<男女差別?>情けない息子を叱ったら娘からまさかの反論「ママ、時代遅れだよ?」え…【中編まんが】
前回からの続き。私の子どもはマサフミ(中1)とアイカ(小6)。私は時々、「2人の性格が逆だったらよかったのに……」と思ってしまいます。ある日、ホラー番組をきょうだいで見ていたときのこと。妹のアイカは余裕の表情なのですが、兄のマサフミはちょっとお化けが出てくる場面があれば悲鳴をあげて、アイカの手を握り、アイカの後ろに隠れてしまいます。将来大切な人ができたとき、守ることができるのでしょうか。その姿を見ているだけでイライラしましたが、極めつけは「怖くてお風呂に入れない」発言。男だったら堂々と怖くないふりをしてお風呂に入りなさい! と思ってしまいます。

ドア全開でお風呂に入るマサフミと、近くでおしゃべりの相手をするアイカ。マサフミのお風呂がようやく終わって、2人は部屋に戻りました。2人の子ども部屋は同じですが、机やベッドなどはそれぞれにあります。私が洗濯物を部屋に持っていったところ、なんとマサフミがアイカのベッドに入って一緒に眠ろうとしていたのです。
アイカのベッドで寝ようとするマサフミを叱ると、アイカに「男女差別」「偏見」と言われてしまいました。男のくせにナヨナヨしていることを叱っただけで「男女差別」と言われるのは納得できません。「大げさね!」とアイカに言うと、今度は「大げさって言うけれど、モラハラもいじめも、やっているほうは気が付かないんだよ!」と言い返されてしまいました。どうして私が怒られなければならないのでしょうか。
ホラー番組を見ただけで、怖がってアイカにあまえ、お風呂でも気を紛らわす相手をしてもらう。さらにアイカと一緒に寝てもらおうとする。そんな情けないマサフミを一喝したつもりでした。
しかし、それを聞いていたアイカは私を「偏見」「男女差別」だと責めたのです。
そんな大げさなものではありません。兄だから、男の子なのだからしっかりしろと伝えただけで当たり前ではないでしょうか? それなのに、夫まで子どもたちの肩を持ったのです。
原案・ママスタ 脚本・物江窓香 作画・むらみ 編集・みやび