<息子は性的マイノリティ?>両親へ…「謝りたいことがひとつある」【第5話まんが:息子の気持ち】
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前回からの続き。俺はユウゴ。最近になってハルトにパートナーシップの話を持ち掛けました。するとハルトの口からは、両親に絶縁された話が飛び出してきたのです。悲しくなるとともに、自分の両親へ感謝の気持ちが湧きあがってきました。両親だって薄々「息子は性的マイノリティではないか」と気づいていたのでしょう。しかしそんな俺のことを、パートナーであるハルトともども受け入れてくれたのです。しかし俺としては、あとひとつだけ確認しておきたいことがありました。
両親は初対面のハルトにとても好意的に接してくれました。実家に行くまでは受け入れてくれるか緊張でいっぱいだったけれど、両親との会話で緊張も和らいでいきました。ハルトも父の趣味の将棋に付き合ってくれるようで、嬉しくなりました。
そんな話をしながら俺たちは帰路につきました。世間が少しずつ理解を示してくれつつあるとはいえ、これからも偏見の目に晒されることはいくらでもあると思います。だけど近くにいてくれる人たちの理解があれば、どんなことも乗り越えられるような気がしています。
俺が最後まで悩んでいたのは、「親に孫の顔を見せてあげられない」ことでした。思い切ってその話をしてみたのですが、両親からは「孫の顔よりも、ユウゴの幸せな顔の方が大事だ」と言ってもらえました。予想外の言葉に俺は思わず泣きそうになってしまいました。
これからもいろいろな場面で、心ない偏見に晒されることがあるかもしれません。しかし理解してくれる両親、そしてパートナーであるハルトとともに、幸せな人生を歩んでいきたいです。
原案・ママスタ 脚本・motte 作画・カヲルーン 編集・横内みか