
私はマサフミのためにと思って、ナヨナヨした態度をしていたら叱っていました。でも、実のところ私は「自分の好みではないから」叱っていたんですね。マサフミ本人が、しっかりした男になりたかったわけではないのに……。
マサフミの気持ちを考えたら、きっと寄り添ってほしかったのかもしれません。自分のなかにある固定観念を変えるのはそう簡単なことではありません。でも家族に指摘されることで、自分のなかにあった偏見に気が付くことができてよかったです。
これからはちゃんと意識して、自分の固定観念を押し付けないように気を付けようと思いました。
原案・ママスタ 脚本・物江窓香 作画・むらみ 編集・みやび