<ダサい色のランドセル!?>姪「私が選びたい!」選択の自由を与えるのも親のつとめ【第8話まんが】
前回からの続き。私はユミコ(40歳)。中学生の娘(コハル・14歳)と夫のケンタ(40歳)と3人家族です。先日義母から「ナナミ(9歳姪っ子)にコハルのランドセルを譲ってほしい」といった電話がかかってきました。「ランドセルの色が男っぽい」と男子からからかわれてしまったそう。しかし、過去にナナミちゃんの母親で私の義姉であるセリナさん(41歳)から、コハルのピンク色のランドセルをバカにされたことがあるため、私は譲りたいと思えないのです。コハルと相談した結果、コハルのランドセルは寄付をすることに。報告がてら義実家に行くと、やはり寄付したことに義母とセリナさんは腹を立てるのでした。そんな私たちのやり取りを、実はナナミちゃんが聞いていたのです。
ナナミちゃんは私たちの話し合いを廊下で聞いていたようでした。
「私はあんな色のランドセル、欲しくなかった!!」と、ナナミちゃんが私たちの話し合いの場に入ってきました。そして、涙ながらにランドセル購入時のことを話してくれたのです。本当は自分もピンクのランドセルが欲しかったと……。
しかもナナミちゃんの話を聞いて、もうひとつ判明した事実がありました。「ナナミちゃんがコハルのランドセルを欲しがっている!」と、義母が勝手に勘違いしていたことです。
そして、ナナミちゃんはいつだって「自分の選んだもの」を与えてもらえることはなかったと主張したのでした。
ナナミちゃんの本当の気持ちをセリナさんに伝えることができて、私たちも嬉しい気持ちになりました。
ナナミちゃんはちゃんと自分で選びたかったんだ。これからは自分で選択することで強くなる。そんなふうに思いました。
そしてナナミちゃんは無事、自分で選んだランドセルカバーを買ってもらえたそうです。
今回の件で義母やセリナさんにズバズバと言いたいことを言ってしまった私。いい嫁キャンペーンはここで終了です。
今後義実家とのやりとりはケンタにお任せし、ほどよい距離感でお付き合いしていこうと思います。
原案・ママスタ 脚本・煮たまご 作画・ゆずぽん 編集・石井弥沙