<消えた義母>押し付けじゃない!苦労してきた義母が「任せます」込められた思いは?【第8話まんが】
前回からの続き。私(リョウコ)は、夫のレイジと娘のマナ(小4)との3人暮らし。夫の実家の敷地内にある離れに住んでいます。母屋に住んでいるのは会社役員の義父(55才)と専業主婦の義母(57才)、そして認知症の義祖母(80才)と引きこもりの義弟エイタくん(22才)。私は、いろいろ気を使ってくれる義母のことを常に気に掛けていました。しかしある日、義母は私宛の手紙を残して姿を消したのです。私は義母のために何ができるのでしょう。
義母は自分が介護で苦労をしてきた人です。私たちが義実家の離れに住むことが決まったときも「本当にいいの?」と何度も確認してきたのです。「別に離れに住まなくても、他にもマンションとかあるでしょ。そっちの方がいいんじゃない?」
レイジはずっと義母のことを見守り、義母が自分の足で立ち上がる日を待ち望んでいたのです。そして義母がいなくなってから数日。夫が頻繁に駆り出されていましたが、手が回らなくなったのでしょう。とうとう私が義父から呼び出されました。
出ていった義母から連絡が入ることはありませんでした。今どこで何をしているのかもわかりません。義母がいなくなった義実家では特に、認知症の義祖母の世話が大変だったようです。夫も駆り出されていましたがなかなか仕事との両立は難しかったようで、とうとう義父から「話がある」と私が呼び出されてしまいます。
義父の話の内容は、おおかた予想がついています。義祖母の介護のことでしょう。
しかし義母が最後の手紙に託した「おばあちゃんとエイタのことは任せます」という言葉は、私に介護をしてくれという話だったのでしょうか?
義母の人柄を考えれば、私はそういう意味ではないだろうと思っています。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・りますけ 編集・井伊テレ子