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<共働きでかわいそう>長期休み中に子どもが暇そうにしていて罪悪感。みんな何して過ごしている?

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共働きで働いていると、長期休みの子どもの過ごし方に頭を悩ましている人もいるのではないでしょうか。学童に通っていれば子どもの居場所が確保できるものの、学童に通っていない子どもの場合、子どもを自宅に置いて働きに出なければならず、後ろ髪をひかれるママもいるでしょう。ママスタコミュニティにもあるママからこんな投稿が寄せられました。

『小学生の子どもがいます。春休みに学童に行っていない子で、みんなのお子さんどうやって過ごしていますか? 家にお留守番? それともおばあちゃんち? 学年も教えてほしい』

投稿者さんは共働きで小学3年生になる子どもが一人いますが、学童には通っていません。春休み中は子どもを投稿者さんの実家に預ける計画を立てていますが、暇そうなのでかわいそうに感じているとのこと。他の共働きのママはどうしているか気になって質問を寄せてくれたようです。ママスタコミュニティのママたちはどうでしょうか。ママたちの声を紹介します。

子どもに申し訳ないと思いながら放置せざるをえないママたちの声

『平日は1人お留守番。小3男子。近くに祖父母も親戚もいない。お昼に冷凍パスタとか。少しお金も渡していて、「食べたいのがあったら自分で買い物にいってね」という感じ。多分ずっとゲームか動画鑑賞だと思う』

『共働き。私は在宅勤務できるので、春休み中は基本在宅。ただ仕事はしているので、どこかへお出かけはできない。子どもは新1年、新4年、朝からゲーム、動画鑑賞。わが子よ、ごめんと思う毎日』

『兄弟でお留守番。スマホから様子を確認できる見守りカメラを設置。あちらから連絡もできる。午後からなら友だちとの外遊びはオッケー。大体はゲームや動画を見て過ごしているけどね』

『子どもは一人留守番予定。宿題とゲームで終わってしまいそう』

共働きのママたちから続々と声が寄せられました。周囲に頼れる親戚がいないママは、基本子どもは在宅で、お昼は簡単なものを用意して、子どもに自分で生活してもらっているようですね。投稿者さんと同じように、子どもがゲームや動画鑑賞ばかりになってしまうことに罪悪感を抱きつつも、こうした対応を取らざるを得ないようですね。頼れる親戚が近所にいないママからは、投稿者さんの実家で過ごせること自体を羨む声も寄せられました。

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友達のうちで預かってもらうのは気が引ける

子ども同士で遊ぶ手段の一つとして、友達の家で過ごさせるという方法もありますよね。ただし、それに気が引けるというママもいるようです。

『私は休日にお友達の家に行くのはちょっと気を使うから、「面倒くさいな」と思うわ。自宅の近所のお友達のママさんから「休みは帰っちゃうの? うちの子、遊びたがっているからまた帰ってきたら遊んでね」と休みのたびに言ってくれるけど、やっぱり気を使うから遊ぶなら家ではなく近所の公園になる』

このように親としても気兼ねしてしまい、子どもを友達の家に預けるのをためらうケースもあり、簡単に他人を頼るのが難しい心理も見えてきました。共働き家庭にとって、長期休みの過ごし方は悩ましい問題ですが、それぞれの家庭の事情に合わせた工夫が求められそうですよね。

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ゲームや動画鑑賞以外で暇つぶしできるものは?

『児童館に行くか、習い事をさせたらいいのでは?』

『実家で過ごすなら実家の母と料理をする。うちの場合は、実家のピアノがあるから弾くのもテンション上がるみたい。あと田舎だから無駄に敷地が広くて外でもいっぱい遊べて、実家の隣の家に同じ年の女の子がいるからその子と仲良くて、帰省したら遊んでいる』

『お子さん、実家で料理をしているなら、一緒に選んだレシピ本とかを渡して毎日リクエストして料理に専念してもらうとか? 予定より少し早めに自宅に戻って1日だけお友達としっかり遊ぶ。春休みは短いから何とか退屈せずに過ごせないかな?』

『うちの子は玩具で遊んだり、段ボールハウスを作ったり、庭で縄跳びしたり、公園に行ったりしているよ』

『新小4の一人っ子娘。春休みの半分は、私の実家で祖父母とお出かけしたり、料理したり。自宅で過ごすときの午前中は、宿題と通信教育の勉強や家のお手伝いをしてもらう。仕事が終わったら、図書館や広い庭園や美術館や体験施設に行ったり、電車に乗って隣県に遊びに行ったりしようかと考え中。ゲームや動画鑑賞は1日1時間だけいいことにしている』

こちらのママはゲームや動画鑑賞以外にどんな暇つぶしができるか、アイデアを寄せてくれました。実家に帰省するのであれば、祖父母とお料理を楽しむもの一つの手ですよね。また田舎であれば、自然のなかで遊ぶこともできるでしょう。

投稿者さんは「子どもが暇そうにしていること」に申し訳なさを感じているようですが、暇な時間こそが子どもにとって大切な学びの機会になることもあるのではないでしょうか。何もない状況だからこそ、どう過ごすかを自分で考え、工夫する力が育つかもしれませんよね。ママの声にもあるように、たとえば段ボールや布切れなどの工作材料を用意して、好きに工作できるよう環境を整えてあげてもいいですよね。親はついあれこれ先回りして考えて心配してしまいますが、子どももゲームやおもちゃなどが何もない状態に慣れてくると、子どもなりに遊びを考え、楽しむ術を見つけられるはずです。ゲームや動画が悪いわけではないですが、それらは時間制限を設けるなどルールを決めるのもよさそう。そしてそれ以外の時間は、子どもが知恵を絞って楽しむ経験をさせてみる。仕事が終わったらどんなことをしたのかを子どもに聞いて、暇つぶしの成果をたくさん褒めてあげるといいのではないでしょうか。

文・安藤永遠 編集・有村実歩 イラスト・マメ美

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参考トピ (by ママスタコミュニティ
小学生。春休み