<うまくいかないときに読む話>人生は最初から決まっている?結婚して子どもを作ったら不幸になった
人生は選択の連続。特に妊娠や出産、子育てなどを主に担っている女性はライフイベントで大きく生活が変わりますよね。そんななかママスタコミュニティには「人生ってある程度は決まっていると思う」というタイトルで、こんな投稿がありました。投稿者さんは結婚して仕事をしているママですが、「こんなはずじゃなかった」という思いを抱えています。
『生まれたときから「あなたはこういう人生を送るんですよ、その道から外れたら大変な目に遭いますよ」という感じで、進むべき人生の道はみんな決まっている。でも生きていくうちに本人がその道を気に入らなくて、無理やり道から外れた方向に進んで行くと、どんどん嫌な目に遭ったり、大変なことに巻き込まれたりして、その道に進んだことを後悔する。
私がそうなんだけど、結婚できない一生独身実家暮らしの非正規雇用の道を進むはずだったのに、それが嫌で今の旦那と紆余曲折ありながらも無理やり結婚して、子どもを作ってフルリモート可の仕事に就いたからか、自分では防ぐことができない嫌な目にあったり、大変なことに巻き込まれることが何度もあった。もし一生独身の実家暮らしだったら、絶対こんなことに巻き込まれなかっただろうってことばかり。ここ数年嫌なことや大変なことばかりだったから、こういう考え方に辿り着いたんだけど、これもう世の中の真理じゃない?』
もともと結婚も出産も正社員の仕事をするつもりがなかったという投稿者さん。しかし旦那さんとの出会いから希望とは違う生活になったことから嫌な目に遭うことが頻発しているそうで、「独身で実家暮らし、非正規雇用の人生から外れるべきではなかった」と後悔の念を綴っていました。そこで「人間はもともと決められた人生を歩むべき」という考えに至ったと語っています。この考え方にママたちからはさまざまなコメントが寄せられています。
どんなに努力して頑張っても幸せになれないこともある?
『産まれたときから貧乏で母子家庭育ち、どんなに頑張って働いてもお金持ちにはなれない。 自分も離婚して貧困。怠けたことなんてない、真面目に働いて家事育児を頑張っているけど、人生こんなもの。諦めている。頑張っても何もいいことないよ』
投稿者さんの考え方は少し極論のようにも思えます。しかしママたちのなかには「生まれた親や環境、容姿で人生はすでに決まってしまう」といった考えを持つ人がいました。親がどのような教育を子どもにしてくれたのか、どんな学校に行ったのか、どんな友達が周囲にいたのかというのは、人格形成や進路において影響することは事実でしょう。お金がなくてできなかったことや行けなかった学校がある経験をすると、「どんなに頑張っても報われない」と思う気持ちも出てくるのかもしれません。
『生きていれば誰もが大変なことってあると思う。選んだ道ではない』
『頑張っても報われないことはあるけど、「頑張った、やるだけやった」という事実は自分の中に残るなあって、最近思う』
しかし多くのママは投稿者さんの考え方に反論していました。努力をすれば必ず報われるわけではないかもしれませんが、報われている人は努力しているものではないでしょうか。報われなくても「頑張った」実績や、自信が自分に残るというポジティブな考え方をしているママも。また楽な人生と言えるものなどなく、どんな環境に身を置いてもどんな生活をしても、辛いことや悲しいことはつきものです。自分の幸せのために努力し続けることをやめてしまうと、求める幸せからますます遠のいてしまうのではないでしょうか。
今の幸せは今の人生を選択しないと得られなかったのでは?
『その嫌なこととか大変なことはちゃんとクリアしたのかな? それとも放置している? 時間がかかってもいいので、全部終わらせておいたほうがいいと思うよ』
『今、親はあなたが家を出たから元気かもしれないよ? もし一生独身の実家暮らしだったら、親は心配をこじらせて病気になっていたかも。そうしたらやっぱり未来は変わってくる』
投稿者さんはあまりにも辛い目に遭うことが多く、違う人生を選択していたらこんなことにはなっていなかったと感じているのでしょう。しかしどんなに後悔しても人生をやり直すことなどできず、今の状況でよりよくしていくしかないですよね。まずは投稿者さんに降りかかったという嫌なことや大変なことを、一つずつクリアしてみることが大事ではないでしょうか。また今の人生を選択したからこそ生まれた幸運も絶対にあるはずです。実家を出て結婚して自分の世帯を持って頑張っているからこそ、投稿者さんの親御さんは健康で元気に暮らせている、お子さんという宝物に出会えたなど、今の幸せを再確認してみるとまた考え方も変わるかもしれません。
何を選択すると幸せになれるかではなく、自分の選択を幸せにしていくことが大事
『自分でそう思いこんでいるから、そっちの道に無意識のうちに進んでしまうんじゃない?』
『あなたは自分で選択したんだから、「我が人生に一片の悔いなし」だよ。ちなみに私も自分で選んできたから、自分の人生には悔いはない』
『「人生は思った通りにはならないが、行動した通りになる」という言葉があるよ。あなたの人生は受動的なようで、全ては自分の選択の結果とも言える』
『他責思考だからだよ。自分の今までしてきた選択に責任を持てるようになるまで、ずっと周りから影響される他人軸の人生』
筆者も投稿者さんではないですが、もともと結婚も出産もするつもりはなく、貧乏や辛い思いをしてもいいから自分の夢を追いかけながら自由に生きたいと思っていました。紆余曲折があって子どもを出産した後、子育てや仕事、夫婦関係などで辛いことが起こると、「独身のままでいればよかった」と思ってしまったことも多々。しかしいろいろな本を読んだり、人に相談したりするうちに、「どんな道を選択するかで幸せは決まらない。選んだ道を幸せにするかが大事」だと捉えられるようになりました。またたとえばお寺のお坊さんや代々続く家の長子など、生まれたときから住む場所や仕事が決まっていて、そこから逃れられない立場の人などもたくさんいます。そうした人が「実はあんな仕事をやってみたかった」と語っているのを見て、「人生を選択できることはどれほど幸せなのか」と思うこともあります。
今回も「私は自分の人生を自分で選択したのだから後悔はない」「人生は思い通りにはいかないけど、行動した通りになる」など、誰かのせいにするのではなく、自分自身で幸せを切り拓いていこうと頑張っているママたちのコメントがたくさん寄せられていました。投稿者さんも少しずつでいいから、今ある幸せを噛みしめたり、今後のためにできる努力をしたりして、自分の選択が間違えていなかったと思えるようになってほしいですね。
文・AKI 編集・有村実歩 イラスト・Ponko
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