<消えた義母>義祖母の介護を強要する義父へ「お断りします」今までの思いぶちまけろ【第9話まんが】
前回からの続き。私(リョウコ)は、夫のレイジと娘のマナ(小4)との3人暮らし。夫の実家の敷地内にある離れに住んでいます。母屋に住んでいるのは会社役員の義父(55才)と専業主婦の義母(57才)、そして認知症の義祖母(80才)と引きこもりの義弟エイタくん(22才)。しかしある日、義母は記入済みの離婚届と「おばあちゃんとエイタのことを任せます」という私宛の手紙を残して姿を消したのです。数日後、手が回らなくなった義父はついに私を呼び出しました。
義父は私たちに母屋へ引っ越し、義祖母の介護やエイタくんの世話をするよう言ってきました。しかし私は義父の言葉をさえぎるように、「施設に入ってもらいます」と返します。義母がいなくなってから、私はいろいろ調べて資料を揃えていたのです。
「おばあちゃんの面倒を見る義務は嫁にはありません。もっと言うなら、エイタくんの世話をする義務なんてもっとありません。やらないといけないのは、あなたです」私が義父に向かって言うと、レイジがその先の言葉を続けます。
案の定、義父は義母が今までしていたことをすべて私に押し付けてきたのでした。断れなくて我慢しつづけた義母。その選択がどうだったかを私が判断することはできません。けれど私のことを心配して「逃げよう」と言ってくれる娘のためにも、私は逃げる必要がないことを示したかったのです。
義父は、凝り固まった考えを感情的に押し付けてきます。こんな愚かな人をおそれる必要はありません。私は冷静に、自分たちが置かれている状況や今後の対策について話します。一方でレイジは昔から父親に思うところがあったようで、これまでの想いが溢れてきたかのように訴えかけていました。
【第10話】へ続く。(明日配信予定)
原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・りますけ 編集・井伊テレ子